出来上がりサイズ 縦16㎝ 横16㎝
今回は内側に仕切りポケットがついた、立体マスクケースの作り方をご紹介します。マスク作りからハンドメイドを始めた方も多いのではないでしょうか?次に何を作ろうか迷っている方に、おすすめです。予備のマスクなどを持ち運ぶのに便利なので、マスク作りであまったハギレで作ってみてはいかがでしょうか?
もくじ
今回参考にした動画
* Baby&Kids * Handmadeさんの動画を参考に立体マスクケースを作りました。
一度動画で手順を確認してから作ると、失敗も少なくなると思うのでこちらもぜひご覧ください。
準備するもの
- 表生地 18×40㎝
- 裏生地 18×55㎝
- プラスナップ 13㎜ 1組(100均にもあります)
- 接着芯(薄地タイプ・不織布・片面接着)
- 目打ち
- チャコペン(フリクションでもOK)
- まち針(クリップでもOK)
- アイロン
- ミシン
- ハサミ
- 糸
立体マスクケースを作るのに使った素材
コットン 刺繍 生地 レース 小花 50cm単位 140cm幅
スモーキーピンク 50㎝
商品番号 47587 ¥770税込
綿ポリ 交織 ダンガリー 無地 50cm単位
ピンクベージュ 50㎝
商品番号 4500 ¥550税込
コットン 刺繍 ヘビー 生地 50cm単位 140cm幅
使用生地 614 50㎝
商品番号 itc6360 ¥935税込
綿ポリ 混紡 コードレーン 50cm単位
オフ白 50㎝
商品番号 m5301-a ¥715税込
早速立体マスクケースを作ってみよう
立体マスクケースを作るには大きく分けて6つの工程があります。
- 型紙を用意する
- 生地を裁断する
- 接着芯をつける
- ポケットを作る
- 本体を縫う
- プラスナップをつける
ポイントは丁寧にアイロンをかけることと、カーブの向きを間違えないことです。
簡単にできるので、この6つの工程についてゆっくりみていきましょう。
1.型紙を用意しよう
上の図を見て生地に直接線を引いてもいいですが、方眼紙などで型紙を作っておくとまっすぐ線を引くことができるし、同じものを作るときにまた線を引く必要がないので便利です。
2.裁断しよう
生地を中表(生地の表と表を内側)にして裁断します。
縫う前の準備として、生地の表裏が分かりづらい場合はマスキングテープを裏側に貼って目印をつけておくと間違えずに縫えるのでおすすめです。
3.接着芯をつける
表生地本体の裏側に接着芯をつけます。生地のシワを伸ばしておきましょう。
厚めの生地の場合はつけなくても大丈夫です。
※接着芯をつけない場合との比較を記事の最後に記載しています
接着芯を表生地本体より少し大きめに裁断します。
のりがアイロン台につくのを防ぐためにハギレ布を下にひきます。その上に表生地本体(裏向き)、接着芯の順に重ねます。接着芯はキラキラ、ザラザラしている面(のり面)を下向きにしましょう。
向きを間違えるとアイロンに接着芯がくっついてしまうので注意です。
アイロンはドライ・中温に設定します。
あて布(ハンカチでもOK)をしてアイロンを上から押さえるように、1か所10秒ずつ位置をずらしながら全体にむらなくあててください。アイロンを滑らせないでぎゅっと押さえるときれいに貼ることができます。
温度が冷めたらはみ出した接着芯を切ります。熱いうちに動かしてしまうと、剥がれやすくなるので気を付けましょう。
タグをつける
タグをつけない場合は「4.内ポケットを作ろう」に進んでください。
タグなどの飾りをつける場合はここでつけましょう。場所はお好みで変えてください。
4.内ポケットを作ろう
ポケット生地の上端を三つ折りします。
アイロン定規を使うと簡単に折り目をつけられます。
まずは1㎝の線にあわせてアイロンで折り目をつけます。
さらに1㎝の線にあわせて折り目をつけます。自作のアイロン定規を作るのもおすすめです。
3つ折りした端を縫います。ミシンの縫い始めと終わりは必ず返しぬいをしましょう。
内ポケットをつける
表から見てカーブが右側の裏生地本体につけてください。
ポケットと裏生地本体の下端をそろえ、クリップ(又はまち針)でとめます。
布端から0.5㎝のところ(赤点線)を仮縫いしてポケットをつけます。仮縫いの時は返しぬいをしなくて大丈夫です。
5.本体を縫おう
表地・裏地をそれぞれ中表にして、縦と横(赤点線)をミシンのガイド線1㎝に合わせて縫いましょう。ミシンのガイド線がない場合は針から1㎝のところにマスキングテープを貼っておくと便利です。
裏地側には返し口をあけておきます。
縫えたら角をななめに切り落とします。糸を切らないように気をつけましょう。
縫い代を割り開きます。
裏返してこちらもしっかり縫い代にアイロンをかけましょう。裏生地も同様に縫い代を割ります。
裏地を表にかえす
裏生地を表にひっくり返します。
表生地の中に裏生地を入れて中表に合わせます。
縫い目を2か所合わせてからカーブをそろえてクリップで留めます。
まわりを縫う
まわりを縫い代1㎝でぐるっと1周縫います。カーブ部分に切り込みを入れます。
返し口から表にかえす
裏生地の返し口から表にかえします。カーブ部分は指の腹で押し出し、角は目打ちを使って出します。
返し口をとじます。コの字とじでも、ミシンで端を縫っても大丈夫です。内側で目立たない部分なので今回はミシンで縫いました。
裏生地を表生地の中に入れてアイロンで形を整えます。
裏生地側からみて表の生地が少し見えるようにしてアイロンすると、表から裏生地が見えないのできれいに仕上がります。
まわりに押さえミシンをします。端から2~3mm内側を縫いましょう。
6.プラスナップをつけよう
プラスナップは打ち具不要のものを選ぶと良いです。100均でも購入できます。
カーブの端にプラスナップをつけます。つける位置を決めたら目打ちで穴をあけます。
プラスナップの凸(出っ張っている方)をふた側、凹(へこんでいる方)を内ポケット側につけます。指でパチッとはめましょう。
両方プラスナップを付けたら完成です。マスク2~3枚入る大きさです。大きめサイズのマスクも入ります。
内側にポケットがついているので予備のマスクを入れたり、自分と子供用を分けて入れることもできます。
ハンドメイドしたマスクと同じ生地で作って、プレゼントしても素敵なのでおすすめです。
今回使った素材
コットン 刺繍 生地 レース 小花 50cm単位 140cm幅
スモーキーピンク
商品番号 47587 ¥770税込
綿ポリ 交織 ダンガリー 無地 50cm単位
ピンクベージュ
商品番号 4500 ¥550税込
コットン 刺繍 ヘビー 生地 50cm単位 140cm幅
使用生地 614
商品番号 itc6360 ¥935税込
綿ポリ 混紡 コードレーン 50cm単位
オフ白
商品番号 m5301-a ¥715税込
刺繡生地の匂いが気になる場合は洗濯する(又は水につけておく)と消えるのでお試しください。
ちなみに、今回使用した生地は接着芯をつけないとくたっとしてしまいました。
使用する分には問題ないと思いますが、ピシッとしたほうが仕上がりがきれいなので接着芯をつけることをおすすめします。
厚紙に0.5㎝間隔で線を引きます。(5㎝ぐらいまであると良いと思います)
穴あけパンチでアイロンの熱を逃がす穴をあけて出来上がりです。