学校や職場などで「生理用品を持ち歩くのが少し恥ずかしい」「周りの目を気にせずにハンカチだけ持ってトイレに行けたら…」という悩みはありませんか?そういうときに便利なサニタリーケースの作り方をご紹介します。ファスナーやボタンなどは一切ついていないので、一見、普通のハンカチに見えます。ハンカチに見えるので、周りの目を気にせず持ち運ぶことができますよ!
準備するもの
- 表生地 44cm×13cm
- 裏生地 44cm×13cm
- チャコペン(フリクションでもOK)
- まち針(クリップでもOK)
- ミシン
- ハサミ
- 針
- 手縫い糸

今回使った生地

綿ポリ 交織 ダブルガーゼ 50cm単位
商品番号 tc3250 ¥660
使用した生地
スプリンググリーン

綿ポリ 交織 ダンガリー ストライプ 50cm単位 110cm幅
商品番号 4510 ¥550
使用した生地
ブルー
スプリンググリーン

綿ポリ 交織 ダンガリー 無地 50cm単位
商品番号 4500 ¥550
使用した生地
アクアブルー
早速サニタリーケースを作ってみよう
サニタリーケース作りをするのには大きく分けて3つの工程があります。
- 裁断する
- 縫う
- 返し口を縫い閉じる
この3つの工程についてゆっくりみていきましょう
1.裁断する

長方形に裁断するので、型紙は使用せず、直接布に線を引いて裁断してください。
縦×横(cm) | 枚数 | |
表生地 | 13×44 | 1 |
裏生地 | 13×44 | 1 |
2.縫う

表生地と裏生地を中表に重ねます。右側に返し口を作るための印をつけます。生地の中心あたりに5cm印をつけます。

中表とは、表面を内側にすることです。
返し口とは生地をひっくり返す時の入り口のことです。

両端を縫いやすいように洗濯バサミやまち針で止めます。

赤い点線を縫い代1cmで縫います。(ミシンのガイド線10mmに布端を合わせて縫います)黒の線は返し口部分なので縫わないでください。縫い始めと縫い終わりには返し縫いをしてください。

縫ったところから中心に向かって20cmのところに印をつけます。上、下どちらも印をつけて下さい。

縫い合わせた部分が印のところの来るように、折りたたみます。両側とも同じように折りたたんでください。

折りたためたら縫いやすいように、洗濯バサミやまち針でとめます。

とめた両サイドを縫い代1cmで縫います。(ミシンのガイド線10mmに布端を合わせて縫う)

縫い終えたら、返し口から表にひっくり返します。

返し口は右側の内側にあります。
3.返し口を縫い閉じる

形を整えて、返し口の縫い代を折りこみます。

手縫いで返し口を縫い閉じます。

これで完成です。
たった4か所縫うだけであっという間に完成しました。
10分くらいで作ることが出来ますので、ぜひ作ってみてくださいね。
使い方

大人でも生理用品を持ち歩く時には抵抗がありますよね。そういうときにはこのサニタリーケースにナプキンを入れおけば、生理用品を持っていると周りから見てもわかりにくく、ハンカチに見えるので安心してトイレに行くことが出来ると思います。お子様にも恥ずかしい思いをさせずに、生理用品を持たせることができますね。

両側のポケットにナプキンを入れることが出来ます。
ハギレで簡単に作れるので、プレゼントやバザー用にもおすすめです。

大きくなって手作りのものを使ってくれなくなってきたお子様に、久しぶりに手作りのものを作ってあげるのもいいかもしれませんね。
私は表生地をダブルガーゼ、裏生地を綿ポリにしました。
表生地をダブルガーゼにすることで、ハンカチ感が出ると思います。ダブルガーゼに苦手意識がある方は、表生地も縫いやすい綿ポリがオススメです。