使用した『はさみ』左から
- 裁ちばさみ 約27×8cm
- 紙切りばさみ 約21.5×7.5cm
- 子供用はさみ 約15×6cm
お気に入りのハギレを活用した、簡単かわいい『はさみケース』の作り方を紹介いたします。
今回は『ベビーポシェット』で使用したシンプルかわいい綿ポリキルト生地と綿ポリ織ドットの余ったハギレ生地を使って作りました。
洋裁初心者の方にもわかりやすく、説明を細かくしています。
お手持ちのはさみのサイズに合わせてサクッと簡単に作れるので、お子様用にも大好きな生地やお気に入りのハギレでぜひ『はさみケース』を作ってみて下さい。
今回参考に参考にした動画
今回はBaby&Kidsさんの動画を参考にいたしました。
ぜひこちらの動画もご覧ください!
準備するもの
- 表生地 綿ポリ キルト(他の生地でも作れますが、キルトや帆布以外は表生地の裏側にキルト芯やドミット芯をつけるとしっかりとした『はさみケース』になります。)
本体 26cm×22cm 、ふた 10cm×11cm - 裏生地 綿ポリ ダンガリー織ドット
本体 26cm×22cm 、ふた 10cm×11cm - 『はさみケース』に入れる『はさみ』
今回は紙切りばさみ 約21.5×7.5cm - スナップ 1組
- チャコペン(フリクションでもOK)
- まち針(クリップでもOK)
- 目打ち
- ハサミ
- 定規
- アイロン
- ミシン
- 糸
今回使った生地
綿ポリ 交織 ダンガリー キルト 50cm単位 106cm幅 【商用可能】
使用した生地
ペールラベンダー/106cm幅×50cm
商品番号 4500-quilt ¥924税込
綿ポリダンガリーのキルトなので、生地がしっかりしていてカーブなどの丸みもキレイに仕上がります!無地で落ち着いた色合いなので、柄物との相性も抜群です!
綿ポリ 交織 ダンガリー 織ドット 50cm単位 110cm幅 【商用可能】
使用した生地
ペールラベンダー/110cm幅×50cm
商品番号 7000 ¥682税込
綿ポリダンガリーの淡い色味がドットの織り柄と相まってたまらなく可愛いです!生地の厚みも薄すぎず厚すぎずミシンで縫いやすくてオススメです。
早速はさみケースを作ってみよう
はさみケースを作るのには大きく分けて7つの工程があります。
- 型紙を準備しよう
- 生地を裁断しよう
- ふたを縫おう
- 本体を縫おう
- 本体とふたを縫い合わせよう
- 表に返してステッチ(抑えミシン)をかける
- スナップをつけよう
この7つの工程についてゆっくりみていきましょう
1.型紙を準備しよう
コピー用紙や、方眼紙などではさみケースの型紙を作ります。
今回のはさみケースの作り方はBaby&Kidsさんの動画を参考にいたしました。
それでは、はさみケースの型紙を作っていきましょう。
お手持ちのはさみがおさまる大きさの紙を準備します。
はさみの縦のサイズが22cmより大きい裁ちばさみは、A4のコピー用紙よりA4クリアファイルなどが入る大きめの封筒で丁度いいサイズでした。
子供用のはさみなど、縦のサイズが15cmくらいのはさみはB5のコピー用紙で間に合いますよ!
