今回はマルイシオリジナル型紙「B5サイズのママトート」の作り方をご紹介します。
ちょっとしたお買い物やお子様の送り迎え、ワンちゃんのお散歩などにちょうどいい大きさのトートバッグです。
便利な仕切り付きの内ポケットもついて実用性も抜群です!
もくじ
準備するもの
- マルイシオリジナル型紙:B5サイズのママトート
- 表生地 (11号帆布 50cm)
- 裏生地 (50cm×50cm)
- 接着芯 1m
- マグネットボタン
- タグ
- ミシン針(厚地用#16推奨)
- チャコペン(フリクションでもOK)
- クリップ(マチ針でもOK)
- ハサミ
- 定規
- 糸
- アイロン
- ミシン
トートバッグを作るのに使った材料
今回は、こちらの型紙を使用して作っていきます。
家庭で縫える 11号 帆布 No.21~30カラー 50cm単位 112cm幅 0.56mm厚【商用可能】
商品番号 11-hanpu-2
表生地 :サファリ
くったりとした柔らかい帆布生地で家庭用ミシンでもスイスイ縫えます!
やや薄手の透けないコットンブロード 花柄 プリント 50cm単位 108cm幅 【商用可能】
商品番号 kts6746
内布:ベージュ
綿ポリ 交織 ダンガリー ギンガムチェック 50cm単位 110cm幅 【商用可能】
商品番号 4520
表生地 :12mm ダークグレー
綿ポリ 交織 ダンガリー 無地 全48色 #202-#221カラー 50cm単位 110cm幅 【商用可能】
商品番号 4500-b
裏生地 :#202 スモークピンク
厚手ハード接着芯 アイロン接着 布タイプ カバン芯 1mカットクロス 108cm幅 【メール便不可】 【商用可能】
商品番号 2018
バッグにするには薄手の綿ポリダンガリーでもかっちりした自立するバッグに仕上がって感動です!
家庭用ミシン針 #9薄地用 #11普通地用 #16厚地用 普通地ニット用
商品番号 homesewing-needles
#16 厚地用
#11では針が折れたり、目飛びの原因になるので厚地用の針をお勧めします!
早速、トートバッグを作ってみよう
トートバッグ作りをするのには、12の工程があります。
- 型紙を用意する
- 生地を裁断する
- 接着芯を貼る
- ひもを作り、本体に仮止めする
- ポケットを作り、本体に仮止めする
- 表生地と裏生地を縫い合わせる
- 返し口を開けて両脇を縫う
- マチを縫う
- 表に返して、バッグの上部を縫う
- マグネットボタンをつける
- 返し口を縫う
- タグをつける
それでは、一つ一つの工程をゆっくりみていきましょう。
1.型紙を用意する
型紙は生地のマルイシオリジナル型紙「B5サイズのママトート」です。
縫い代付きの型紙になっていますので、外側の線に沿ってカットして使用します。
表本体、ひも、ポケット、内布の4つのパーツを切り取りましょう。
2.生地を裁断する
型紙に記載されている配置図を参考に型紙を配置します。
表生地は、型紙の布目線を生地の横に合わせて裁断します。
生地の耳と耳が平行になるように半分に折り、生地の折り目に型紙の「わ」を合わせて固定します。
縦の端のフリンジ状になっているところを「耳」と言います。
この型紙は縫い代込みです。型紙に沿って裁断しましょう。
残った部分で紐2本とポケットを裁断します。
内布は布目線を生地の耳に合わせます。
裁断にはロータリーカッターもおすすめです。
使いやすい方で裁断してください!
紐つけ位置の合印に2mmから3mm程度の切り込み(ノッチ)を入れます。
切り込みを入れるのが心配な方は、チャコペンで印をつけてもOKです。
生地に2mmから3mm程度の切り込みを入れて、印をつけることを「ノッチ」といいます。
縫う時にノッチを合わせて縫っていきます。
裁断できました。
裏表がわからなくならないように、表側にマスキングテープなどで目印をつけておくと便利ですよ!
