今回はハンドメイドを始めるのにぴったりな、つけ襟スタイ3種類セットの作り方をご紹介します。つけ襟をしているような、おしゃれなスタイです。フォーマルな場にもピッタリです!3種類それぞれ雰囲気が違うので、お好みの形をぜひ作ってみてはいかがでしょうか?
もくじ
準備するもの
- 型紙
- 生地
- サテンリボン 50cm
- 8コールゴム 35cm
- ゴム通し
- 目打ち
- チャコペン(フリクションでもOK)
- まち針(クリップでもOK)
- アイロン
- ミシン、ハサミ、糸
つけ襟スタイを作るのに使った素材
揉み込んだ とろける 国産 ダブルガーゼ 全34色 50cm単位 0.50mm 110cm幅 【商用可能】
シエルブルー
商品番号 3250
やや薄手の透けないコットンブロード 花柄 プリント 50cm単位 108cm幅 【商用可能】
ブルー
商品番号 kts6746
ナチュラル両面サテンリボン 【商用利用可】
ペールグレー
商品番号 131-700
ライクラ 8コールゴム 5mカット済 【商用可能】
商品番号 8c-gomu
早速つけ襟スタイを作ってみよう
つけ襟スタイを作るには大きく分けて5つの工程があります。
- 型紙を用意する
- 生地を裁断する
- 下準備(印付け、アイロン)
- リボンをつける
- 本体を縫う
ポイントは丁寧にアイロンをかけることと、しっかり印をつけることです。
簡単にできるので、この5つの工程についてゆっくりみていきましょう。
1.型紙を用意しよう
まずは型紙の用意をします。下のリンクから購入できますよ!縫い代付きなので、届いてすぐに生地を裁断することができますよ。
【縫い代付き】10-012 つけ襟スタイ 3種類セットの型紙【商用可能】
商品番号 10-012
2.裁断しよう
生地を型紙に沿って裁断します。
「わ」の取り方
「わ」とは、生地を二つ折りにした折り目部分ことを言います。
型紙の幅に合わせて無駄が出ないように折りたたんでください。生地の折り目部分に、「わ」と書かれている線を合わせるように型紙をおいて裁断します。
①うさ耳を作ろう
うさ耳をつけない場合は次の工程に進んで下さい。
表布と裏布を中表にして合わせ、縫い代1㎝で縫います。
生地の表と表を内側にして合わせることです。
布端から1㎝のところを縫うことです。ミシンのガイド線1㎝に合わせて縫いましょう。ミシンのガイド線がない場合は、針から1㎝のところにマスキングテープを貼っておくと便利です。
ミシンの縫い始めと終わりは必ず返しぬいをしましょう。
縫い代を半分(0.5㎝)にカットし、カーブ部分に切り込みを入れます。
生地を表に返します。
中心に向かって両端を内側に折ります。
折った部分を縫いとめます。これでうさ耳の完成です!
②くま耳を作ろう
くま耳をつけない場合は次の工程に進んで下さい。
表布と裏布を中表にして合わせ、縫い代1㎝で縫います。
縫い代を半分(0.5㎝)にカットし、カーブ部分に切り込みを入れます。
生地を表に返します。指の腹を使って形を整えましょう。
下端の合い印を合わせるようにして、タックを作ります。
左耳と右耳で合わせる向きが違うので注意しましょう。
タック部分を縫いとめて、くま耳の完成です。
フリル衿スタイの作り方
縫う前の準備として、生地の表裏が分かりづらい場合はマスキングテープ等を裏側に貼って目印をつけておきましょう。
耳をつける場合
端から5㎝のところに仮止めしておきます。耳の向きを間違えないように注意です!
本体を縫おう
半分に折りたたみ、返し口をあけて(5~6㎝ぐらい)縫い代1㎝で縫います。
縫い代の角をななめにカットします。
返し口から、生地を表に返します。
角は目打ちを使ってキレイに出しましょう。
アイロンで形をととのえたら、返し口を閉じるため両端から2㎜のところを縫います。
下端から2㎝ずらして折りたたみます。
折り目から2㎝のところを縫います。ここがゴム通し口になります。
8コールゴムは35cmを1本、リボンは25cmを2本用意します。
リボンの端は斜めにカットして、ほつれ止めを塗るかライターなどで焼き止めます。
ゴムの両端にリボンを縫いとめてつなげます。
ゴム通し口にゴム付きリボンを通します。リボン先が中に引っ込まないように、リボンの後ろ端にクリップをつけましょう。
リボン付きゴムが通りました。
ゴムが見えないように中に引き込み、リボンを縫いとめます。端の縫い目に沿って縫うといいですよ!