はさみの縦のサイズが22cm以内だとA4サイズで間に合います。
『お手持ちのはさみ』の大体の大きさを型どります。
このままの大きさだとはさみを入れた時にきつさが出てしまうので、今回は型どった線より1cmくらい外側に線を引いていきましょう。(赤点線)
大まかで構いませんので、細長い楕円を描くような形にします。
はさみに沿った形が良い方は『お手持ちのはさみ』に沿って型紙を作りましょう。
今回は左右対象くらいになるように、はさみケース本体の型紙を作っていきます。
本体の型紙を縦半分に折って作ると左右対象になるので半分に折って作っていきましょう。
先ほど引いた線よりも1cm縫い代をつけるので1cm外側をカットして、はさみケース本体の型紙を作ります。
はさみケース本体の出来上がりの線を細めのマジックでなぞりましょう。
マジックでなぞった内側が完成サイズの目安になります。
次に、はさみケースふたの型紙を作ります。
本体型紙の上に新たにふた用の型紙を置きます。上から2cmのとこに本体の上部分が重なる様にふたの型紙を置きましょう。縦の出来上がりの線を3〜4cmほどなぞります。
はさみケースふたは、本体よりも横幅を少し細くするのでマジックでなぞった本体の出来上がり線よりも0.5cm内側くらいに印をつけます。
縦の長さはお好みですが、今回はマジックでなぞった線より7cm下に印をつけて、四角く線を引きましょう。
お好みのカーブをつけたら、はさみケースふたの型紙になります。
続いて、はさみケースふたの型紙に縫い代をつけていきます。
先ほど、はさみケースふたの上部分にはさみの厚み分を含めた2cmの縫い代をつけているので、上部分以外のまわりに1cmの縫い代をつけましょう。
はさみケースふたも縫い代をつけた線の外側をカット出来たら、はさみケースの型紙の完成です。
2.生地を裁断しよう
はさみケースの型紙の準備が出来たら生地を裁断していきます。
- 紙切りばさみ 約7.5×21.5cm
準備する パーツ | 横×縦 | 準備する枚数 | |
ふた | 表生地 | 11cm×10cm | 1 |
裏生地 | 11cm×10cm | 1 | |
本体 | 表生地 | 22cm×26cm ※生地に上下がある場合 (12cm×26cm) | 1 ※生地に上下がある場合 (2枚) |
裏生地 | 22cm×26cm ※生地に上下がある場合 (12cm×26cm) | 1 ※生地に上下がある場合 (2枚) |
- 子供用はさみ 約6×15cm
準備する パーツ | | 横×縦 | 準備する枚数 |
ふた | 表生地 | 7.5cm×7cm | 1 |
| 裏生地 | 7.5cm×7cm | 1 |
本体 | 表生地 | 19cm×20.5cm ※生地に上下がある場合 (10.5cm×20.5cm) | 1 ※生地に上下がある場合 (2枚) |
| 裏生地 | 19cm×20.5cm ※生地に上下がある場合 (10.5cm×20.5cm) | 1 ※生地に上下がある場合 (2枚) |
- 裁断ばさみ 約8×27cm
準備する パーツ | | 横×縦 | 準備する枚数 |
ふた | 表生地 | 12cm×10.5cm | 1 |
| 裏生地 | 12cm×10.5cm | 1 |
本体 | 表生地 | 24.5cm×32cm ※生地に上下がある場合 (13cm×32m) | 1 ※生地に上下がある場合 (2枚) |
| 裏生地 | 24.5cm×32cm ※生地に上下がある場合 (13cm×32cm) | 1 ※生地に上下がある場合 (2枚) |
表は生地のサイズの目安なので、はさみケースの型紙によってサイズが異なります。
準備した、はさみケースの型紙に応じて生地を用意して下さいね。
それでは、表を参考に生地を準備して
はさみケース型紙に沿って裁断しましょう。
ウラ面が上になるように、はさみケース本体の型紙を置きましょう。フリクションペンやチャコペンで線を引き、型紙をなぞっていきます。
はさみケースのふたも同じように、型紙をなぞりましょう。
はさみケースの型紙を生地に写せたら、カットしていきましょう。
表生地も同様に、はさみケースの型紙を使って裁断します。
- 表生地で必要なパーツ
本体 2枚・ふた 1枚
- 裏生地で必要なパーツ
本体 2枚・ふた 1枚
3.ふたを縫おう
ミシンを使って、はさみケースのパーツを組み合わせて縫っていきます。
まずは、はさみケースのふたの表生地と裏生地を内側におもて面がくるように合わせます。
クリップなどで固定し、縫い代1cmで縫います。
クリップでとめる時は、ずれたりしないように下の生地もしっかりクリップでとまっているか確認しましょう。
赤い点線の上をミシンで縫っていきます。
縫い代は1cmです。縫い始めと縫い終わりは返し縫いをします。
生地の端をミシンの1cmのガイドに合わせながら縫うと、まっすぐきれいに縫うことが出来ます。
ミシンは縫い幅をできるだけ小さくして縫ってみてください。
縫い合わせでは2mmくらいの幅で縫うのがオススメです。
カーブの形をきれいに表現することができます。
