
完成サイズ 大人向け男女兼用(ロング丈)
ハンドメイド初心者さんでも簡単に作れるシンプルなギャルソンエプロンの作り方をご紹介いたします。初心者の方でも1~2時間ほどで作れるのでぜひ作ってみてください。
腰巻きタイプのエプロンは付けてるだけでおしゃれ度がアップするので、お料理の時はもちろん、ちょっと宅配が来た時なんかも自信をもって玄関に出られますよね!(あれ?私だけ?)
男女兼用サイズなのでパートナーの分も作って一緒におうちカフェを楽しむのもいいですね♪
生地は縫いやすくてお洗濯の後もしわになりにくい綿ポリがおすすめです。
腰ひもをバックル仕様にすれば着脱もとっても楽ちんですよ~!
もくじ
準備するもの

- 本体生地 縦80cm×横104cm
- ポケット生地 縦21cm×横36cm
- 腰ひも(綾テープなど)20~25㎜幅 260cm
※腰に2重巻きしてリボン結びできる長さ - 定規
- チャコペン
- ハサミ
- クリップ、まち針
- アイロン
- ミシン
- マスキングテープ
今回使った生地

綿ポリ 交織 ダンガリー 無地 50cm単位
使用色 ココア
商品番号 4500 ¥550 税込

薄手のコットン 杉綾 持ち手 テープ 25mm
使用色 ブラウン
商品番号 137-600-25mm ¥1,056 税込
早速ギャルソンエプロンを作ってみよう
ギャルソンエプロン作りをするのには大きく分けて5つの工程があります。
- 生地を裁断する
- 生地にアイロンをかける
- 本体をミシンで縫う
- 本体に腰ひもを縫いつける
- 本体にポケットを縫う
この5つの工程についてゆっくりみていきましょう。
1.生地を裁断しよう

まずは生地を裁断します。上の図を参考に型紙を作って生地に写すか、サイズを測って生地に直接書き込んでください。本体生地は生地を縦半分に折って中心を”わ”にしてカットしてください。

生地をカットしました。



腰ひもは半分に折り中心に印を付けます。ひもの中心をへそに当て、後ろで交差させてから前側でリボン結びをし、長すぎたり短すぎたりしないかを確かめてください。カットする場合はちょうどよいと思う長さにプラス2cmしてカットしてください。
2.生地にアイロンをかけよう

本体生地の左右と下の3辺に三つ折りのアイロンをかけていきます。

本体生地の裏側を上にして置き、1cm内側に折ってアイロンをかけます。

先ほどアイロンをかけたところをさらにもう1cm内側に折ってアイロンをかけます。
この作業を左右と下の3辺で行ってください。

本体生地の3辺に三つ折りのアイロンがかけ終わりました。


ポケット生地にもアイロンをかけます。
ポケット生地の裏側を上にして置き、上側は1cm内側に折ってアイロンをかけてから、もう2cm内側に折ってアイロンをかけます。

左右と下の3辺は1cm内側に折ってアイロンをかけます。

ポケットのアイロンがかけ終わりました。
3.本体をミシンで縫おう


本体に三つ折りのアイロンをかけたところをミシンで縫っていきます。
最初に左右の内側の折り目から2mmのところを縫います。このとき下側の折り目は開いて縫うようにしてください。


次に下を縫います。左右の端を折り直してクリップで止め、内側の折り目から2mmのところを縫ってください。

本体の左右と下の3辺が縫えました。
4.本体に腰ひもを縫い付けよう

本体生地の上側に腰ひもを縫っていきます。
本体生地を表にして置き、その上に上端を合わせるようにして腰ひもを置きます。本体生地の中心と腰ひもの中心が合うように置いてください。もし腰ひもに表裏がある場合は中表(内側に紐の表がくるよう)にして置いて下さい。

本体と腰ひもをクリップで止めていきます。この時に本体生地の上端が腰ひもの上端よりも3mmほど下にくるように平行に固定してください。

本体生地の上端が腰ひもよりも上に出ないことがポイントだよ!ぴったり3mmじゃなくても大丈夫!


本体生地と腰ひもが重なっているところを縫っていきます。
腰ひもの下側から2mmくらいのところを縫います。


縫えたら、腰ひもだけを裏側にパタンと返します。折り返したら爪で全体に折り目をつけておいてください。



本体生地の左右の端のところが写真のように生地の端が見えているので、飛び出さないように内側に折り込み、左右の縫い目の上に重ねるようにして縫い止めておきます。

本体生地を裏返して、腰ひもの下側から2mmくらいのところを縫います。

本体に腰ひもが縫えました。



腰ひもの左右の端を三つ折りで縫います。ひもの裏側を上にして置き、左右の腰ひもの端をそれぞれ画像のように1cmで2回折って端をマスキングテープで止めます。内側の折り目から2mmくらいのところを縫います。

マスキングテープを貼ることで、ひもの端を固定するのと柔らかくて縫いにくいひもの端を縫いやすくしてくれる効果があるよ!

