生地の色が言葉で簡単に表せない色の場合、どんなミシン糸を選べばいいか悩みますよね。
そんなときに「とりあえずこれを選んでおけばok」という生地屋店長の推しミシン糸をご紹介します。
もくじ
基本は生地に馴染む色の糸を選びます
基本的には、生地に馴染む色の糸を選びます。
また、濃い色と薄い色で迷った際は薄めの色を選ぶとしっくりきやすいです。
ポリエステル糸が丈夫で使いやすく、フジックスのシャッペスパンが定番です。
個人的にはシャッペスパンよりも同じフジックスさんのキングフィットのほうが何にでも使えるのでおすすめです。
使うだけでミシンの腕が上がったような気分になるミシン糸
初心者さんにもぜひお勧めしたい糸はこちらの「キングフィット糸の生成り60番。」
何にでも合わせられるので、とてもおすすめです。
私は迷った時には一度この糸を思い浮かべます。
キングフィットはフィラメント(ポリエステル)糸の強じんさや滑らかさと、
スパン糸の使いやすさやなじみの良さをあわせ持つ、新しいタイプの糸です。
生地に馴染みつつも非常にきれいな縫い目になるのが特徴で、使うだけでミシンが上達したような気分になれます。
フィラメント、スパン糸とは?(別記事:ポリエステル糸の種類について)
当店で1色だけ販売しているベージュ系の色はどんな色にも馴染む、極めて汎用性の高いカラーなので1本は持っておきたいミシン糸です。
キングフィットで試し縫い
いろんな色の生地を試し縫いしてみました。
わたしは淡い系の色はとりあえずこれで試し縫いしてみます。
近いものでシャッペスパンの200m 60番 #103があります。
私、個人的にはキングフィットの縫い目のほうが好きです。
シャッペスパンとキングフィットの比較
上がキングフィットの生成り、下がシャッペスパンの#103です。
色は若干違いますが、キングフィットのほうがより馴染んでいる感じがします。
プリント系ならこのキングフィット生成り1本で大抵なんとかなります。
家庭用ミシンにもギリギリ乗ります
3000m巻の業務用ですが、家庭用ミシンにもぎりぎり乗りますので、ぜひお試しください。
画像付きの説明を見れば、思わず「なるほどー!」と言ってしまうはず。