カーブはゆっくりと縫いましょう。1〜3針ごとに布端がガイドに合うよう生地を少しずつずらしながら縫っていくとキレイに仕上がります。
はさみケースのふたが縫えたら、縫い代を0.5cmほどカットします。
縫い代のカットが出来たら、カーブ周辺に2mmくらいの深さの切り込みをいれます。
カーブに切り込みをいれたら、生地を表側に返します。
アイロンで形を整えましょう。
生地の布端から0.5cm内側にミシンをかけていきす。
縫い幅を2.5mmくらいでミシンをかけると縫い目がはっきりと見えてきれいに仕上がります。この時も、カーブはゆっくり丁寧に縫いましょう。
4.本体を縫おう
それでは、はさみケースの本体を合わせて
縫っていきましょう。
はさみケースの本体を内側におもて面がくるように合わせて、クリップ等で留めていきます。
この時もクリップでとめるときは、ずれたりしないよう、下の生地もしっかりクリップでとまっているか確認しましょう。
本体生地をクリップでとめたら、縫い代1cmで縫います。
縫い始めと縫い終わりは返し縫いをします。
こちらもカーブはゆっくりと丁寧に縫いましょう。
1〜3針ごとに布端がガイドに合うよう生地を少しずつずらしながら縫っていくとキレイに仕上がります。
表生地の本体が縫えたら、はさみの先端部分のカーブの縫い代を0.5cmほどカットします。
本体の縫い代をカットできたら、カーブに沿って2mmくらいの深さの切り込みをいれます。
切り込みを入れる時には、縫い目まで切らないように気をつけてカットしましょう。
切り込みを入れたらおもてに返してアイロンで形を整えましょう。
先端部分は返しづらいので定規など先の長いもので押し込みながら整えます。
裏生地も表生地と同様に縫っていきます。
上から4cmほどのところに4~5cmの返し口を1か所あけておきましょう。
縫い代1cmで縫っていきます。
こちらも縫い始めと縫い終わりは返し縫いをしましょう。
返し口とはひっくり返す時の入り口のことです。
閉じてしまうと、生地がひっくり返せないので注意しましょう。
裏生地の本体が縫えたら、表生地と同じようにはさみの先端部分のカーブの縫い代を0.5cmほどカットします。
縫い代をカット出来たら、カーブに沿って2mmくらいの深さの切り込みをいれていきましょう。
切り込みをいれたらアイロンで形を整えましょう。
5.本体とふたを縫い合わせよう
今度は、はさみケースの本体とふたを縫い合わせていきましょう。
本体とふたのおもて面が内側になるように、それぞれの中心を合わせてクリップでとめます。
厚みがあるのでクリップで留めるのがオススメです。
本体生地をクリップでとめたら、縫い代1cmで縫います。
縫い始めと縫い終わりは返し縫いをします。
表生地本体とふたをずれないようにミシンで仮止めしていきます。
仮止めは布端から0.5cmを縫っていきましょう。
縫い始めと縫い終わりには必ず返し縫いをしてください。
本体の縫い代部分は厚みが出てしまうので、必ず開いておきましょう。
ガイドに合わせながら縫ってきますが、ミシンの押え金の幅が0.5cmの場合は、押え金の端と布端を合わせると縫いやすいです。
仮止めが出来たら、次は表生地と裏生地に合わせて縫っていきます。
表生地を裏生地の中へ、生地が中表になるように入れます。
縫い代は厚みが出ないように縫い代を開いた状態で固定します。
表生地と裏生地の縫い目を合わせてクリップでとめましょう。
縫い代1cmで縫い合わせていきます。縫い口が狭いので、焦らずガイドに合わせながらゆっくりと縫いましょう。
他の部分の生地まで縫い込まないように気をつけましょう!
ガイドに合わせて表生地・裏生地の縫い代が開いているか確認して縫うとキレイに仕上がります。
縫い終わりは返し縫いをします。
6.表に返してステッチ(抑えミシン)をかけよう
返し口から表生地をひっくり返しましょう。
ゆっくりと表生地を出していきましょう。
ひっくり返したら、返し口にアイロンをかけて返し口を閉じます。
返し口の縫い代を内側に1cm折り込んで布端をピッタリと合わせて留めましょう。
手縫いでも、ミシンでも良いですが、今回はミシンで縫い合わせました。
返し口をミシンで縫っていきましょう。布端から1~2mmをミシンで縫います。
布端のギリギリのところなので、ゆっくりと縫いましょう。
縫い始めと縫い終わりは返し縫いをします。
返し口を閉じたら、裏生地を表生地の中に入れて布端をアイロンで整えましょう。
先端部分は定規など先の長いもので押し込みながら整えます。
アイロンで整えたら、表生地と裏生地がずれないようにまち針で固定します。
まち針で固定ができたら布端から0.5cmの幅でステッチをかけます。
この時も、縫い幅を2.5mmくらいでステッチ(抑えミシン)をかけるときれいに仕上がります。
いよいよ完成まであと少しです。
7.プラスナップをつけよう
最後にプラスナップをつけて完成です。
まずは、ふたからプラスナップをつけていきます。
今回はふたの先から2cmのふた中心ところに1か所つけます。
印をつけたら、おもて面からウラ面に向かってまっすぐに目打ちで穴をあけます。
本体にまで目打ちで穴を開けてしまわないように気をつけましょう!
