今回はベビーと子ども用チューリップハットの作り方をご紹介します。暑くなってきたこの時期、強い日差しからかわいく守ってくれますよ!洗濯機で洗ってもOKなので清潔に使えます。お出かけのお供にぜひお子様に作ってみてはいかがでしょうか?
サイズ | ベビー(2歳まで) | キッズ(3歳~小学校低学年) |
頭囲(㎝) | 最大48㎝ | 最大57㎝ |
深さ(㎝) | 10㎝ | 14㎝ |
届いてすぐ作れるキットはこちら
洋裁初心者さんでも縫いやすい綿ポリ生地のキットです
チューリップハットキット【商用可能】
可愛い耳付きアレンジが出来ます!
くま耳・ねこ耳の無料型紙のダウンロードが出来ますので、是非チャレンジしてみてくださいね♪
もくじ
今回参考にした動画
* Baby&Kids * Handmadeさんの動画を参考にチューリップハットを作りました。
丁寧に分かりやすく説明されているので、こちらもぜひご覧ください。
準備するもの
- 表生地 生地幅×縦25㎝
- 裏生地 生地幅×縦25㎝
- ひも(リボンでもOK)1㎝幅 90㎝
- チャコペン(フリクションでもOK)
- まち針(クリップでもOK)
- アイロン
- ミシン
- ハサミ
- 糸
チューリップハットを作るのに使った素材
size:ベビー・キッズ・ジュニア 3サイズ
チューリップハットの型紙【商用可能】
商品番号 10-021
綿ポリ ウィンドウチェック 50cm単位 112cm幅
ペールグレー 50㎝
商品番号 8000-29 ¥550税込
綿ポリ 交織 ダンガリー 無地 50cm単位
ペールグレー 50㎝
商品番号 4500 ¥550税込
綿ポリ 交織 ダンガリー 織ドット 50cm単位
みずいろ 50㎝
ピンク 50㎝
商品番号 7000 ¥605税込
綿ポリ 交織 ダブルガーゼ 50cm単位
ペールグレー 50㎝
ピンクベージュ 50㎝
商品番号 tc3250 ¥660税込
綿ポリ 交織 ダンガリー ギンガムチェック 50cm単位
5mm/ペールラベンダー 50㎝
商品番号 4520 ¥550税込
今回は裏生地をダブルガーゼにしましたが、ハンドメイド初心者さんはまず綿ポリダンガリーで作った方が縫いやすいのでおすすめです。裏生地をダブルガーゼにすると柔らかく、綿ポリダンガリーにするとしっかりした仕上がりになります。
早速チューリップハットを作ってみよう
チューリップハットを作るには大きく分けて6つの工程があります。
- 型紙を用意する
- 生地を裁断する
- 表生地を縫う
- 裏生地を縫う
- 表生地と裏生地を合わせる
- ひも通し口を作り、ひもを通す
ポイントは出来上がり線をぴったり合わせること、丁寧にアイロンをかけることです。
ではこの6つの工程についてゆっくりみていきましょう。
1.型紙を用意しよう
型紙を作るのが面倒な方はこちら
size:ベビー・キッズ・ジュニア 3サイズ
チューリップハットの型紙【商用可能】
商品番号 10-021
方眼紙などのA4用紙で型紙を作ります。用紙を半分に折って、上の図の通りに線を引きます。これが出来上がり線になります。
出来上がり線の1㎝外側に線を書きます。これが縫い代になります。定規で1㎝の印をつけて線をつなげます。カーブ定規があると簡単に縫い代をつけることが出来るのでおすすめです。ハサミで縫い代線を切り、用紙を開いたら出来上がりです。
クリアファイルや厚紙で出来上がり線の型紙を作ります。
出来上がり線を12枚の生地に書き写す時に使うので、丈夫なものが良いです。
クリアファイルだと透明なので、先ほど書いた型紙の出来上がり線を写すのが簡単にできると思います。
2.裁断しよう
縫い代つきの型紙に合わせて生地を裁断します。表生地6枚・裏生地6枚用意します。全部同じ生地でも良いですが、生地を切り替えてもかわいいのでおすすめです。
縫う前の準備として、クリアファイルの出来上がり線の型紙を使って、出来上がり線を生地の裏側に書いておきましょう。
12枚すべてに描くのは大変ですが、縫う時にきれいに仕上がるので頑張りましょう。
3.表生地を縫おう
表生地を3枚ずつに分けます。生地を切り替える場合は先に組み合わせて並べておきます。
まずは2枚の生地を中表(生地の表と表を内側)にして合わせます。2枚の出来上がり線が重なるように合わせてください。
まち針が2枚とも出来上がり線の上を刺していればOKです。4~5か所ぐらい同様にまち針でとめましょう。
