できあがりサイズ 約 W16.5×H7
今回はマスクの下にはさんで使う大臣マスク(舟形マスク)タイプのインナーマスクの作り方をご紹介します。一般的なサイズのマスクに合わせて作りましたが、手持ちのマスクのサイズに変えても作れます。
夏にぴったりの涼しいマスクにも応用できます!
マルイシのおすすめ生地で夏用マスクにぴったり3種類を使用しました。
裏地なし、布1枚でとても簡単にできるので、夏こそ手作りがおすすめです。
少ない生地でもできるので、はぎれを活用してもいいですね。
もくじ
準備するもの
- 生地(マスク1枚につき) 20×22cmくらい
- ハサミ
- 糸
- 定規
- まち針またはクリップ
- チャコペンや赤鉛筆など印つけ用のペン
- アイロンまたはコロコロオープナー
インナーマスクを作るために使った生地
綿ポリ 混紡 ポプリン ギンガム 5mm 50cm単位 110cm幅 【商用可能】
商品番号 6526-103
ネイビー
を使用しました。
綿ポリ 混紡 コードレーン 50cm単位 110cm幅 【商用可能】
商品番号 m5301-a
ネイビー
を使用しました。
綿ポリ 交織 ダンガリー ギンガムチェック 50cm単位 110cm幅 【商用可能】
商品番号 4520
ペールラベンダー
を使用しました。
1枚で涼しい!インナーマスクを早速作ってみよう
インナーマスクの作り方は大きく分けると次の3工程です。
- 手持ちのマスクの長さをはかり、型紙を用意するか直接生地に線を引く
- 生地を裁断する
- ミシンで縫う
順番にご紹介します。
1.手持ちのマスクの長さをはかって型紙を用意しよう
横、たての長さをはかる
写真の赤線の部分の長さをはかります。この長さにそれぞれ5㎝足した長さで型紙を作っていきます。
直接生地の上に線を引いてもいいです。
型紙を作る
今回は、横×たて=22×20㎝の型紙で作っていきます。
手持ちのマスクに合わせて作れますが、ごく一般的な、
横×たて=16.5~17㎝くらい×15㎝くらいのマスクはこのサイズでOKです。
kcotonさんの動画でこのサイズで作られています。
2.生地を裁断しよう
まず生地を裁断します。何枚か作るときは、まとめて裁断しておくと便利です。
今回は、綿ポリポプリン、綿ポリコードレーン、綿ポリダンガリーの3種類で作ってみます。
作り方はチェックの柄で長さの目安が作りやすい綿ポリポプリンの生地でご紹介します。
3.ミシンで縫っていこう
上下を縫う
上下を1㎝で2回折りクリップなどで固定します。
固定できたら、端にミシンをかけます。
両端同じ工程で行いましょう。
裏返して4.5㎝下側を折り上げて、クリップなどでとめます。
折る順番は、上からでも下からでも構いません。折る長さは、しっかり測ったほうが出来上がりがきれいですよ♪
その後上側も同じく4.5㎝折り下げて、クリップなどでとめます。
アイロンやコロコロオープナーなどで折り目をつけます。
上下の折ったところの端に、それぞれミシンをかけます。
四隅をカットして重ねる
四隅の3㎝正方形の部分をカットします。
先に作ったものやはじめにカットした角のところ(3×3㎝正方形)を型紙代わりに置いてカットすると便利ですよ♪
カットできたら、いったん畳んでおいてみましょう。
裏表の間違いなどが防げます。
この状態で表側にある生地を折って仕上げていきます。
上側の生地を端まで折り上げたところ(写真の①)と、折り上げた部分の端から1㎝のところ(写真の②)に印をつけます。
残りの四隅のところも同様に印を付け、クリップでとめておきます。
折り上げて先ほどつけた印同士を合わせてクリップなどで留めます。
重ねたところは少し斜めになる(30°くらい?)感じです。細かく気にしなくても大丈夫。
サイドを縫って仕上げる
横になる部分を1㎝で2回折ってクリップなどで留めます。
端(赤点線)を縫えば完成です!
インナーマスクにも、マスクにも!
今回ご紹介した作品は、インナーマスクとしてこのまま使用してももちろん良いですが、サイドにゴムを通せばマスクになります。1枚仕立てなので暑い季節におすすめのマスクです。息もしやすく、夏にぴったりの涼しさで快適ですよ。
インナーマスクとして
広げて内側に重ねます。
マスクとして
ゴムを通してマスクに仕上げました。3サイズで作ってみたら、家族みんなにぴったりのサイズができました!顔にフィットしてきれいに見えるので使いやすいです。
高さは変えず、横の長さを少しずつ変えています。縫い方は同じです。
インナーマスクは、横×たて=22×20㎝の生地(型紙)で作っています。
マスクアレンジのサイズは、
L(男性用) 横×たて=25×20㎝
M(女性用) 横×たて=23.5×20㎝
S(kids用) 横×たて=22×20㎝(インナーマスクと同じ)で作りました。
家族おそろいの涼しいマスクやインナーマスクを作ってみてくださいね♪
生地の違いによる感想
最後に、3種類の生地をマスクに使用してみての感想です。
生地名 | 感想 | |
綿ポリ 混紡 ポプリン ギンガム 5mm 50cm単位 110cm幅 【商用可能】 商品番号 6526-103 ネイビー | 個人的には一番扱いやすくマスクが作りやすかったです。 | |
綿ポリ 混紡 コードレーン 50cm単位 110cm幅 【商用可能】 商品番号 m5301-a ネイビー | 凹凸があって肌に触れる部分が少なくなるので、こちらも暑い季節にぴったりだと思いました。 | |
綿ポリ 交織 ダンガリー ギンガムチェック 50cm単位 110cm幅 【商用可能】 商品番号 4520 ペールラベンダー | 夏に快適に過ごせる生地であると同時に、通年使える使い勝手の良い生地だと思いました。 |
今回使った生地
綿ポリ 混紡 ポプリン ギンガム 5mm 50cm単位 110cm幅 【商用可能】
商品番号 6526-103
ネイビー
を使用しました。
綿ポリ 混紡 コードレーン 50cm単位 110cm幅 【商用可能】
商品番号 m5301-a
ネイビー
を使用しました。
綿ポリ 交織 ダンガリー ギンガムチェック 50cm単位 110cm幅 【商用可能】
商品番号 4520
ペールラベンダー
を使用しました。
今回参考にした動画
今回の作品は、kcotonさんの【一枚仕立て【簡単インナーマスクの作り方】どんなプリーツマスクでも計算式★アイリスオーヤママスクを見本にを参考に作りました。
縫いナビの記事や動画を見ながら一緒に作品を作ってみてくださいね。
今回は綿ポリポプリン、綿ポリコードレーン、綿ポリダンガリーを使用しました。
いずれもサラッとしていてハリがあり、夏のマスクにとても適しています。
1枚で作るので、柔らかすぎる生地よりもハリがある生地がおすすめです。