今回は、ハンドメイド初心者さんにもおすすめ、シンプルなエプロンの簡単な作り方をご紹介します。
シンプルなエプロンでも、タグをひとつつけるだけで、グッとお洒落になります。
1日で完成してしまうので、お気に入りの生地を見つけたら、早速作ってみましょう。
今回タグは、ポケットにつけましたが、ポケット無しのシンプルなエプロンの胸元に、ワンポイントとしてつけてもいいですね。
タグの縫いつけ方は、最後のポケットつけのところにありますので、参考になさってください。
もくじ
準備するもの
- 型紙 「綿ポリダンガリーと相性の良いエプロン型紙」
- 表生地 110cm幅×1m
- タグ(お好みで)
- チャコペン(フリクション・鉛筆でもOK)
- まち針(クリップでもOK)
- アイロン
- ミシン
- ハサミ
- 糸
- 定規
エプロンを作るために使った材料
綿ポリダンガリーと相性の良いエプロン型紙 メール便4個まで
商品番号 woman-apron-102 ¥660税込
綿ポリ 交織 ダンガリー 織ドット 50cm単位
今回使用したカラー
マリンブルー スプリンググリーン
商品番号 7000 ¥605税込
オリジナルタグ 月の光 Clair de Lune タテ40mm ヨコ46mm 5枚単位で販売
商品番号 original-tag-c ¥330税込
早速エプロンを作ってみよう
エプロン作りをするのには大きく分けて3つの工程があります。
- 型紙を用意する
- 生地に型紙を写し、裁断
- 縫う
この3つの工程についてゆっくりみていきましょう。
1.型紙を用意しよう
まずは型紙の準備です。
今回はマルイシさんの型紙を使って作っていきます。
こちらから購入できます。
全体的に並べてから、線に沿って型紙を切って全部を1枚にくっつけます。
エプロン本体、肩ひも、腰ひもの3パーツ作ります。
1mの生地でポケットも取れます。
今回は、まるいポケットを2つ付けようと思ったので、型紙を自作しました。
四角いポケットの方が簡単ですが、あえてまるくしました。
よろしければ参考になさってください。
2.生地に型紙を写して裁断しよう
生地の耳と耳を合わせて縦半分に折ります。
生地の表と裏がわかっていれば、どちらを内側に折ってもOKです
生地と型紙の「わ」の部分に注意して、型紙を置いて、線を引きます。
ここでの直線は長い定規を使うと便利です。
線が写せたら、2枚の生地がずれないようにまち針で止めて、2枚一緒に裁断します。
わの部分は繋がったまま裁断しませんので、注意してください。
このまま裁断すると、肩ひもも2枚になりますが、肩ひもは1枚あればOKです。
3.順番に縫っていこう
①肩ひもと腰ひもを作る
合わせて3本のひもを作ります。
●肩ひも1本
長い辺だけ縫います。
両端は縫い代の中に隠れてしまうので、切りっぱなしのままでOKです。
肩ひもの長い辺を両方アイロンで1㎝に折り、さらに半分に折ってアイロンをかけておきます。
●腰ひも2本
片方の端は切りっぱなしで、もう片方は見える部分なので折り込んでL字に縫います。
腰ひもを、長い辺→短い辺→長い辺の順にアイロンで1cmに折り、さらに半分に折ってアイロンをかけます。
短い辺の縫い代②は、きれいに折り込んでおきます。
アイロンが終わったら、次はミシンで、肩ひもは直線のみ、腰ひもはL字に縫っていきます。
L字の角の部分で方向を変えるには、針を刺したままひもの向きを変えるのがポイントです。
この方法は、タグや四角いポケットを縫うときなど、色々な場面で使えますので、ぜひ覚えてみてください。
②脇の曲線部分を縫う
両脇なので左右2ヶ所、同じように作業します。
0.5㎝の三つ折り、という細かい作業になりますので、ゆっくり丁寧に進めていきましょう。
曲線部分の端から0.5㎝折ってアイロンをかけ、さらに0.5㎝折ってアイロンをかけます。
曲線でかけづらいので、アイロンの先端を使って、少しずつずらしながらかけていきます。
できた三つ折りにミシンでステッチミシンをかけます。
ステッチと検索すると刺繍って出てくるけど
ここでは上からミシンで抑えることをステッチミシンと言うよ!
