お花の形がかわいいコースターの作り方をご紹介します。
カーブが多いので少し難しく感じるかもしれませんが、きれいに仕上がるコツもご紹介していきますので、一緒にゆっくり作っていきましょう!
もくじ
準備するもの
完成サイズ
直径 約11cm
- 生地 縦20×横30cmくらい…1枚
- 薄手のノリ付き接着芯 15×15cm…2枚
- 型紙を作るための紙 11×11cm…2枚
- 不要なはぎれ(あて布)
- チャコペン(フリクションでもOK)
- まち針(クリップでもOK)
- アイロン
- ミシン
- ハサミ
- 糸
- 縫い針
- 目打ち
- 定規
参考にした動画
Baby&Kids Handmadeさんのこちらの動画を参考にしました。
動画内で紹介されている、8枚花びらバージョンと6枚バージョンを作っていきます。
今回使った生地
綿ポリ 交織 ダンガリー 無地 50cm単位
使用した生地
ネイビー
ペールミント
ラベンダー
商品番号 3500
¥605 税込
早速お花のコースターを作ってみよう
お花のコースターを作るには大きく分けて7つの工程があります。
- 型紙を用意する
- 接着芯を型紙どおりに切る
- 生地に接着芯を貼る
- 生地を裁断する
- 生地をミシンで縫う
- 生地を表に返す
- 返し口を閉じる
ゆっくりひとつひとつの作業を確認しながら、一緒に作っていきましょう!
型紙を用意しよう
8枚花びらと6枚花びらの型紙の作り方を詳しく説明していきます。
お好きな方だけでも構いません。どちらも難しさはそれほど変わらないです。
11×11cmの正方形の紙を用意して、型紙を作っていきます。
両方の型紙を作る場合は、2枚用意してください。
8枚花びらバージョン
画像を参考に、
①斜めに折る
②~④更に斜めに3回折る
⑤印をつける
⑥印と印を曲線でつないでハサミで切る
⑦広げてきれいな花びらの形になっているか確認する
(修正したい場合はもう一度たたんでカットする)
8枚花びらの型紙が完成しました。
6枚花びらバージョン
画像を参考に、
①斜めに折る
②半分で軽く折り、中心に折り目をつけ開く
③中心から図のように斜めに折る
④反対側も同じように折る
この時に赤い点線の辺がぴったりと合うように調整をする
ぴったりと重ねたら、今上になっている面が外側になるように半分に折る
⑤印をつける
⑥印と印を曲線でつないでハサミで切る
⑦広げてきれいな花びらの形になっているか確認する
(修正したい場合はもう一度たたんでカットする)
6枚花びらの型紙が完成しました。
工作みたいで楽しい♪
接着芯を型紙通りに切っていこう
接着芯のノリがついていない面(キラキラしていない方)を上にします。
表と裏の分の接着芯を2枚重ねて、その上に型紙を載せ待ち針で止めます。
チャコペンで型紙どおりに書き写し、型紙だけを外します。
そのまま動かさないようにしてもう一度待ち針で止め、2枚一緒にずれないようにハサミで切ります。
2枚裁断できたら、そのうち1枚だけを半分に折って、左右対称になるように切ります。
生地に接着芯を貼ろう
生地の裏面を上にして置き、その上に接着芯のキラキラした方を下にして置きます。
その上にハギレなどを置き(あて布)その上からアイロンをかけます。
アイロンの温度設定に注意!
家庭用アイロンの場合は、中温(140℃~160℃位)で接着しましょう。
アイロンをかけたら、そのまま熱が冷めるまで置いておき、冷めたらしっかりと貼れているか確認します。
貼れていなかったらもう一度、あて布をしてアイロンをかけてください。
生地を裁断しよう
接着芯が貼れたら、生地を切っていきます。
縫い代をとるため、接着芯の周り5mmくらいを残して生地を切ります。
だいたいで大丈夫です。
3枚とも同じように5mmの縫い代を残して切りましょう。
生地を縫っていこう
生地が切れたら、半分に切った方の生地を縫い合わせていきます。
画像を参考に、生地の表と表が合うように重ね、
接着芯の端が合うように注意しながら、待ち針で止めます。
片方の生地の角に待ち針を刺してから、もう片方の角に刺すようにするとぴったりと合わせることができるよ!