リボンを結んで完成です!
ダブルガーゼの柔らかい生地がフリル襟にピッタリです。
セーラー襟スタイの作り方
工程【2.生地を裁断しよう】までは完了している状態です
下準備をしよう
リボン付け位置に小さく切り込み(0.3~0.4㎝)をいれます。型紙も一緒に切るといいですよ。(生地は「わ」にした状態です。)
今回はコーデュロイ生地で作ります。薄手の生地で作る場合は、キルト芯をはさんでもよいです。(丸襟スタイの作り方でキルト芯の付け方を説明しています。)
リボンをつけよう
リボンは25cmを2本用意します。
リボンの端は斜めにカットして、ほつれ止めを塗るかライターなどで焼き止めます。
リボン付け位置にリボンを仮縫いします。
耳をつける場合は、中心から5㎝のところにつけましょう。
耳とリボンを後ろにしたい場合は、リボンを仮縫いした方の中心のところに耳を仮縫いしてください。
耳の向きに注意して付けましょう!
本体を縫おう
本体のまわりを返し口を5~6㎝あけて、縫い代1㎝で縫います。
返し口の場所はリボン付け位置を避けると良いですよ。
角の縫い代をカットし、カーブ部分に切り込みを入れます。縫い目を切らないように注意しましょう。
生地を表に返します。角は目打ちで出して、形を整えます。
返し口をコの字とじします。
セーラー襟スタイの完成です。襟の後ろにくま耳がくるので、後ろ姿がとってもキュートです!
使用した生地
ちょっと太めのしっかり8ウェールコーデュロイ コットン 50cm単位 【商用可能】 144cm幅
アイボリー
商品番号 8220
ナチュラル両面サテンリボン 【商用利用可】
ブラック
商品番号 131-700
丸襟スタイの作り方
工程【2.生地を裁断しよう】までは完了している状態です
下準備をしよう
印をつける
リボン付け位置に小さく切り込み(0.3~0.4㎝)をいれます。型紙も一緒に切るといいですよ。(生地は「わ」にした状態です。)
キルト芯をつけます。本体と同じ型紙で、キルト芯を裁断してください。
薄手の生地はキルト芯をつけると良いですよ。ふんわりと厚みがでて、吸水性もアップしますよ!
リボンをつけよう
リボンは25cmを2本用意します。
リボンの端は斜めにカットして、ほつれ止めを塗るかライターなどで焼き止めます。
リボン付け位置にリボンを仮縫いします。
耳をつける場合は、中心から5㎝のところにつけましょう。
耳とリボンを後ろにしたい場合は、端から5cmのところに耳を仮縫いしてください。
本体を縫おう
キルト芯をつける
本体を中表に合わせ、その上にキルト芯を合わせます。
返し口をあけて、縫い代1㎝で縫います。(返し口は、リボン付け位置をさけましょう。)
縫い代の角をカットし、カーブ部分に切り込みを入れます。
生地を表に返します。
返し口をコの字とじして完成です。
使用した生地
綿ポリ 交織 ダンガリー ギンガムチェック 50cm単位 110cm幅 【商用可能】
3㎜/ココア
商品番号 4520
ナチュラル両面サテンリボン 【商用利用可】
ライトブラウン
商品番号 131-700
いろいろな生地・組み合わせで作ってみよう
生地を変えて作ってみました。秋冬には温かみのあるコーヂデュロイ生地がぴったりです。フリル襟はギャザーが寄るので、薄手の生地で作るのがおすすめです。
コットン 21ウェール シャツコーデュロイ 50cm単位 【商用可能】
フラミンゴ
商品番号 8200
セーラー襟スタイはフォーマルな雰囲気にもぴったりです。
綿ポリ 交織 グレンチェック 50cm単位 112cm幅 【商用可能】
濃ブラック
商品番号 8000-15-1
丸襟スタイはシンプルな形なので、どんな生地にも合いますよ!
スタイの形・耳あり・耳なしや、生地を変えたりして自分好みのいろいろなスタイを作ってみて下さい♪
今回使った素材
揉み込んだ とろける 国産 ダブルガーゼ 全34色 50cm単位 0.50mm 110cm幅 【商用可能】
ナイトブルー
商品番号 3250
ナチュラル両面サテンリボン 【商用利用可】
商品番号 131-700
ライクラ 8コールゴム 5mカット済 【商用可能】
商品番号 8c-gomu
ここまでは3種類とも同様の作り方です。
以下、①うさ耳②くま耳・3種類のスタイの作り方をそれぞれ紹介していきます!