普段着せている服から型を取るので失敗無し。きんちゃく袋の要領で肩ひもを調節するので着せやすく何枚でも作りたくなる夏にぴったりのワンピースです。
今回は家庭用ミシン(ジグザグ機能あり)で作ってみました。
もくじ
用意するもの
- 参考にする洋服(今回はタンクトップを使いました)
- 表地(サイズ別分量表を参考に)
- チャコペン(2色あるとよい)
- 裁ちばさみ(布を切るよう)
- 糸きりばさみ(糸を切るよう)
- ひも通し(安全ピンなどでもよい)
- まちばり
- ミシン糸(普通地用)
- 肩ひも(サテンリボンなどでもよい)
- 短めのものさし(15㎝~20cmなくてもなんとかなる)
- 長めの定規(30cm~50cmくらいあるとよい)
今回使った資材
やや薄手の綿ポリダンガリー♪ 綿ポリ ハーフダンガリー ストライプ 6mm 50cm単位 110cm幅 【商用可能】
商品番号 new938-order-116¥550税込
オーガニックコットン 袋ひも 7mm 7color 1m単位 【商用可能】
商品番号 5209 ¥ 275 税込
あると便利なもの
- アイロン
- 手芸用ノリ(縫い代を倒して固定したりするのに便利です)
- ローラーやへら(ローラータイプの癖付けアイテムでちょっと折後残したいときに便利です)
- 目打ちやピンセット(ミシンの際ギリギリまで押さえておきたい時などに便利です)
布のサイズ別分量
大きいサイズは特に横並びで入らないことがあるので購入する布巾にも注意して購入しましょう。
作業工程と製作
- 布を切る
- 縫い合わせとほつれ処理
- 脇まわりの布端処理
- 肩ひも通しを縫う
- 裾を縫う
- 肩ひも通し
- 仕上げ、完成、まとめ
さっそく作ってみましょう!
①布を切る(裁断)
今回は~100cmのワンピースを作るので分量表を参考に50㎝×50㎝を2枚切ります。
横並びで入らないときは縦並びに配置するか画像のようにずらして配置します。
(ずらして配置するときは柄の方向性がないか確認しましょう)
サイズ別分量を参考に2枚切ったものを布の表が中同士になるようにかさね、タテ半分に折ります。
耳側5cm入ったところと上の布端に参考にする洋服をおき、脇口のカーブを写します。
脇下のかど(5.0㎝入ったカーブが終わるところ)から、すその1.5cmのところを直線でむすびます。
これで出来上がり線がひけました(赤い線)
次に縫い代線を引いていきます。
先ほど引いた直線から平行に1.5cmのところに線を引きます(青い線)
カーブの部分は1.0cm離れたところに引きます。
出来上がり線と縫い代線の色を変えるとまちがえにくいよ
縫い代線が引けたら折ったまま待ち針で止め、縫い代線を切ります。(青い線)
切れたら出来上がり線(赤い線)を反対側にも引きましょう。
カーブのところは2枚4か所引きます。
これで①布を切る(裁断)は完了です。
同じ形なので後ろ見ごろの端などに印をつけるなどしましょう。
覚えよう!ワンピースのおなか側を前身ごろ背中側を後ろ見ごろと言うよ
②縫い合わせとほつれ処理
前身ごろと後ろ見ごろを中表に重ね、出来上がり線で縫いあわせていきます。
まずは片方だけ仕上げていきましょう。
*縫い始める前に残っている生地で試し縫いをし、縫い始めと縫い終わりに返し縫をするようにしましょう。
赤い線上をミシンで縫っていきます。縫うときの待ち針は直角に刺しましょう。
縫えたら開いて縫い代を後ろ見ごろ側に倒し待ち針で留めます。
アイロンなどを使うと作業がしやすく、仕上がりもきれいになるのでおススメ!
手芸用ノリを使うときは乾いてから次の作業に入ろう
ジグザグで縫い代が浮かないように縫い留めていきます。
表からかけるときれいに仕上がりますが、裏からしっかりと縫い代を縫い留めていきましょう。
*薄手の布にジグザグミシンをするときは3点ジグザグがおススメです。
ジグザグにするとほつれ留めも一緒にできるのでおススメだよ
③脇まわりの布端処理
次に脇口の布端処理をします。
縫い代に3㎜の切り込みを1.0㎝間隔でいれていきます。
カーブがきついところは0.5cm間隔で入れましょう。
次に出来上がり線で内側に折り待ち針で止めていきます。
折れたら縫い合わせの時と同様に縫い代端をジグザグでぬいとめていきます。
これで片方できましたので反対側も②と③の工程をします。
④肩ひも通し口を縫う
ワンピースの上部分をきんちゃくぶくろのひもを通す部分のように折り曲げて縫います。
布端を1.0cmでおりさらに2.0cmでおります。
覚えよう!2回折り曲げ3重にすることを3つ折りや3つ巻きと言うよ
前身ごろと後ろ見ごろ、それぞれにひも通し口を作ります。
ひも通し口が狭くなってしまうのでなるべく端を(赤い線)縫えるように頑張りましょう。
抑えの端を合わせたり、基準を見つけるとまっすぐ縫いやすいよ
⑤裾を縫う
ひも通し口と同じ要領で裾を1.0cmと1.0cmの3つ折りにしミシンで縫いましょう。
1周縫ったら、ほつれにくくするために縫い始めと2.0cmほど重ねるようにします。
⑥肩ひも通し
いよいよ最後の工程です。
後ろ見ごろ側から150cmのひもを通します。
①→②→③→④→①→②の順で通したら背中側でリボン結びします。
⑦仕上げ、完成、まとめ
仕上げに長く残った糸などを根元で切り、ギャーザーや肩ひもの長さを調整しましょう
完成!!
~100サイズで作ったものを105㎝の子に着せてみました。
いかがでしたでしょうか?簡単シンプルな作り方なのでいろんな色や柄で
作ってみてくださいね。
最後にいろんなアレンジをご紹介して終わりたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
いろいろアレンジ
他にも横幅を増やしてボリュームをつけたり
ひも先にループエンドをつけたり
裾にギャーザーレースをつけたりアレンジを楽しんでみてください。
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いつも応援ありがとうございます。😊
覚えておこう!布の表同士を重ねることを中表に重ねると言い、布端のほつれないように処理してある方をみみ、折り目の方をわと言うよ。