今回は、マルイシオリジナル型紙を使用して、イージードッグシャツの作り方をご紹介します。
XXSサイズからLLサイズまで展開しています。
ワンちゃんのサイズに合わせてお選びください。
バイアス 処理もなく簡単なシャツの作り方で作れる仕様になっていますので、ぜひお揃いや色違いでたくさん作ってみてはいかがでしょうか。



もくじ
準備するもの

- イージードッグシャツの型紙【13-001】
- 表生地
- 接着芯(ふつうタイプ)
- プラスナップ 3個
- ミシン糸
- 定規
- チャコペン
- マチ針(クリップでもOK)
- キリ
- ハサミ
- アイロン
- ミシン
イージードッグシャツを作るのに使った材料
今回は、こちらの型紙を使用して作っていきます。

【縫い代付き】13-001 イージードッグシャツ【商用可能】
商品番号 13-001
イージードッグシャツを作ってみよう
イージードッグシャツ作りをするのには、5つの工程があります。
- 型紙を用意しよう
- 生地を裁断しよう
- 接着芯を貼ろう
- 肩を縫おう
- 衿をつけよう
- 袖をつけよう
- 脇から袖下を縫おう
- 裾を縫おう
- プラスナップをつけよう
それでは、9つの工程についてゆっくりみていきましょう。
1.型紙を用意しよう

【縫い代付き】13-001 イージードッグシャツ【商用可能】
商品番号 13-001
型紙は生地のマルイシオリジナル型紙「13-001 イージードッグシャツ」です。

縫い代付きの型紙になっていますので、外側の線 (実線)に沿ってカットして使用します。

各サイズ、腹身頃、背身頃、袖、衿、腹身頃(芯)、衿(芯)の6つのパーツを切り取りましょう。
2.生地を裁断しよう
それでは生地を裁断していきましょう。
型紙に記載の型入れ図を参考に生地を裁断します。
背身頃1枚、腹身頃2枚、袖(左右対照)2枚、衿2枚、衿(芯)1枚、腹身頃(芯)2枚のパーツを裁断しましょう。

生地を半分に折り、型紙の生地目線の矢印が生地の耳と平行になるように型紙を配置します。
背身頃、衿の「わ」の部分は生地を半分に折った山に合わせます。

袖は左右対称になるように裁断します。
上の写真のように半分に折った生地で2枚裁断すると左右対称になります!

この型紙は縫い代込みです。型紙に沿って裁断しましょう。

衿の合印や身頃の衿付け位置に印を付けます。
チャコペンで印をつけても、2mmから3mm程度の切り込み(ノッチ)を入れてもOKです。

生地の裁断ができました。
3.接着芯を貼ろう
衿、腹身頃の見返し部分に接着芯を貼りましょう。
接着芯は縫い代の内側に収まる形になっています。

表生地の裏側に接着芯のキラキラした糊がついた面を下にして置きます。
アイロンの中央で1箇所につき10秒程度しっかりと上から押し当てて貼り付けます。
10秒経ったら次の箇所に移動するを繰り返して、しっかりと貼り付けましょう。
最後に接着芯が浮いている箇所がないか、表から確認して、ポコポコしている箇所があったらもう一度アイロンで接着します。

接着芯を貼る前に生地にアイロンをかけて平にしておくときれいに貼ることができますよ!

接着芯を貼りました。
4.肩を縫う
腹身頃と背身頃の肩を中表に合わせて固定します。

2枚の生地を重ねるときに、それぞれの生地の中側が表になるように合わせることを中表(なかおもて)と言います。

縫い代1cmで縫います。

布端から1cmのところを縫うことを縫い代1cmで縫うと言います。
ミシンのガイド線に布端を合わせて縫うとまっすぐ縫いやすいですよ!