生地端がずれていても、出来上がり線を優先して合わせてください。
出来上がり線の上(縫い代1㎝のところ)を縫っていきます。線が描いてない上下の端も続けて縫いましょう。ミシンの縫い始めと終わりは必ず返しぬいをしましょう。
3枚目をつなぎ合わせる
3枚目の生地と先ほど縫ったパーツを中表にして、出来上がり線を合わせます。
チューリップハットの頂点部分は、縫い代を割って生地を合わせます。
出来上がり線をまち針で刺して、チューリップハットの頂点をしっかり合わせましょう。
出来上がり線の上を縫いましょう。こちらも線が描いていない3枚目の生地端まで縫います。
3枚つながりました。残りの3枚も同様に縫いましょう。
縫い代を割っておきます。カーブ部分は割りにくいので、指で開いてからアイロンでしっかりとクセ付けしましょう。アイロン台のカーブを使うと簡単にできますよ。
3枚つづりのパーツを縫い合わせる
2つの3枚つづりのパーツを中表で合わせます。
チューリップハットの頂点(縫い目が交わるところ)をまち針で刺してぴったり合わせます。
まわりも出来上がり線で合わせます。カーブ部分に切り替わるところから、1.5㎝上のところに印をつけておきます。ここがひも通し口になります。
出来上がり線の上を縫っていきます。頂点がずれないように、頂点から2回に分けて縫いましょう。印をつけておいたひも通し口部分は、あけておきます。
縫い代を割ります。すっきり仕上げたい方は、余分な縫い代を切り取っておきましょう。
お好みで押さえミシンをします。縫い目の両端2~3mmのところを縫います。押さえミシンをすると形がピシッとしっかりします。縫わなくても問題ないので、お好みで選択してください。
今回は表生地のみ押さえミシンをして作りました。
4.裏生地を縫おう
表生地と同様の縫い方です。「3.表生地を縫おう」を参照してください。
表生地と同様に裏生地を縫います。3枚ずつ縫い合わせます。
縫い代を割ってから3枚つづりのパーツを縫い合わせます。リバーシブルで使えるように裏生地にも、ひも通し口を忘れずにあけておいてください。これで帽子の形になりました。※今回裏生地は押さえミシンをせずに作っています。
5.表生地と裏生地を合わせよう
裏生地を表に返して、表生地の中に入れます。
表生地と裏生地を中表にします。ひも通し口の位置と、縫い目を合わせるときれいに仕上がります。出来上がり線の上を縫います。縫い目を避けて、返し口を10㎝あけておきます。
ぐるりと縫えたら、縫い代を割ります。特に返し口のところは出来上がり線に沿ってしっかりとアイロンで跡をつけておきます。(後のコの字とじが簡単にやりやすくなります。)
裏側もしっかりとアイロンをかけましょう。
返し口から表にかえす
返し口から表に返します。
チューリップハットのつばの先までしっかり出しましょう。裏生地を中に入れて形を整えます。
リバーシブルで使えるように、つばの先は縫い目が中心になるようにします。
アイロンで形を整えます。
コの字とじをする
返し口をコの字とじします。
下端から2~3mm内側に押さえのミシンをします。
表生地と裏生地の頂点を手縫いで縫い留め、ずれないようにします。
6.ひも通し口を作ろう
まち針を使って、表生地と裏生地の縫い目を6か所すべて合わせます。
縫い目部分(6か所)の下から5㎝のところに印をつけます。
下端から5㎝の印を目印にしてをぐるりと1周縫います。ミシンにマスキングテープでガイド線をつけてもいいと思います。
ベビーサイズの場合は下端から4㎝を縫います。
さらに下から6.5㎝のところをぐるりと1周縫います。(先ほどの縫い目から1.5㎝のところ)
ベビーサイズの場合は下端から5.5㎝を縫います。
ひもを通す
ひもは8mm幅の綿平テープを使用しました。
ひもの先を三つ折りして縫います。ひもが薄くて柔らかい場合、下にトレーシングペーパーなどを敷いて一緒に縫うと、ミシンの中にひもが巻き込まれることなく縫えるのでおすすめです。
トレーシングペーパーを縫い目で破りとります。
ひもを通します。
縫い目部分でひもが通りづらい場合は、まち針で布を上下に分けるようにすると良いです。
リボン結びをして完成です。頭のサイズに合わせて結べるので長く使えると思います。裏地をダブルガーゼにしたので、汗をかいてもさらっと気持ち良いと思います。
リバーシブルで使えます。裏生地側にもひも通し口があるので、ひもを出してリボン結びすることが出来ます。
