今回はハンドメイド初心者さんも簡単に作れる、スカートに見えるキュロットスカートの作り方をご紹介します。動きやすいのにかわいく履けるので、ぜひお子様に作ってみてはいかがでしょうか?
サイズ(㎝) | 80 | 90 | 100 | 110 | 120 |
丈(㎝) | 22 | 24.5 | 27 | 29.5 | 32 |
股上(㎝) | 18.5 | 20 | 21.5 | 23 | 24.5 |
もくじ
今回参考にした動画
* Baby&Kids * Handmadeさんの動画を参考にキュロットスカートを作りました。
動画で作り方の手順を確認しておくと、失敗も少なくなると思うのでこちらもぜひご覧ください。
準備するもの

- 生地 下記表を見て作りたいサイズに合わせて用意してください
- ゴム(1㎝幅) お子様のウエスト×0.8+2
寸法を測るのが面倒な方は下記表を参考にしてください - チャコペン(フリクションでもOK)
- まち針(クリップでもOK)
- アイロン
- ミシン
- ハサミ
- 糸
サイズ(㎝) | 80 | 90 | 100 | 110 | 120 |
横×縦(㎝) 2枚 | 88×28 | 91×30.5 | 94×33 | 97×35.5 | 100×38 |
ゴム(㎝) | 40 | 42 | 44 | 46 | 48 |
キュロットスカートを作るのに使った生地

コットンっぽい ナイロン ウェザー 50cm単位
エクリュ 1m
商品番号 4350 ¥1,078税込

綿ポリ 交織 ダンガリー ウィンドウチェック 50cm単位
ブラウン 1m
商品番号 6000-29 ¥550税込
縫いやすさは綿ポリダンガリーの方が縫いやすいです。出来上がりのシルエットはナイロンウェザーの方が個人的に好きでした!
早速キュロットスカートを作ってみよう
キュロットスカートを作るには大きく分けて7つの工程があります。
- 型紙を用意する
- 生地を裁断する
- 股下を縫う
- すそを縫う
- 股上を縫う
- ウエストを縫う
- ゴムを通す
ポイントはしっかりとアイロンをかけることと前後ろを間違えないことです。
簡単に作れるので、この7つの工程についてゆっくりみていきましょう。
1.型紙を用意しよう

上の図を見て生地に直接線を引いてもいいですが、方眼紙などで型紙を作っておくと、同じものを作るときにまた線を引く必要がないので便利です。横幅が長いので、前と後ろのカーブ部分だけ型紙を作るのがおすすめです。赤線部分が裁断する線です。

110㎝サイズの場合は前側26.5×4㎝、後ろ側26.5×8㎝の長方形を書いてからカーブ部分を書いていきます。
2.生地を裁断しよう

生地を中表(生地の表と表を内側)にして裁断します。
縫う前の準備として、生地の表裏とキュロットの前後ろが分かりにくいので、生地裏の後ろ側にマスキングテープを貼って目印をつけましょう。カーブが大きいほうが後ろです。
3.股下を縫おう
1枚ずつ縫っていきます。2枚目も同様に縫いましょう。

1枚ずつ生地を中表に折り、股下(赤点線)を合わせて縫います。ミシンの縫い始めとおわりは必ず返しぬいをしましょう。

ミシンのガイド線がない場合は、針から1㎝のところにマスキングテープを貼っておくと便利です。

縫った股下の端にジグザグミシンをかけます。
ミシンの機能に裁ち目かがりがある場合は、裁ち目かがりで布端を処理したほうがきれいなのでおすすめです。
4.すそを縫おう
股下の縫い代は後ろ(おしり)側に倒しておきます。

すそを三つ折りします。アイロン定規を使うと簡単に折り目をつけられます。
まずは1㎝の線にあわせてアイロンで折り目をつけます。

さらに1.5㎝の線にあわせて折り目をつけます。自作のアイロン定規を作るのもおすすめです。
厚紙に0.5㎝間隔で線を引きます。(5㎝ぐらいまであると良いと思います)
穴あけパンチでアイロンの熱を逃がす穴をあけて出来上がりです。

すその折ったところ(赤点線)をぐるり1周縫います。もう1枚も同じ様に縫いましょう。
5.股上を縫おう

縫った生地の1枚だけ表にひっくり返して、もう1枚の生地の中に入れます。

股上のカーブ部分を合わせて中表にします。

股上のカーブ(赤点線)を縫い代1㎝で縫います。後ろ側にゴム通し口を1.5㎝あけておきます。股下の縫い目を合わせるのがポイントです。

ゴム通し口から0.5㎝下のところに1枚だけ切り込みをいれます。縫い目まで切らないように注意しましょう。

切り込み下のところから2枚一緒にジグザグミシンをかけます。切り込みから上の部分はジグザグミシンしなくて大丈夫です。
6.ウエストを縫おう

股上の縫い代は右側に倒します。

切り込みを入れた部分を開きます。ここがゴムの通し口になります。

ウエストを三つ折りをします。まずは1㎝折ります。アイロンをしっかりかけましょう。

さらに2.5㎝折ります。サイズタグをつけたい場合は、ここでウエスト部分に挟み込みます。

折った下端と上端から1㎝内側のところ(赤点線)を縫います。

縫う距離が長いですがあと一息なのでがんばりましょう。
7.ゴムを通そう

ゴムを通します。ゴムの端にクリップなどをつけておくと、中に引き込まれることがなく簡単にできるのでおすすめです。ゴムがねじれないように気をつけましょう。

ゴムを通せたら重ねて縫い留めます。ゴム幅が狭いので、手縫いで縫い留めたほうが簡単です。
ゴムを伸ばしてギャザーを均等にしたら完成です。ゴム通し口があるほうが後ろになります。

短め丈ですが、ギャザーがたっぷりでとっても可愛くはけると思います。

スカートに見えますが、股下は上の写真のように分かれています。
前後ろが分かりにくいのでお子様が自分で履けるように目印でリボンやタグをつけるのがおすすめです。

タグの両端1㎝を折り込んで周りを縫います。

リボンの結び目部分を手縫いで縫い付けます。取れないように何度か繰り返し縫い付けましょう。

同じ布でリボンを作ってつけてもかわいいですね。
何着あっても困らないので、生地や飾りを変えたりしてハンドメイドならではの楽しみ方をしてみてください。
今回使った生地

コットンっぽい ナイロン ウェザー 50cm単位
エクリュ 1m
商品番号 4350 ¥1,078税込

綿ポリ 交織 ダンガリー ウィンドウチェック 50cm単位
ブラウン 1m
商品番号 6000-29 ¥550税込
上記より厚めの生地を使う場合は股のカーブはそのままで、横幅を短くしてギャザーを少なくしましょう。
今回は110㎝サイズを作るので、横97㎝×縦35.5㎝の生地を2枚・ゴムを46㎝用意します。