スカートやワンピースの透けを防いで、シルエットを綺麗に見せてくれるペチコートの作り方をご紹介します。後ろにあきがあるので、履き心地も抜群です!
とても簡単であっという間に作れますので、初めてお洋服を作る方にもおすすめです♪
もくじ
参考にした動画
こちらの動画を参考に作成しました。合わせてご覧ください!
材料など
- 生地 横110cm×縦56cm…1枚
- 平ゴム(幅10mm)…ウエストの90%の長さ
- ひも通し(安全ピンでもOK!)
綿ポリ ハーフダンガリー 無地 50cm単位
商品番号 new938-1 ¥550税込
今回はこちらの無地 ミントを使用しました。肌触りの良いサラッとした生地で、スカートの下に着用してもゴワつきやモタつきはありませんでした。ブロードなどの綿生地よりも、シワに強い生地なのでペチコートにぴったりだと思います♪
ペチコートの作り方
- 縦を縫って、輪っか状にする
- 後ろあきを作る
- 裾を縫う
- ウエスト部分を作り、ゴムを通す
1.縦を縫って、輪っか状にする
生地を中表に二つ折りしてクリップで止めます。
生地の上から1cmと2.5cm、下から17cmの場所にチャコペンやフリクションペンで印をつけます。
1.5cmの部分はゴム通し口に、17cmの部分は後ろあきにするので縫いません。
上の写真で赤い点線の部分を縫い代1cmで縫います。
ミシンに生地をセットして、生地の下から17cmの印を付けたところから縫い始めます。
生地上から2.5cmの印まで縫い進めたら、返し縫いをして、押さえ金を上げて糸を切ります。続いて、生地上から1cmの印に合わせてミシンに生地をセットし、端まで縫ったら返し縫いをして縫い終わります。
アイロンをかけて縫い代を割ります。縫い残した後ろあき部分は1cmで折ります。
アイロン定規があると1cmで折り返すのに便利です!
2.後ろあきを作る
後ろあきの部分を縫います。
アイロンで折った部分の生地端2-3mmを縫います。
補強のために、あき止まり(パカってなっているところ)を数回返し縫いしましょう。
ミシンに生地をセットして、上の写真のように縫い進めます。
開き止まりの部分まで来たら、針を刺したままの状態で押さえを上げて、生地の向きを変えて方向転換します。
方向転換をして向かい側まで縫えたら、返し縫いをします。
開き止まりの部分で返し縫いができたら、再び縫い進めます。
後ろあきの部分が縫えました!
返し縫いをした開き止まりの右側部分、生地端まで縫いすぎてツレてしまいました・・・。
でもペチコートなのでまぁいっか!です。
返し縫いをするときは、生地端2mmくらいまでにしておくとツレずに綺麗に縫えます。
3.裾を縫う
スカートの裾部分を縫っていきます。まず、裾全体をアイロンで1cm折ります。
裾全体を1cm折れたら、もう一度1cm折ります。1cmの三つ折りが出来ました。
1cmの三つ折りが出来たら、折り山から1-2mmの部分を裾全体ぐるっと一周縫います。
ミシンにはこのように生地をセットして縫いはじめます。
少し縫い進めたら、他の部分を縫い込まないように生地を整えながらぐるっと縫います。
縫い終わりの生地が重なる部分は、目打ちで押さえながら縫うと縫いやすいです!
裾の部分が縫えました!
4.ウエスト部分を作り、ゴムを通す
ウエスト部分を作っていきます。まず、ウエスト部分(後ろあきがない生地の上側)をアイロンで1cm折ります。
1cm折れたら、次は1.5cm折ります。1cmと1.5cmの三つ折りになります。
先ほどの裾と同様に、折り山から1-2mmの部分をぐるっと縫います。
ミシンにはこのように生地をセットして縫いはじめます。
縫い代を多くとってしまうと、ゴムが通らなくなってしまうので気を付けてください。
ウエスト部分が縫えました!最後にゴムを通して完成です♪
ゴムの通し口からゴムを通します。ゴムの端が中に入り込まないよう、クリップで止めておきましょう!
ゴムが中でひっくり返らないよう、まっすぐの状態をこまめに確認しながらゴムを通してください♪
ゴムが通りました。
ゴムの長さが心配な場合は、ゴムを縫い止める前にクリップや安全ピンで仮止めして試着をしてみてくださいね。
ゴムの端が取れないように縫い止めます。
ゴムの縫い方は、中に入ってしまって見えないのでどんな縫い方でも大丈夫です。力のかかる部分なので何度か縫っておくと安心です。
歩きやすく、履き心地抜群なペチコートが完成しました。
今回使った生地
綿ポリ ハーフダンガリー 無地 50cm単位
商品番号 new938-1 ¥550税込
今回はこちらの無地 ミントを使用しました。肌触りの良いサラッとした生地で、スカートの下に着用してもゴワつきやモタつきはありませんでした。ローンよりも少しだけ張りのある生地です。シワにも強い生地なのでペチコートにぴったりだと思います♪
ペチコートというと、テロテロとしたポリエステルやキュプラが思い浮かびますが、どちらも扱いが難しい生地です。サクッと簡単に作るのには、綿ポリハーフダンガリーがおすすめです!
ペチコートというと、テロテロとしたポリエステルやキュプラが思い浮かびますが、どちらも扱いが難しい生地です。
サクッと簡単に作るには、綿ポリハーフダンガリーがおすすめです!