布端をジグザグミシンまたはロックミシンで端処理します。

縫い代はアイロンで腹身頃側に倒しておきます。
4.衿をつけよう
衿を作ろう

2枚の衿を中表に合わせて固定します。

写真のように縫い代1cmで縫います。

角は縫い代を2mm程度残してカットして、外側のカーブ部分は5mm残してカットします。

縫い代をアイロンで折ってひっくり返しやすくしておきます。

衿をひっくり返して、衿の形を整えます。
角はカーブ目打ちが整えやすくておすすめです。

衿をアイロンで整えます。

裏衿(接着芯を貼ったほう)を1mm控えておくと仕上がりがきれいです。

布端から5mmのところを縫います。
腹身頃見返しの処理

腹身頃の見返しをジグザグミシンまたはロックミシンで端処理しておきます。

腹身頃の前端を仕上がり線でアイロンで折ります。
衿をつけよう

表を上にしておいた身頃に表衿を上にして、衿を合わせます。
中心、合印と肩の縫い目、衿の端と身頃の衿付け位置を合わせて固定しましょう。

アイロンの折り目で見返しを表に折り返して、衿を縫い代1cmで縫います。

縫い代をジグザグミシンまたはロックミシンで端処理します。

見返しを表に返してアイロンで整えます。

縫い目から5mm身頃側を縫います。


身頃にシワがよらないように広げながら縫うと仕上がりがきれいです。

見返しの裾を写真のようにカットしておきます。裾がすっきりと仕上がります。

見返しを仕上がり線でマチ針で固定して、端から5mmのところを縫います。

だいぶ形になりました♪
あと少しです!
5.袖をつけよう

袖口を三つ折りにします。
7mm折って、さらに8mm折ります(縫い代15mm)。

内側の折山から2mmのところを縫います。
余分な縫い代はカットしてOKです。

身頃と袖を中表に合わせて固定します。袖の腹側と背側に注意して合わせましょう。
身頃の合印と肩線、袖の合印をそれぞれ合わせます。

縫い代1cmで縫います。

袖と身頃を合わせるときは、布端ではなくそれぞれ布端から1cmの写真の●の位置をぴったり合わせると仕上がりがきれいです。

袖にシワがよらないように広げながらゆっくり縫うと仕上がりがきれいです。
袖を上にして縫うと縫いやすいです。

縫い代はジグザグミシンまたはロックミシンで端処理します。

縫い代はアイロンで袖側に倒します。
反対側の袖も同じようにつけましょう。
6.袖下から脇を縫う

袖下から脇を中表に合わせて固定します。
縫い代1cmで縫いましょう。


裾は布端ではなく、それぞれ布端から1cmの仕上がり線をぴったり合わせるときれいに仕上がります。

縫い代はジグザグミシンまたはロックミシンで端処理します。

縫い代はアイロンで腹身頃側に倒しておきましょう。
反対側も同様に縫います。
7.裾を縫おう

裾をジグザグミシンまたはロックミシンで端処理します。


ロックミシンで裾の端処理をするときは、差動を上げるとカーブがきれいに仕上がります。

裾を1cmアイロンで裏側に折ります。

マチ針で固定して縫い代7mmで縫いましょう。
8.プラスナップをつけよう


型紙のプラスナップ付け位置の角に目打ちなどで小さい穴を開けて、穴から印をつけるとつけやすいですよ!

プラスナップ付け位置にきりで穴を開けます。

プラスナップは上になるほうが表から裏へ、下になる方は裏から表に差し込んでつけます。
同じ方向に付けないように気をつけましょう!
パチンとなるまで指で押して取り付けます。

プラスナップを付けたら完成です。

裾のカーブがかわいいですね♪

綿ポリダンガリーより薄手の綿ポリハーフダンガリーでも作ってみました。

綿ポリダンガリーと綿ポリハーフダンガリーではハリ感が違うので衿の雰囲気が変わってきます。仕上がりのイメージに合わせて生地選び、楽しんでみてください♪



今回使用した材料
今回は、こちらの型紙を使用して作っていきます。

【縫い代付き】13-001 イージードッグシャツ【商用可能】
商品番号 13-001
縦の端のフリンジ状になっているところを「耳」と言います。