チェック柄の柄合わせをする場合のポイント
「わ」にした2枚のチェックの横の筋を合わせます。
2枚重ねて裁断するとずれることがあるので、型紙をめくってチェックの柄に合わせて1枚ずつ裁断します。
縫うときは横の筋を合わせて細かくクリップで固定して縫いましょう!
柄合わせがぴったりできると気持ちがいいですよね♪
3.接着芯を貼る【接着芯の比較】
表本体とひもにしっかりタイプの接着芯を貼ります。
接着芯を貼ることで手作りバッグからしっかりと自立する既製品のような高見えするバッグにランクアップしますよ!
綿ポリダンガリー(チェック柄のもの)には、もっとしっかりとした厚手ハード接着芯を貼ります。
接着芯を使いこなせるようになると使える生地の幅が広がるので、ぜひ使ってみてくださいね♪
生地の裏側に接着芯をキラキラした糊のついた面を下にして置きます。
アイロンの中温で1箇所につき10秒程度、グッと上から押さえるようにして貼り付けます。
「10秒経ったら次の箇所に移動する」を繰り返して全面にしっかりと貼り付けましょう。
最後に浮いている箇所がないか表から確認して、ポコポコしている箇所があったらもう一度しっかりと貼り直します。
接着芯を貼る前に生地にアイロンをかけて平らにしておくと、きれいに貼ることができますよ!
4.ひもを作り、本体に仮止めする
ひもを作る
両端をアイロンで1cm裏側に折り、更に半分に折ります。
布端から2mmのところをミシンで縫いましょう。
本体に仮止めする
ノッチを入れた表本体(表側)の紐付け位置にクリップで固定します。
縫い代5mmで仮止めします。
布端から5mmのところを縫うことを縫い代5mmで縫うと言います。
ミシンのガイド線に合わせて縫いましょう。
5.ポケットを作り、表本体に仮止めする
ポケットを作る
ポケット布の両端をジグザグミシンまたはロックミシンで端処理します。
ポケット口をアイロンで1cm裏側に折って、更に3cm折ります。
アイロン定規 クロバー
¥990(税込)
アイロン定規があると三つ折りを手早く簡単にすることができるのでオススメです!
厚紙に線を引いたものでも代用できます。
クリップで固定して、内側の折り端から2mmのところをミシンで縫います。
内表になるように下から15cmのところで折り上げてクリップで固定します。
2枚の生地を重ねるときに、それぞれの生地の表と表を内側にして合わせることを「中表(なかおもて)」と言います。
両端を縫い代1cmで縫いましょう。
ひっくり返してアイロンで整えます。
角は目打ちなどを使ってきれいに出しましょう。
左端から4cmのところを消えるチャコペンで線を引いてミシンで縫い、ポケットに仕切りを作ります。
力がかかりやすいので縫いはじめと縫い終わりは返し縫いをしてしっかり縫いましょう。
ポケット口の上の両サイドを5mm裏側に折ります。
内側の布端から1mmのところを縫います。
ポケットを縫ってしまわないように、ポケット口をめくりながら縫いましょう!
本体に仮止めする
表本体の中央とポケットの中央を内側が表になるように合わせて固定します。
縫い代5mmで仮止めします。
6.表本体と内布を縫い合わせる
表本体と内布を中表に合わせて、縫い代1cmで縫います。
反対側も同じように中表に合わせて縫い代1cmで縫います。
縫い代はアイロンで開きます。
7.返し口を開けて両脇を縫う
縫い目と縫い目がぴったり合うように両脇をクリップで固定します。
内布に10cmの返し口を残して、両脇を縫い代1cmで縫います。
縫い目をぴったり合わせるときれいに仕上がります。
縫い目がぴったり合うように縫い目に針をさして縫い始めると縫い目がずれないのできれいに仕上げることができますよ!
端まで縫ったら、ひっくり返して縫い目から内布側へ縫います。
縫い代はアイロンで開きます。
8.マチを縫う
底を直角三角形になるように折ります。
縫い目が真ん中になるように整えて、チャコペンで10cmの線を引きます。
線の上を縫いましょう。
4つの底の角を同じように縫います。
縫い代を1cm残して切り取ります。
9.表に返してバッグの上部を縫う
返し口からひっくり返します。
表本体と内布のマチを合わせて、表本体が3cm内側に入るようにアイロンで整えます。
クリップで固定して、布端から5mmのところをぐるりと一周縫います。
バッグの内側を上にして、持ち手が曲がらないように気をつけて縫いましょう!