待ち針で止めたら、直線部分をミシンで縫います。
この時、最後に裏から表にひっくり返す返し口を開けておきたいので、真ん中5cmほどに印をつけてそこは縫わないようにします。
生地の端から端まで縫い、返し口のところには返し縫いをしましょう。
縫えたらアイロンをかけて、縫い代の生地を開いておきます。
先ほど縫い合わせた生地と、もう1枚の生地を縫い合わせていきます。
先ほどと同じように生地の表と表が向かい合うように重ね、接着芯がぴったり合うように待ち針で止めます。
接着芯の周りをぐるりと一周縫います。
最初と最後は数センチ重ねて縫うと(重ね縫い)、返し縫いをしなくても糸がほつれず仕上がりもきれいです。
直線がなくカーブばかりなので、ミシンのスピードはすごくゆっくり、縫い目の大きさが調節できるミシンは、細かい目(1.5~2mmくらい)で一目一目ゆっくり進めるときれいに縫えます。
切れ込みを入れよう
周りが縫えたら、画像を参考にハサミで切れ込みを入れていきます。
くぼんでいるところに入れるV字は特に気を付けて、縫い目ギリギリまで切るときれいな形がでます。
切れ込みを入れることで、表にひっくり返した時に内側で生地が重ならず、ゴワゴワしにくくなります。
糸を切ってしまわないように十分に注意しましょう!
生地を表にひっくり返そう
切り込みをが入れたら、先ほど開けておいた返し口から生地をひっくり返します。
花びら部分は中から指で押してだいたいの形を出してから、
出ていない部分を箸の先や目打ちを使って形をきれいに整えます。
今回はミシンに付属していたマイナスドライバーを使いました。
カーブなのでとがっていなくて、薄く平たいもので裏からぐっと押します。
ひっくり返せたら、アイロンをかけて形を整えます。
返し口を縫い閉じよう
手縫いで返し口を縫っていきます。
縫い針に手縫い糸(ミシン糸でもOK)を通し、コの字綴じをします。
画像を参考に、
①手縫い糸に玉止めを作り、縫い始める生地の裏から針を出す
②返し縫いをしているところまで縫ったら、ゆっくりと糸を引いて返し口を閉じる
③縫い終わったところで玉止めをして、すぐ下にもう一度針を刺す。
そこから少し離れたところに針を出し、糸を強めに引っ張って玉止めを生地の裏側に入れる
糸を切ってコの字綴じの完成です。
コの字綴じは名前の通り縫い目が「コ」の字になります。
縫い終わって糸を引っ張ると糸が見えなくなるのでオススメ!
生地のきわを縫って仕上げよう
生地のきわ(布端から2mmくらいのところ)に針を下ろし、返し縫いをせずにぐるっと一周縫います。
縫い終わりは縫い始めの縫い目に2cmほど重ねるように縫います。
フリクションペンで、縫う線を書いてから縫いました。
縫うことに集中できるので、きれいなラインで縫うことができます。
仕上げのアイロンの熱で線は消えるし、いいことづくめ♪
きわを縫わずに仕上げてもOKです。
アイロンをかけて、完成です!
完成!
最初は花びらのカーブが難しいかもしれませんが、
何枚か作って慣れてくると、1枚30分ほどで縫えるようになりました。
6枚花びらバージョンも、作り方は全て同じです。
初心者さんにも簡単なので、ぜひいろんな生地でたくさん作ってみてくださいね。
最後まで見ていただき、ありがとうございました!
参考にした動画
Baby&Kids Handmadeさまはこのお花のコースターの他にも、形違いのコースターを紹介されています。
とても丁寧で分かりやすく解説されていますので、ぜひ他の動画も参考にしてみてくださいね♪
○babykids-handmadeさま関連の作り方はこちら
縫いナビ内でのbabykids-handmadeさまの作り方もぜひご覧ください。
上の画像から一覧が見れます♪
今回使った生地
綿ポリ 交織 ダンガリー 無地 50cm単位
使用した生地
ネイビー
ペールミント
ラベンダー
商品番号 3500
¥605 税込
こちらの生地は水通しいらず&届いてすぐ縫えるのが初心者の強い味方!
程よいハリ感があり、家庭用ミシンでもさくさく縫えますよ。
お洋服にも適している大人気の生地ですので、お店をいろいろ探索してお気に入りの生地を見つけてみては♪
紫陽花の花をイメージして選びました。
たくさん並べるとかわいいですよ♪