ひもの代わりにリボン(1㎝幅)をつけてみました。リボンの先はほつれ止め液をつけておきましょう。つけるリボンによって雰囲気が変わりますね。好みのものを選んでください。
ひもの代わりにゴムを入れてみました。ゴムの長さはお子様の頭のサイズに合わせてください。
ベビーサイズは2歳ぐらいまで、キッズサイズは3歳から小学校低学年ぐらいのお子様がかぶれるサイズです。小さいお子様向けのかわいらしい形のチューリップハットです。
あご紐をつける場合
あご紐をつけます。裏生地を3枚つづりにするところまで工程は一緒です。
今回はアクリルひも(3mm幅)とコードストッパー(2つ穴)を使用しました。コードストッパーは100均や手芸店で購入できます。
コードストッパーにひもを通します。
裏生地の3枚つづりのパーツを中表に合わせる時にひもを挟んで上端を縫います。
後の作り方は「5.表生地と裏生地を合わせよう」から一緒です。下端を縫う時、あご紐を一緒に縫わないように気を付けてください。
あご紐の代わりにあごひもゴムにしても良いと思います。あご紐をつける場合はリバーシブルでは使えないので注意してください。
ねこ耳&くま耳アレンジ方法
型紙はこちらからダウンロードして印刷してください。
A4で1枚印刷します。
印刷したら、線に沿って型紙を切って使ってください。
ねこ耳をつけよう
同じパーツを4枚用意します。
ねこ耳パーツを中表にして縫い代1cmで縫ってください。
頂点を丸くすると可愛く仕上がります!
表に返した時にもたつきをなくして、すっきり見せる為に縫い代を5mm程度にカットしてください。
同じパーツを2枚作って、表に返して形を整えてアイロンをします。
3.表生地を縫おうの工程に進んでください。
3枚つづりのパーツが作れたら、ねこ耳パーツを取り付けます。
3枚繋がったパーツの片方に角からから4cmの所に合わせます。
耳の位置はお好みでアレンジしてくださいね!
約3mmで仮止めしておきます。
3枚つづりのパーツを縫い合わせる工程に進んで仕上げてください。
可愛いねこ耳がついたチューリップハットの出来上がりです♪
サイズ調整の場合、リボンを通すと中心にこないのでゴムを通すことをおすすめします。
綿ポリ 交織 ダンガリー ギンガムチェック 50cm単位
1.5mm/アクアブルー
商品番号 4520
くま耳をつけよう
同じパーツを4枚用意します。
くま耳パーツを中表にして縫い代1cmで縫ってください。
同じパーツを4枚用意します。
くま耳パーツを中表にして縫い代1cmで縫ってください。
表に返して型紙のタック部分の印を入れてください。
タックを倒して縫い止めてください。右耳は左側へ。左耳は右側へ。(逆になっても大丈夫です)
3.表生地を縫おうの工程に進んでください。
3枚つづりのパーツが作れたら、くま耳パーツを取り付けます。
3枚繋がったパーツの片方に角からから6cmの所に合わせます。
耳の位置はお好みでアレンジしてくださいね!
約3mmで仮止めしておきます。
3枚つづりのパーツを縫い合わせる工程に進んで仕上げてください。
可愛いくま耳がついたチューリップハットの出来上がりです♪
サイズ調整の場合、リボンを通すと中心にこないのでゴムを通すことをおすすめします。
コットン こだわりの国産ツイル 50cm単位 110cm幅 【商用可能】
ベージュ
商品番号 8660
今回使った素材
size:ベビー・キッズ・ジュニア 3サイズ
チューリップハットの型紙【商用可能】
商品番号 10-021
綿ポリ ウィンドウチェック 50cm単位 112cm幅
ペールグレー
商品番号 8000-29
綿ポリ 交織 ダンガリー 無地 50cm単位
ペールグレー
商品番号 4500
綿ポリ 交織 ダンガリー 織ドット 50cm単位
みずいろ
ピンク
商品番号 7000
綿ポリ 交織 ダブルガーゼ 50cm単位
ペールグレー
ピンクベージュ
商品番号 tc3250
綿ポリ 交織 ダンガリー ギンガムチェック 50cm単位
5mm/ペールラベンダー
商品番号 4520
[…] 今までのチューリップハットは形があんまり好きじゃないので今回はこちらのサイトのものを作りました(^O^) […]
[…] 6枚のうち3枚繋ぎ合わせて2つのパーツに分ける。 ↓ 表地、裏地それぞれ2つのパーツを中表に合わせ、縫う ↓ 表パーツと裏パーツを中表に合わせて縫う 型紙はこちら→縫いナビ […]
[…] 作り方と型紙は以前と同じサイトのキッズサイズの方をみて作りました(^O^) […]