ラミネート生地のはぎれを使った、フラットポーチの簡単な作り方をご紹介します。裏地なし・マチなしでファスナー付けもやり易く、簡単に作れるのでミシン初心者さんにおすすめです!小さな生地を組み合わせて作ることが出来るので、少しずつ余りがちなラミネート生地のはぎれ消費にもぴったりです♪
もくじ
準備するもの
- ラミネート生地
- 20cmファスナー
- チャコペン(フリクションでもOK)
- ソーイングクリップ
- ミシン
- ハサミ
- 糸
- 目打ち
- コロコロオープナー(なくてもOK)
- ファスナー押さえ
- スムース押さえ(テフロン押さえとも言います)
ラミネート生地は熱に弱いので、アイロンは使いません。
また、針穴が目立つのでまち針ではなく、クリップを使って固定します。
今回使った生地
綿ポリ 交織 ラミネート 50cm単位 110cm幅
使用した生地
コスモスピンク
ラベンダー
商品番号 4500-lami ¥880税込
簡単フラットポーチを作ってみよう
ラミネート生地のフラットポーチの作り方には3つの工程があります。
- 生地を裁断する
- ファスナーを付ける
- 脇と底を縫う
裏地なし・マチなしの簡単ポーチなのであっという間に作れます。裏地がないとファスナー付けが簡単なので、ファスナーに苦手意識がある方や、ミシン初心者さんにおすすめです!
1.生地を裁断する
ポーチ下部分(横23cm×縦13cm)、ポーチ上部分(横23cm×縦18cm)の2枚を裁断します。
2.ファスナーを付ける
ポーチ下部分の生地にファスナーを付ける
まず、裁断した2枚の生地のうち、小さい方のポーチ下部分の生地にファスナーを付けていきます。
生地の表とファスナーのスライダーを向かい合わせにした状態で、生地とファスナーの端を合わせてクリップで止めます。
生地とファスナーを固定できたら、ファスナー押さえを使って縫い代0.5cmで縫います。
半分くらいまで縫えたら、針を刺したまま押さえを上げてファスナーのスライダーを移動させます。
ファスナーのスライダーを移動させたら、最後まで縫います。
縫えたら、ファスナーを表に返して、コロコロオープナーか手で生地を押さえます。
スムース押さえを使って、生地の折り山から2〜3mmを縫って、端ミシンをかけます。
ポーチ上部分の生地にファスナーを付ける
続いて、ポーチ上部分の生地にファスナーを付けていきます。
上部分の生地の表とファスナーのスライダーを向かい合わせにした状態で重ねます。
ファスナーと上部分の生地の端を合わせ、クリップで固定します。
ポーチの生地同士は中表(生地の表面同士が向かい合わせになっていること)の状態になっています。また、ファスナーのスライダーは下を向いた状態です。
生地とファスナーを固定できたら、ファスナー押さえを使って縫い代0.5cmで縫います。先程と同じように、半分くらいまで縫ったらファスナーのスライダーを移動させて端まで縫います。
縫えたら、ファスナーを表に返してコロコロオープナーか手で生地を押さえます。
スムース押さえを使って、生地の折り山から2〜3mmを縫って端ミシンをかけます。
3.脇と底を縫う
まず、後で返し口にするためにファスナーを半分ほど開けておきます。
布を袋状に縫い合わせるときに、あとで表に返すために縫わずにあけておく部分のことです。今回は、ファスナーを開けておくことで返し口にします。
生地を中表(生地の表面同士が向かい合わせになっていること)の状態にして底を合わせてから、周囲をクリップで固定します。
固定できたら、脇と底の3辺を続けて縫い代1cmで縫います。
縫えたら、底の角2箇所をハサミで切り落とします。ミシンで縫ったラインを切らないように気を付けてください。
最後に表に返したときに、綺麗なカドが出るように切り落としておきます。
ただし、ミシンで縫ったラインを切ってしまうと、そこから縫い目が解けてしまうので気を付けてください!
開けておいたファスナー口から表に返します。
ラミネート生地で作った、フラットポーチの完成です!
簡単な作り方であっという間に、ラミネート生地のはぎれを組み合わせて作れるので、生地やファスナーの色合わせを楽しみながら作ってみてください♪
参考動画
こちらのkcotonさんの動画を参考に、ラミネート生地のフラットポーチを作成しました!動画の方も、ぜひ合わせてご覧ください。
普通の押さえ金だけを使っても作れます!ですが、より簡単綺麗に作るにはファスナー押さえとスムース押さえを使うのがおすすめです。