目打ちで穴が開けられたら、
ふたのおもてには『ヘッド』を差し込み、ウラには『ゲンコ』をはめ込みます。
手でまっすぐに力を入れて、パチンと音がするまでとめましょう。
ふたのプラスナップがつけおわったら、本体にもプラスナップをつけていきましょう。
本体も同じように目打ちで穴を開けます。
今回は本体の端から4.5cmの中心ところにつけます。こちらもおもて面からウラ面に向かってまっすぐに目打ちで穴をあけましょう。
この時も本体の反対側の生地にまで目打ちを通さないように注意します。
本体のおもてには『バネ』、ウラには『ヘッド』をはめ込みます。
同様に手でまっすぐに力を入れて、パチンと音がするまでとめましょう。
プラスナップは手でつけられる100円ショップのプラスチックスナップがお手頃で便利です。
〜おすすめのアレンジ〜
ふたにバイアステープを使う場合
ふたにバイアステープを使う場合の作り方も紹介いたします。
こちらでは、子供用のはさみの型紙で、ハンディプレスのプラスナップを使って作りました。
子供用はさみ 約15×6cm
娘にバイアステープとプラスナップを選んでもらいました。お子様と一緒に選びながら作ると楽しみも倍増されますね。
①ふたの型紙を準備しよう
ふたにバイアステープ使う場合、はさみケースのふた以外の部分の作り方は同じです。
子供用のはさみで作るのでふたの長さを5cmにしています。ふたはバイアステープを付けるので、ふたの上部の2cmの縫い代以外は出来上がりの線のままで型紙を作りましょう。
②裁断しよう
はさみケースの型紙の準備が出来たら、裁断しましょう。
- 表生地で必要なパーツ
本体 2枚・ふた 1枚 - 裏生地で必要なパーツ
本体 2枚・ふた 1枚 - バイアステープ両端折 20mm幅×長さ20cm
③ふたにバイアステープをつけよう
ふたにバイアステープをつける前に、まずはふたの表生地と裏生地をミシンで仮止めします。外側にそれぞれの生地のおもて面がくるように重ねましょう。
赤い点線の上をミシンで仮止めしていきます。
布端から0.5cmを縫いましょう。縫い始めと縫い終わりは返し縫いをします。
ふたの表生地と裏生地の仮止めができたら
バイアステープをまち針(クリップ)でとめていきます。
画像では、見やすいようにふたの型紙を使っています。
ふたのウラ面にバイアステープのおもて面が重なるように、まち針(クリップ)でとめます。この時、まち針(クリップ)でとめる間隔をなるべく狭くしましょう。
カーブのところはバイアステープを引っ張らずにカーブに沿うようにとめます。
コツは、バイアステープを引っ張らないことです。引っ張ってしまうと表に返した時にカーブがキレイに出なくなってしまうので気をつけましょう。
バイアステープの折り目より1mmくらい外側をミシンで縫っていきます。
こちらも縫い始めと縫い終わりは返し縫いをしましょう。
カーブ付近はゆっくりと、ひと針ひと針丁寧に縫います。目打ちでバイアステープを整えて縫い目にシワが寄らないように気をつけてながら縫いましょう。
バイアステープを縫い付けたら、一度アイロンで整えます。
今度は、ふたのおもて面のバイアステープを縫っていきます。
先ほどウラ面でバイアステープを縫いつけたミシン目が1〜2mm隠れるようにバイアステープをかぶせていきましょう。
内側の布端から1mmくらいのギリギリのところを縫っていきます。
この時も縫い始めと縫い終わりは返し縫いをしましょう。
ミシン目が布端から落ちてしまわないようにゆっくり丁寧に縫います。
この時もカーブ付近はゆっくりと、ひと針ひと針丁寧に縫います。目打ちでバイアステープを整えて縫い目が布端から落ちてしまわないように気をつけてながら縫いましょう。
カーブのあるバイアステープは苦手で今までほとんど上手くいったことがなかったのですが。。。今回チャレンジしたところ、ゆっくりひと針ひと針丁寧に縫ったらキレイに縫うことが出来ました。
大雑把な私でもきちんとカーブと向き合えば上手く出来たので、ぜひカーブのバイアステープにチャレンジしてみて下さい。
ふたが縫えたら、次は『4.本体を縫おう』の工程へ進みましょう。
本体にポケットをつける場合
