女の子の髪の毛が伸びてくると、結んでヘアアレンジをする機会も増えますよね。
今回は、うさ耳風リボンヘアゴムをご紹介します。
うさぎの耳のように、ピョコンと飛び出たリボンがとってもかわいいですよ。
少しの生地で簡単にできますので、ぜひ作ってみてください。
もくじ
準備するもの
- 表生地 7×18cm (たて×よこ)
- 裏生地 7×18cm (たて×よこ)
- ヘアゴム
- チャコペン
- クリップ
- アイロン
- ミシン
- ハサミ
- 目打ち
- 糸
- ダウンロードした型紙
今回使った生地
綿ポリ 交織 ダンガリー ギンガムチェック 50cm単位
使用した生地
3mm イエロー
商品番号 4520 ¥550
ブロード ドット 水玉 205本50cm単位
使用した生地
ペールミント
商品番号 88190-2 ¥550
おすすめは、ハリのある綿ポリ×柔らかい生地(ダブルガーゼ、ローンなど)の組み合わせ!
ひっくり返しやすく、うさ耳の形もピンとしっかり立つのでかわいいです。
早速作ってみよう
うさ耳風リボンヘアゴムを作るのには大きく分けて7つの工程があります。
- 型紙を用意する
- 生地を切る
- 中表に合わせて縫う
- 切り込みを入れる
- 表に返す
- 周りを縫う
- ゴムに結び付ける
この7つの工程についてゆっくりみていきましょう。
1.型紙を用意する
まずは型紙の準備です。
型紙はこちらからダウンロードして印刷してください。
A4の紙を2枚印刷します。印刷ができたら正しく印刷されているか確認します。
こちらは海外のハンドメイドサイトを参照していますので、インチ表示になっています。
1inch = 2.54㎝ ですので、
下の正方形(2×2inch test square)の一つの辺が5.08㎝であるか確認しましょう。
確認できたら、1枚は黒い線に沿って切り(型紙Aとします)、もう1枚は点線(写真では黄色に色付けしています)に沿って切りましょう(型紙Bとします)。
型紙Aと型紙Bの準備が完了しました。
2.生地に型紙を写して切る
型紙Aを表生地の上に置いて、チャコペンで形を写します。
写せたら布を切りましょう。
裏生地も同様切り取ります。
表生地と裏生地が切り取れました。
印を付ける
次に、ミシンで縫うところをわかりやすくするために印を付けましょう。
片方の生地の裏側に、型紙Bをだいたい中央に来るように置き、形をなぞりましょう(写真では青い線の部分です)
縫いしろは6mmくらいになるはずです。
このとき、返し口も忘れずに印を付けておきます。(gapと書いてある中央の部分)
〜海外サイト参照 豆知識〜
4/1″ seam(1/4 inch seam)という指示は、
1inch = 2.54㎝ ですので1/4 inch = 0.635 cm となります。
つまり約6mmの縫いしろをつけてという指示になります。
返し口とはひっくり返す時の入り口のことです。
閉じてしまうと、生地がひっくり返せないのでご注意!
ざっくり縫いしろ6mmのところに線が引けました。(黄色の生地の方)
3.中表に合わせて縫う
2枚の生地を中表になるように合わせます。
中表(なかおもて)とは、生地の表の面と表の面を重ねることです。
線の上を一周縫う
生地の周囲をクリップでとめ、先ほど引いた線の上を縫っていきましょう。
縫い始めの位置は、返し口を縫い残すようにします。
カーブの部分は縫いにくいですが、
◇ミシンのスピードを落としてゆっくりと縫うこと
◇数針縫ったら押さえを上げて、進む方向を調節すること
に気を付けて縫っていきましょう。
縫い終えました。
4.縫った線の周りに切り込みを入れる
縫った線の周りを、だいたい5mmくらいの間隔で青い線のように切り込みを入れていきます。
両端は赤い線のように切り取ってしまいましょう。
※糸を切らないように注意してください。
切り込みを入れました。
※拡大写真
5.返し口からひっくり返す
切れたら、返し口から生地をひっくり返します。
狭くて難しいですが、ペンなど細いものを使って少しずつひっくり返しましょう。
ハリのある生地では、力がいるので大変だと感じるかもしれません。
返し口から、ペンで生地を押し出すようにして、徐々にひっくり返していきましょう。
目打ちを使って、細かい部分を掘り返すと、よりきれいに仕上がります
ひっくり返しました。
ひっくり返せたらアイロンをかけて形を整えます。
6.周りを縫う
赤い線の上あたりを一周縫います。
端から2~3mmのところを縫っていきます。
リボンの本体が完成しました。
7.ゴムに結び付ける
ゴムの輪の中に、リボンを通します。
そのまま一結びしたら、うさ耳リボンヘアゴムの完成です。
表と裏の生地が違うので、結び方によっていろいろなうさみみの角度や見た目を変えることができます。
左右で見せる面を変えたり、結び目だけ別の面を見せてもかわいいですよ。
サイズを変えて作ってみると…
娘の髪に結んでみたところ、もっと大きいリボンも試してみたくなりました。
型紙を少しだけ拡大(115%)して作ってみたものがこちらです。
5歳の女の子が結んでみました。
大きい方が存在感がありますね。
身長や髪のボリュームによって、型紙のサイズを調整してみるのも良いかもしれません。
こちらの動画を参照しました
DIY Hair Tie – Quick and Easy with Free Pattern – YouTube
こちらもぜひご覧ください。
今回使った生地
綿ポリ 交織 ダンガリー ギンガムチェック 50cm単位
使用した生地
3mm イエロー
商品番号 4520 ¥550
ブロード ドット 水玉 205本50cm単位
使用した生地
ペールミント
商品番号 88190-2 \550
両面ともハリのあるの生地で作ると、工程5でひっくり返すのに力が必要です。
反対に、両面とも柔らかい生地で作ると、うさ耳の形が崩れやすいかもしれません。
ハリのある生地と柔らかめの生地を組み合わせると作りやすいですよ。