三つ折りの幅が狭く、さらにカーブしているので、ゆっくり少しずつ進めていきましょう。
③肩ひもをつける
①で作った肩ひもを本体につけていきます。
胸の上端から1㎝折ってアイロンをかけ、さらに1㎝折ってアイロンをかけます。
①で作った肩ひもを挟んでピンを打ち、三つ折りを整えます。
できた三つ折りにミシンでステッチをかけます。
挟んだ肩ひもは外側へ折り返し、表からステッチで縫い止めます。
力のかかる場所ですので、しっかりと同じところを2~3往復するといいでしょう。
④腰ひもをつける
先程の肩ひものつけ方と同様ですが、両脇なので左右2ヶ所、同じように作業します。
端から1㎝折ってアイロンをかけ、さらに1㎝折ってアイロンをかけます。
①で作った腰ひもを挟んでピンを打ちます。
できた三つ折りにミシンでステッチをかけます。
肩ひも同様、挟んだ肩ひもは外側へ折り返し、表からステッチでしっかりと縫い止めます。
⑤裾を縫う
端から1㎝折ってアイロンをかけ、さらに1㎝折ってアイロンをかけます。
できた三つ折りにミシンでステッチをかけます。
ポケット無しのエプロンは、これで完成です。
ポケットをつける場合は、次の⑥を参考にしてください。
⑥ポケットをつける
上記のポケット手順を詳しくみていきましょう。
①ポケット口以外の縫い代にジグザグミシン(ロックミシン)をかけます。
ジグザグミシンをかけることで、きれいな仕上がりになりますが、省略してもOKです。
②ポケット口の端から1㎝折ってアイロンをかけ、さらに1㎝折ってアイロンをかけます。
三つ折りにミシンでステッチをかけます。
③カーブ部分の縫い代に、大きい針目(4くらい)で布端から0.5㎝のところにステッチをかけ、糸は長めに残しておきます。
ミシンではなく、ぐし縫い(手縫い)でもOKです。
④できあがり線でカットした厚紙を入れて糸を引き、ギャザーをよせながらアイロンで形を整えます。
このとき引くミシン糸は、上の1本だけです。
⑤タグをお好みの位置に縫いつけます。
今回のタグはポリエステル製なので、アイロンは必ず中温でしてください。
タグの両端をアイロンで折り、つけたい位置にピンでとめます。
角の曲がり方は、ひものL字の縫い方と同じで、角まできたら針を刺したまま方向を変えて4回繰り返します。
返し縫いせずに縫い始め、1周したら同じところを5~6針重ねて縫います。
重ねて縫うことで返し縫いと同じ効果でほつれにくくなります。
⑥できたポケットを、今回のポケット位置を参考に置いてピンを打ちます。
打ったピンに注意しながら試着してみて、使い勝手いい位置に移動してみてください。
つけ位置が決まったら、ポケットの周りを2㎜で縫いつけます。
ポケット口は力がかかるため、四角く縫って補強します。
ポケット有りのエプロンが、これで完成です。
おつかれさまでした!
ポケットのつけ方も、覚えておくと役に立つと思うので、ぜひチャレンジしてみてください。
綿ポリの生地は、エプロン作りにとても向いている生地です。
無地もいいですが、今回使用した織りドットも可愛らしくておすすめです。
色々な生地でシンプルなエプロンを作ってみてはいかがでしょうか。
おうち時間が、楽しいハンドメイドの時間になりますように…♪
■追記
母へのプレゼントにと選んだスプリンググリーン。ポケットあった方が使い勝手がいいよね…と考えていたら母の日に間に合わず。結局、誕生日プレゼントになってしまいましたが、無事に手渡すことができました。「あら♪シンプルで素敵ね!よく見ると柄になっていて可愛いわね(*^^*)」と喜んでくれました。良かった☆
そう。織りドットは普通のドット柄より控えめな感じで、年齢問わずお使いいただけると思うのでおすすめです!カラーも豊富で楽しく迷えます^^; ぜひ一度お試しください^^
今回使った材料
綿ポリダンガリーと相性の良いエプロン型紙 メール便4個まで
商品番号 woman-apron-102 ¥660税込
綿ポリ 交織 ダンガリー 織ドット 50cm単位
マリンブルー スプリンググリーン
商品番号 7000 ¥605税込
オリジナルタグ 月の光 Clair de Lune タテ40mm ヨコ46mm 5枚単位で販売
商品番号 original-tag-c ¥330税込
アイロンをするとき、厚紙でアイロン定規を作っておくと便利です。
今回は、0.5㎝と1㎝の目盛りを使用します。