本体にポケットを付ける場合の作り方も紹介いたします。ポケット生地には、裏生地でも使っている綿ポリ織ドットを使用しています。こちらでは、裁断ばさみの型紙で、ふたの表生地にリバティ生地使って作っています。
裁ちばさみ 約27×8cm
❶ポケットを裁断しよう
はさみケース本体にポケットを付ける場合は、はさみケースの型紙を準備して、裁断するまでの手順は同じです。
- 表生地で必要なパーツ
本体 2枚・ふた 1枚・ポケット 1枚 - 裏生地で必要なパーツ
本体 2枚・ふた 1枚 - 片面接着綿(キルト芯、ドミット芯でもOK)
ふた 1枚 - 平ゴム(8コール) 6mm幅×長さ11.5cm
ふたの表生地が薄いので、片面接着綿を使っています。
片面接着綿はアイロンを使って簡単に生地に貼ることができるのでオススメです。
片面接着綿のキラキラしている面にのりがついているので、その面を上にしてふたの表生地のウラ面を重ねてアイロンで貼り付けましょう。
ドミット芯やキルト芯をミシンで縫い付けていただいてもOKです。
はさみケース本体の型紙を使ってポケット部分も裁断していきます。
ポケットにフリクションペンやチャコペンが入るサイズでポケットを作っていきます。
本体の先端の完成サイズから16.5cmの位置がポケットの出来上がりラインです。
そこから左右両サイドに1.5cmの縫い代をつけましょう。ポケットにギャザーを寄せてゆとりを持たせます。1.5cmの縫い代から先端のカーブにつなげます。
16.5cmの出来上がりラインに2.5cmの縫い代をつけましょう。
今回はゆとりを入れるためにギャザーを寄せていますが、ギャザーを寄せないで型紙のままのサイズでもOKです。お好みのポケットのサイズに合わせて寸法を調整して下さい。
❷ポケットを本体に仮止めしよう
はさみケースの裁断が終わったら、まずはポケットを作っていきます。
まずは、はさみケースのポケット口をアイロンで三つ折りにしていきます。アイロン定規を使うと簡単に折り目をつけられます。
アイロンで1cm折ります。
1cm折ったところからさらに1.5cm折ります。
三つ折りした端を縫いましょう。
ポケットにギャザーを寄せるのにゴムを使います。
ゴム型紙のポケット口に合わせてゴムを用意しましょう。
三つ折りしたポケットの生地を型紙に当ててゴムをカットします。
こちらでは平ゴムを使いました。
それではゴムを安全ピンでとめて三つ折りしたところに通していきます。
ゴムの先はクリップでとめておきましょう。
ゴムが抜けてしまわないようにクリップ(まち針)でとめます。
ゴムをまち針でとめたら、ポケット口の両端のゴムをミシン縫います。布端から0.5cmのところを仮止めしましょう。ゴムが抜けてしまわないように返し縫いをします。
❸本体にポケットをつけよう
ゴムを仮止めしたら、今度は本体にポケットをつけます。
本体とポケットの布端をそろえてクリップでとめましょう。
縫い代部分にポケットのギャザーが入らないように、生地の中心側にギャザーを寄せておきましょう。
ポケットと本体をクリップでとめたら、布端から0.5cmのところを仮止めしましょう。こちらも縫い始めと縫い終わりは返し縫いをします。
はさみケースの本体とポケットを仮止めしたら、次は『4.本体を縫おう』の工程へ進みましょう。
リボンをふたにつけよう
子供用はさみケースのふたにリボンをつけてみました。
ふたの左に寄せて斜めにつけました。
100円ショップなどで売っているリボンをつけています。
リボンの種類もたくさんあるのでお好みのリボンなどでおしゃれにアレンジしてみて下さいね。
今回使った生地
綿ポリ 交織 ダンガリー キルト 50cm単位 106cm幅 【商用可能】
使用した生地
ペールラベンダー
商品番号 4500-quilt ¥924税込
綿ポリ 交織 ダンガリー 織ドット 50cm単位 110cm幅 【商用可能】
使用した生地
ペールラベンダー
商品番号 7000 ¥682税込
縫いナビには、ハンドメイド初心者さんに向けた型紙や作り方、生地の選び方など様々な記事が載っています。
他にもいろいろなハギレを活用した作り方などを紹介しているので、ぜひご覧になってみて下さい。
最後までご覧いただきありがとうございました☺︎
[…] […]