完成サイズ 縦23㎝ 横27㎝ まち7㎝
家庭用ミシンでも無理なく縫える、柔らか帆布(はんぷ)を使って、丸い底が可愛いトートバッグを作りました。
普通地用のミシン針で縫えるので、ハンドメイド初心者さんでも簡単に縫っていただけます。
小さめでお子さまにも持ちやすいサイズです。。
ぜひお好みのカラーでオリジナルのトートバッグを作ってみてくださいね!
もくじ
準備するもの
- 表生地 帆布92㎝幅×50㎝
- 裏生地 108幅×30㎝
- マグネットボタン 1組
- 接着芯 3㎝×3㎝を2枚
- チャコペン(フリクションでもOK)
- クリップまたは待ち針
- アイロン
- ミシン
- ハサミ
- 糸
- タグ(お好みで)
今回使った生地
くったり柔らか 家庭で縫える8号帆布 50cm単位 92cm幅
使用した生地
ラズベリー
商品番号 8-hanpu ¥792
オリジナルコットンシーチング№1 50㎝単位 110㎝幅
使用した生地
山吹
商品番号 3000-1 ¥550
早速トートバッグを作ってみよう
トートバッグを作るには大きく分けて7つの工程があります。
- 型紙を用意する
- 生地を裁断する
- ポケットを縫う
- マグネットボタンを付ける
- 持ち手を作る
- 本体と側面を合わせて縫う
- 表に返してステッチをかける
この7つの工程についてゆっくり見ていきましょう
1.型紙を用意しよう
まずは型紙の準備です。
今回の丸底トートバッグはBaby&Kidsさんの動画を参考にさせていただきました。
動画内では、本体の半分の型紙を紹介されていますが、縫い代を1㎝付けた全体の型紙を作ると、生地の裁断がしやすく便利です。
側面と持ち手は生地に直接線を引きます。
上端から6㎝の位置に線を引きます。
この線がポケット布の裁断線となります。
ポケット布を裁断する時は、下の画像のように、型紙をこの線で折って使います。
2.生地を裁断しよう
型紙を使って、表生地と裏生地それぞれ本体布×2枚、ポケット布×1枚を裁断します。
側面布と持ち手は生地に直接線を引いて裁断します。
側面布 9㎝×63㎝ 表生地裏生地それぞれ1枚ずつ
持ち手 32㎝×10㎝ 表生地2枚
表生地で必要なパーツは
本体×2枚
ポケット×1枚
持ち手(32㎝×10㎝)2枚
側面(9㎝×63㎝)1枚
裏生地で必要なパーツは
本体×2枚
ポケット×1枚
側面(9㎝×63㎝)1枚
本体布とポケット布の上下中央には合印をつけておきます。
合い印とは、2枚以上の布を合わせて縫う際に、ずれないように合わせる印のことです。
5ミリ弱程度の切り込みを入れておくと、表からでも裏からでも分かります。
同じように、側面布の中央にも上下に合い印を入れておきます。
3.ポケットを縫おう
まずはポケットを縫っていきます。
が、その前に!タグを付ける場合はここで先に縫い付けておきます。
お好みに位置に付けて良いですが、生地の上端からは2㎝以上開けてくださいね。
ではポケットを作っていきましょう。
ポケット布表生地と裏生地を中表に合わせます。
縫い代1㎝で縫い合わせます。
生地の端をミシンのガイドに合わせながら縫うと、きれいにまっすぐ縫うことが出来ます。
アイロンで縫い代を割ってから、出来上がりに折り、5ミリ幅でステッチをかけます。
この時、上糸は表生地に合わせた色の糸、下糸は裏生地に合わせた糸で縫います。
次に、本体布に今作ったポケットを重ねて、5ミリ幅のステッチでで仮止めします。
4.マグネットボタンを付けよう
用意するのは、マグネットボタン1組と3㎝角に切った接着芯2枚です。
マグネットボタンは4つのパーツで出来ています。100均でも購入出来ます。
まず本体裏生地の表側に、中心の上端から3.5㎝の所に+印を付けます。
マグネットボタンの穴が開いている方の金具(座金と言います)を今付けた印の上に置き、+印の中心と座金の〇の中心を合わせます。
次に、座金の左右の穴位置の印を付けます。
生地をひっくり返して、今付けた印のちょうど裏側に、接着芯を貼ります。
接着芯を貼ったら、+印の左右に切り込みを入れます。
