ハンドメイド初心者さんでも作れるおしゃれ可愛いスカラップショートパンツの作り方をご紹介します。
今回はサイズ80㎝で作ってみました。
もくじ
今回参考にした動画
今回は* Baby&Kids * Handmadeさんの動画を参考にしました。
とても丁寧にご説明されていますので、ぜひご覧ください。
動画では型紙なしで生地に直接書き込む方法で作られていますが、この記事では動画を元に型紙を作って制作する方法をご紹介しています。お好みの方法で作ってみてください。
準備するもの(80cm)
今回は80cmのショートパンツを作りました。サイズによって用意する生地の大きさが変わりますので、下の表を確認しながらご用意ください。
- 表生地 46×35cm
- すそ生地 46×6cm(表生地の横×6cm)
- 1cm幅のゴム(長さはお子様のウエストに合わせてください)
- チャコペン(フリクションでもOK)
- まち針(クリップでもOK)
- アイロン
- ミシン
- ハサミ
- 糸
- ヘラ(定規や目打ちでもOK)
サイズ | 横 | 縦 | すそ |
80cm | 46cm | 35cm | 46×6cm |
90cm | 50cm | 37.5cm | 50×6cm |
100cn | 53cm | 40cm | 53×6cm |
110cm | 56cm | 42.5cm | 56×6cm |
今回使った生地
綿ポリ 交織 ダンガリー ギンガムチェック 50cm単位
使用した生地
3mm ペールラベンダー
商品番号 4520 ¥550税込
綿ポリ 交織 ダンガリー 無地 50cm単位
使用した生地
ペールラベンダー
商品番号 4500 ¥550
早速作ってみましょう
スカラップショートパンツを作るのには大きく分けて4つの工程があります。
- 型紙を用意する
- 生地を裁断する
- 縫う
- ゴムを通す
ひとつひとつゆっくり丁寧にやっていきましょう。
1.型紙を用意しましょう
まずは型紙の準備です。
生地に直接書き込むのも良いですが、コピー用紙や方眼紙で型紙を作っておくと次回作るときにも使えるので便利です。
2.生地を裁断しましょう
生地は2枚重ねて切っていきます。
生地の表と表が重なるように置き、その上に型紙を置いてズレないように重しをのせます。
重しが無い場合はまち針やクリップで留めてもOKです。
型紙を生地に写したら型紙をはずして、2枚の生地をまち針やクリップで固定し、裁断していきましょう。
写真のように、すそ生地と本体生地を中表に合わせて、重ねておきます。
すそ生地の本体生地よりも余分な部分をカットしていきます。
すそ生地に、上下が分かるようにマスキングテープなどで印をつけておくと便利です。
3.縫っていきましょう
縫い始める前にミシンの設定を確認してみましょう。
縫い目や縫い幅は小さめに設定することでカーブ部分の仕上がりがキレイになります。
股下を縫いましょう
生地を中表にして、股下を縫います。
生地の端から縫い目までが1cmになるように縫っていきましょう。
これを縫い代1cmで縫う、といいます。
縫い代1cmで縫えたら、生地の端がほつれてこないようにジグザグミシンをかけましょう。
もう片方の生地も同様に縫います。
すそ生地を準備しましょう
次にふりふりがかわいいスカラップの内側になる部分の準備をしていきます。
すそ生地を中表にして折り、縫い代1cmで縫います。縫えたら縫い代を写真のように開いて、アイロンをかけておきましょう。
もう片方も同様に縫っってアイロンをかけておきます。
次にチャコペンでスカラップのカーブを書きます。
先ほど縫ったすそ生地を半分に折り、その上に型紙をのせて重しを置きます。
型紙に沿ってペンで線を描いていきます。
最後にすそ生地の上を1cm内側に折ってアイロンをかけておきましょう。
スカラップ部分を縫いましょう
本体生地とすそ生地を縫い合わせていきます。
ここでミシンのスピードを確認してみてください。
特に初心者の方やカーブを縫うのに慣れていない方は一番遅くなるように設定しましょう。
本体生地とすそ生地が中表になるように重ねてクリップやまち針で固定します。
それぞれの生地の縫い目がピッタリ重なるようにしましょう。
固定できたら先ほどの工程で描いた線の上をゆっくり縫っていきましょう。
左右どちらも縫いました。
縫い代をカットしましょう
スカラップのカーブが縫えたら、余分な縫い代をカットしていきます。
まず縫い目からだいたい7mmくらいのところをカットしていきます。次にカーブがきれいに仕上がるように切り込みを入れましょう。このとき縫い目の糸を切らないように注意してください。
最後にカーブの頂点の部分を深くV字に切り落としましょう。
もう片方の生地も同様にカットします。
スカラップの形を整えましょう
アイロンとヘラを使ってスカラップのカープをきれいに整えていきます。
中表にして縫った生地をひっくり返してカーブの形を整えます。今回はヘラがなかったので指と定規を使いました。カーブひとつひとつ、形を整えたらアイロンをかけていきます。
もう片方も同様にやっていきましょう。
ぐるっと1周カーブを整えたら、すそ生地の上を縫います。スカラップの下書きをした工程で生地の上を1cm折り、アイロンをかけましたので、その部分を1周縫っていきます。写真のようにまち針で固定してから縫うとズレないのでおすすめです。
もう片方も同様に縫いましょう。
本体生地を縫い合わせましょう
ここまでの工程では本体生地を片方ずつ縫っていましたが、ここで縫い合わせていきます。
生地を中表にして重ねて固定します。ここでも縫い目がピッタリ重なるようにしましょう。
生地の後ろ側にゴムの通し口を作っておきます。
写真のように生地の上(ウエスト)から1cm、さらにそこから1.5cmのところに印をつけます。
上から1cmを縫って糸を切り、1.5cmのところからまた縫い始めます。
股の部分は急カーブなのでここもゆっくり縫い進めましょう。
生地端の始末として、ジグザグミシンをかけていきます。
ゴム通し口は縫わずに残しておくので、写真のように切り込みを入れます。
縫い目を切らないように注意してカットしましょう。
切り込みから上は端処理は不要なので、切り込みから下の部分にジグザグミシンをかけます。
ゴム通し口を作りましょう
ゴム通し口の縫い代をひらいてアイロンをかけます。
ウエスト部分を1cm折ってアイロンをかけ、さらに2.5cm折ってアイロンをかけます。
折り目の上下をそれぞれ1周縫いましょう。この縫い目の間がゴムの通り道になります。
まず下側を縫います。
次に上側を縫います。
4.ゴムを通しましょう
最後にゴムを通しましょう。紐通しなどを使ってゴムを通します。紐通しがなければヘアピンや安全ピンでも代用できますよ。
ゴムを通したら、お子様のウエストに合わせてカットしてミシンで縫うか、結んだら完成です。
今回使った生地
綿ポリ 交織 ダンガリー ギンガムチェック 50cm単位
使用した生地
3mm ペールラベンダー
商品番号 4520 ¥550税込
綿ポリ 交織 ダンガリー 無地 50cm単位
使用した生地
ペールラベンダー
商品番号 4500 ¥550
ハンドメイド初心者さんは型紙に【前・後】などの書き込みをしておくと、縫う工程で混乱せずスムーズに進めますよ。