10.マグネットボタンをつける
バッグの表本体の内側中央に印をつけます。
中央から両側5mmのところに5mmの切り込みを入れます。
表側を切ってしまわないように気をつけてくださいね!
切り込みにマグネットの2本の足を差し込みます。
返し口から手を入れて、マグネットの2本の足に座金を差し込みます。
ペンチや金槌などでマグネットの足をしっかり折って固定します。
このようになります。
反対側も同じようにつけましょう。
11.返し口を縫う
返し口をコの字綴じで閉じます。
縫い終わりは玉止めをしたら縫い目の間から針を中に入れて、外に出したらギリギリのところでカットしましょう。
12.タグをつける
タグの両端を裏側に1cmずつ折ります。
タグをつける位置を決めて仮止め用ののりなどで軽く止めます。
布用の仮止めのりはこちらがおすすめです。
タグの端から1mmのところをミシンで縫います。
ポケットは外側に出して縫ってしまわないように気をつけてくださいね!
タグのように小さいパーツを縫うときは、ミシンの縫い目を細かくすると縫いやすいですよ!
\完成です/
シンプルながらもタグがポイントの普段使いしやすいサイズです。
早速完成したトートバッグを持って出かけてみました。
\バッグの中身公開/
長財布、キーケース、エコバッグ、スマホ、アルコールスプレーなど、ちょっとしたお出かけに必要なものがぴったり収まります!
マグネットボタン付きなので人が多いところでも安心ですね♪
ギンガムチェックのバッグはかっちりとした仕上がりなので、ワンピースと合わせてきれいめにコーディネートしてみました!
生地の種類と接着芯の違いによる仕上がりの比較
11号帆布にしっかりタイプの接着芯を貼って作ったトートバッグ(左:サファリ)は、帆布のくったり感が残ったカジュアルな仕上がりです。
綿ポリダンガリーに厚手ハード接着芯を貼って作ったトートバッグ(右:ギンガムチェック)は、かっちりとしたきれいめの仕上がりです。
手の上に置くと、11号帆布は底が反っているのがお分かりいただけるでしょうか?
ハード接着芯を貼った方は手の上に置いても底がまっすぐにピンッと張っていますね。
どちらのタイプがお好みでしたか?
使いたい生地や仕上がりのイメージに合わせて接着芯を使い分けて違いを楽しんでみてください!
トートバッグを作るのに使った材料
家庭で縫える 11号 帆布 No.21~30カラー 50cm単位 112cm幅 0.56mm厚【商用可能】
商品番号 11-hanpu-2
表生地 :サファリ
くったりとした柔らかい帆布生地で家庭用ミシンでもスイスイ縫えます!
やや薄手の透けないコットンブロード 花柄 プリント 50cm単位 108cm幅 【商用可能】
商品番号 kts6746
裏生地:ベージュ
綿ポリ 交織 ダンガリー ギンガムチェック 50cm単位 110cm幅 【商用可能】
商品番号 4520
表生地 :12mm ダークグレー
綿ポリ 交織 ダンガリー 無地 全48色 #202-#221カラー 50cm単位 110cm幅 【商用可能】
商品番号 4500-b
裏生地 :#202 スモークピンク
厚手ハード接着芯 アイロン接着 布タイプ カバン芯 1mカットクロス 108cm幅 【メール便不可】 【商用可能】
商品番号 2018
バッグにするには薄手の綿ポリダンガリーでもかっちりした自立するバッグに仕上がって感動です!
家庭用ミシン針 #9薄地用 #11普通地用 #16厚地用 普通地ニット用
商品番号 homesewing-needles
#16 厚地用
#11では針が折れたり、目飛びの原因になるので厚地用の針をお勧めします!
表生地は生地幅100cm以上のものをご用意ください!