今回は、小学生の頃に祖母から教えてもらった『夏休みの宿題にもぴったり!子どもと一緒に折りたたみながら作る巾着袋の作り方』をご紹介します。
今回の巾着袋は折りたたみながらアイロンをかけて作業をするので、ハンドメイド初心者さんや小学生くらいのお子様にも折り紙感覚で楽しんでいただけます!
完成サイズは、縦19㎝×横19㎝で、巾着の表裏にポケットが1個ずつ付いています。
もくじ
準備するもの
- 生地 50㎝×50㎝
- アクリル紐 60㎝×2本
- チャコペン(フリクションでもOK)
- まち針(クリップでもOK)
- アイロン
- ミシン
- ハサミ
- 糸
- 目打ち
早速巾着袋を作ってみよう
巾着袋を作るには大きく分けて3つの工程があります。
- 生地の準備をする
- 袋部分を縫う
- アクリル紐を通す
この3つの工程についてゆっくりみていきましょう。
巾着袋に使った生地
綿ポリ 交織 ダンガリー 織ドット 50㎝単位
使用生地
アクアブルー
商品番号7000 \¥605税込
綿ポリ 交織 ダブルガーゼ 50㎝単位
使用生地
アクアブルー
商品番号tc3250 ¥660税込
1.生地を準備する
50㎝×50㎝の生地の裏面を上向きに置き、四辺を1㎝の三つ折りにします。
角を四つ折りにする時に、縫い代が重なり厚みがでてしまいやすいです。
写真を参考に青い線で角をカットしてから、三つ折りをしてください。
四辺を生地端から1㎝内側に折ります。
次に四隅を内側に折ります。
最後にもう一度四辺を1㎝内側に折ると1㎝の三つ折りの完成です。
三つ折り部分をクリップで固定して、布端から0.7㎝-0.8㎝の赤枠部分を1周縫ってください。
四角をカットしておいたので、三つ折りして縫った後、すっきりした状態に仕上がります。
今回は初心者やお子様でも三つ折り作業がしやすいように1㎝にしています。
幅はお好みで調整してくださいね。
2.巾着部分を縫う
生地の裏面を上向きにして置き、三角形になるように生地を谷折りにする。
頂点の丸印から左右15㎝の部分に印を付け、印同士を線で結びます。
印と印を結んだ赤い線の上をミシンや手縫いで縫ってください。
印を付けた部分が縫えたら、下辺にアイロンをかけ折り目を付けておきます。
布を少しずらして上部の三角形の布をアイロンをかけて布を開いておいてください。
アイロンをかけたら、布の間から手を入れ、生地の表裏を反対にします。
生地の表裏を反対に出来たら、生地の縫い目(青線)とアイロンで付けた印(ピンク線)を合わせ、
上辺と下辺にアイロンをかけてください。
丸印同士を合わせ生地を半分に折りアイロンをかけ折り目を付けておきます。
今回は縫っていませんが、ポケット同士がつながらないようにしたい場合は、付けた折り目の上をミシンか手縫いで縫っておいてください。
ふたを作るため布の角(矢印部分)から2.5㎝下の部分で折って、アイロンをかけ折り目を付けておきます。
ふた部分に折り目を付けて、紐通し部分を作ります。
紐通し部分は布端から2㎝の部分を縫います。
写真のように布を開きポケット部分は2枚別々に縫うようにしてください。
ポケット同士が内側で合うように半分に折り、クリップで固定します。
紐通し部分の縫い目から下1㎝(紫線)と下2㎝(青線)の部分に印を付けてください。
赤線の上を縫い代0.8cmで縫います。
3.アクリル紐を通す
縫うことができたら表に返し、アクリル紐(60㎝×2本)を通してください。
紐の通し方は左右から1本ずつ(赤点線と青点線)通すようにします。
完成
夏休みの宿題にもぴったりな子どもと一緒に折りたたみながら作る巾着袋作りました。
完成写真の左側は綿ポリダンガリー織ドット、右側は綿ポリダブルガーゼです。
右側の巾着袋に付いているリボンの作り方は、『簡単に作れる子ども用汗とりパッドの作り方』に書いています。
最初の三つ折り部分は子どもには作業が難しいかもしれません。
ぜひ、親子で楽しみながら丁寧に進めてみてください。
夏休みの課題の一つにおすすめです。
使用した生地
綿ポリ 交織 ダンガリー 織ドット 50㎝単位使用生地
使用生地
アクアブルー
商品番号7000 \605税込
綿ポリ 交織 ダブルガーゼ 50㎝単位
使用生地
アクアブルー
商品番号tc3250 ¥660税込
生地はアイロンで跡をつけやすく、縫いやすい綿ポリ生地を使用しました。