切り込みにマグネットボタンを差し込んで、座金をはめます。
尖った部分を、外側にグイっと折り曲げて固定します。
もう片方も同様に、マグネットボタンを付けます。
マグネットボタンが付きました。
5.持ち手を作ろう
つぎに持ち手を作ります。
まず長い辺で半分に折ります。アイロンでしっかり折りましょう。
次に、今付けた折り線に向かって折ります
この時、中央に1~2ミリ程度の隙間を開けておきます。
生地に厚みがあるので、少し隙間を開けておくことで、きっちりと折ることが出来ます。
さらに半分に折ります。アイロンできっちり折りましょう。
次に持ち手の両端に2ミリ幅でステッチをかけます。
2ミリの目安に、マスキングテープを貼ってガイドにすると縫いやすいです。
2本とも縫えました。
持ち手を本体表生地に仮止めします。
本体の中心から、左右に5㎝の位置に印を付けて、持ち手の内側を合わせます。
持ち手の向きは、折っている方と重なっている方のどちらが内側でも良いですが、2本の向きを揃えましょう。
持ち手を5ミリ幅で仮止めします。
生地が重なって厚くなっていますので、ゆっくりミシンを進めましょう。
6.本体と側面を合わせて縫おう
本体布と側面布を縫い合わせます。
まずは、側面布の本体のカーブと合わさる部分に切り込みを入れます。
切り込み1㎝間隔くらいで、2~3ミリ程度の深さでOKです。
次に本体と合わせていきます。
最初に中心を合わせます。
次に上端→カーブが始まる位置→カーブラインの中心、と番号順にとめていきます。
カーブは切り込みを少し広げるようにして本体布と合わせます。
縫い代1㎝で縫い合わせます
ミシンの1㎝のガイドを見ながら縫っていきます。
縫い始めと縫い終わりは返し縫いをしてください。
反対側も同じように縫い合わせます。
カーブに1㎝くらいの間隔で、縫い目に対して直角に、5ミリほどの切り込みを入れておきます。
裏生地も同じように縫いますが、直線部分に10㎝ほど返し口をあけておきます。
返し口とは、縫い合わせた後、表に返すための開き口のことです。
裏生地を縫うときは、裏生地に合う色の糸に変えましょう。
先に通っている糸と繋いで引っ張れば、スルッと簡単に変えることが出来ます。
裏生地にも同様に切り込みを入れておきましょう。
裏生地を同様に縫ったら、表に返して、表生地の中に入れます。
表生地と裏生地の縫い代を割って、縫い目をきっちり合わせてとめます。
表生地と裏生地の縫い目4か所と、本体の中心を合わせてとめて、縫い代1㎝で縫い合わせます。
縫い糸は表生地の色に合わせます。
持ち手のところはかなり分厚くなっていますので、ゆっくりミシンを進めましょう。
縫ったら裏生地を引っ張り出します。
7.表に返してステッチをかけよう
いよいよ最終工程です。
返し口から表に返して、返し口を閉じます。
手縫いでもミシンでも良いです。
今回は端ミシンをかけて閉じました。
縫い始めと縫い終わりは返し縫いをします。
次に、裏生地を表生地の中に入れて形を整え、入れ口をアイロンでおさえます。
入れ口部分に5ミリ幅でステッチをかけます。
上糸は表生地に、下糸は裏生地に合わせて、表生地を上にして縫います。
この時も、厚みのある持ち手のところはゆっくりミシンを進めましょう。
完成です。
今回使った生地
くったり柔らか 家庭で縫える8号帆布 50cm単位 92cm幅
使用した生地
ラズベリー
商品番号 8-hanpu ¥792
オリジナルコットンシーチング№1 50㎝単位 110㎝幅
使用した生地
山吹
商品番号 3000-1 ¥550
8号帆布というと、普通は硬くて扱いにくく、ミシン針を厚地用に交換する必要がありますが、こちらの帆布は普通地用のミシン針でも簡単に縫えました。柔らかくて扱いやすいので、ハンドメイド初心者さんにもおすすめの生地です。
今回参考に参考にした動画
今回はBaby&Kidsさんの動画を参考にさせていただきました。
ぜひこちらの動画もご覧ください!
表生地は帆布(はんぷ)以外の生地でも作れますがくたっとなりやすいので
裏に接着芯を貼るとしっかりしたバッグに仕上がりますよ