これで腰ひもの完成です。
5.本体にポケットを縫おう

ポケットの左右と下の3辺にジグザグミシンをかけます。アイロンの折り目は開いた状態でジグザクミシンをかけます。

ミシンの設定を直線縫いの設定に戻し、ポケット生地の上側を縫います。ポケットを裏側を上にして置き、折り目に沿って三つ折りし内側の折り目から2mmくらいのところを縫います。左右の折り目は開いた状態で縫ってください。

本体生地とポケットを表側を上にして置き、本体の上中心から13cm下がったところにポケットの上中心を合わせます。ポケットは左右と下の折り目で折って、生地がずれないようにまち針で止めておきます。

それぞれ縦に半分に折って中心に印をつけておくとわかりやすいよ!
ポケットが斜めにならない様にバランスを見ながら固定してね。

本体にポケットを縫い付けます。ポケットの入口の部分は補強のため三角形に縫います。チャコペンで書き込むか、三角にカットしたマスキングテープを貼っておくと綺麗に縫えます。画像の手順でポケットの左右と下の3辺も端から2mmくらいで続けて縫って、三角形で縫い終えます。

最後にポケットの仕切りを縫います。今回は中心に仕切りをつけるので、マスキングテープやチャコペンで目印になる線を引き1本縫い目を入れます。ポケットに入れるものに合わせてお好きな間隔で縫い目を入れて下さい。


ギャルソンエプロンの完成です。

ウエストあたりで腰ひもを結べばお腹まわりをしっかりとカバーしてくれるので、エプロンとしてのガード力は想像していたよりも高め!縫い物をしていると気がつくと糸くずだらけになってることもあるので、針仕事のときにもおすすめですよ♪

腰ひもをバックル仕様にアレンジ

着脱に便利なバックルをつかった腰ひものアレンジをご紹介します。

準備するもの
- ベルト(アクリルのカバンテープやPPテープなど) 幅20〜25mm 2m程度
- バックル(ベルトの幅にあったもの)
ベルトは厚みが薄いものだと、きちんと固定されずに緩んでしまうことがあるので厚みのあるものを使用してください。バックルは100均(ダイソーやセリア)で購入することができますよ。
今回使った生地

綿ポリ 交織 デニム 50cm単位 110cm幅
使用色 カーキ
商品番号 sw2694 ¥605 税込

アクリル 持ち手 テープ 25mm
使用色 モカ
商品番号 aq-tape-25 ¥242 税込
さっそく作っていきましょう。



画像を参考にバックルのパーツをベルトの両端に通します。バックルを差し込んでベルトがねじれていないか確認して下さい。


バックルのメス側を縫います。画像のようにバックルから3cmほど離してベルトの端を三つ折りにして端をマスキングテープで固定します。ベルトの裏側から内側の折り目近くに2本縫い目を入れます。

厚みがあって家庭用ミシンでは縫いづらいところなので私は返し縫いせずに同じところを縫い重ねるように1往復ずつ縫ったよ!

ベルトを二重に巻いてバックルがへその中心にくるようオス側でベルトの長さを調節して下さい。バックル下のベルトに印をつけます。印の付いたところがベルトの中心になります。ベルトが長いようであればバックルから20〜30cmくらいを残してカットして下さい。


バックルのオス側のベルトの端を縫います。ベルトの端を2cmくらいで三つ折りにして、マスキングテープで端を止めます。ベルトの裏側から内側の折り目近くに2本縫い目を入れます。

これでベルトの準備が完了です。

あとはギャルソンエプロンの作り方の手順通りに作っていきます。本体生地にベルトを縫い付けるときは、ベルトの中心と本体生地の中心が合うように重ね、ベルトが中表(内側に表がくる)になるよう気を付けて縫ってください。

バックル仕様のギャルソンエプロンが完成しました。一度長さを調節すればワンタッチで着脱できるので、エプロンをつけるのが面倒という方にもおすすめです!

こんなスタイリッシュなエプロンをつけてバーベキューをすれば、特売のお肉も高級肉の味になることでしょう!(さすがに言い過ぎ)
今回使った生地

綿ポリ 交織 ダンガリー 無地 50cm単位
使用色 ココア
商品番号 4500 ¥550 税込

薄手のコットン 杉綾 持ち手 テープ 25mm
使用色 ブラウン
商品番号 137-600-25mm ¥1,056 税込

綿ポリ 交織 デニム 50cm単位 110cm幅
使用色 カーキ
商品番号 sw2694 ¥605 税込

アクリル 持ち手 テープ 25mm
使用色 モカ
商品番号 aq-tape-25 ¥242 税込
アイロンをかけるときはアイロン定規があると折った寸法がわかりやすくて便利!市販のものでも、画像のように厚紙に寸法を書いたものでも大丈夫だよ!