海外YouTubeを参考に暑い季節にも使いやすい、ハーフエプロンを作ってみました。汚れたらすぐに取り替えたいエプロンは何枚か洗い替えがあると重宝しますね。パーツも少なく、初心者さんでも簡単に完成できる、ハーフエプロンです!
ぜひ、お気に入りの生地で作ってみてください。肩ひもや首の後ろにひもが来るデザインのエプロンが苦手な方にもおすすめです。
もくじ
準備するもの

- 表生地 生地幅110cm前後×長さ 80cm程度
- チャコペン(フリクションでもOK)
- まち針(クリップでもOK)
- アイロン
- ミシン
- ハサミ
- 糸
- 目打ち
今回使った生地

綿ポリ 交織 藍染風 ダンガリー 50cm単位 110cm幅
商品番号 8500 ¥605
使用した生地 織りのドット
早速ハーフエプロンを作ってみよう
ハーフエプロンを作るのには5工程あります。
- 生地を裁断する
- ウエストリボンを準備する
- エプロン部分を準備する
- ウエストリボンとエプロン部分を縫い合わせる
- 裾を三つ折りで処理する
この 5つの工程についてゆっくりみていきましょう
1.生地を裁断しよう

- エプロン部分 幅 86.5cm×長さ50cm 1枚
- ウエストリボン部分 幅110cm×長さ13cm 2枚
ウエスト周りがふっくらしている方はウエストリボン用110cm×13cmを3枚用意するとお腹側でゆったりしたリボンが結べます。後ろで結ぶ場合は2枚でも結べますので、家にあるひもや手持ちのエプロンで確認して、長さはお好みで調整してみてください。
2.ウエストリボンを準備しよう

ウエストリボン布の1枚を中央でカットする。

ウエストリボンのすべての生地の耳を切り取っておきます。

長い生地を中央にして両サイドに半分にカットした布を中表で縫い代1cmで縫い合わせ、1枚のリボン状の布にします。

縫い代は開いてアイロンで割ります。

①短辺を縫い代1cmで折ります。

②長辺も縫い代1cmで折ります。

短辺の幅を半分に折ってアイロンをかけ、ウエストリボンの準備ができました。

3.エプロン部分を準備しよう
端の処理をしましょう

両サイド(体の左右に来る長さ50cmの辺)を1cmの三つ折りで処理します。

アイロンで三つ折りができたら、待ち針でとめて縫います。
ギャザー用にミシンの準備をしましょう
縫い始めと縫い終わりの上糸と下糸を長くして、ギャザーを寄せていきます。
ミシンの準備が2つあるので、忘れないようにしてください。
- 縫い始めの下糸がボビンの中にある場合は、縫う前に20cm程度出しておきましょう。

出しにくいときは、はぎれを数針縫って押さえと針を上げ、生地をゆっくり引っ張ると下糸を出せます。上糸を持ったままプーリー(ミシン右の回転する部分)を回して出すこともできます。
- ミシン目の長さを長くしておきましょう

通常の縫い目より大きく設定しておきます。

通常の縫い目というのは、ミシンによって様々ですが
2.3mm~3.0mmくらいになっていることが多いので、最初の数値よりも大きくしておきましょう!
荒ミシンをかけましょう
エプロン部分の生地端から5mmのところと15mmのところを大きい針目で縫います


縫い終わりも糸を出すのを忘れないようにしましょう

縫い目の設定を忘れずに元に戻しておきましょう。

ギャザーを寄せましょう
長く出した上糸か下糸どちらかを持ち、布を寄せて幅41cmになるまで縮めます。縫い縮めたら上糸と下糸を結んで、ギャザーを固定しておきます。


少しずつ丁寧にやりましょう。力任せに引っ張るとミシン糸が切れてしまいます。
左右から少しずつ進めるとやりやすいと思います。

エプロンの本体部分の準備が終わりました。
4.ウエストリボンとエプロン部分を縫い合わせる
エプロン部分を裏を上にして置き、ギャザーの上端とウエストリボンの縫い代を開いて中心をそろえて待ち針で留めます。(この時、エプロン部分の裏側と接しているのはウエストリボンの表側です)

中心を留めたら、ギャザー部分全体をウエストリボンと待ち針で留めていきます。

ギャザーとウエストリボンの生地端から縫い代1cmのところを縫います。


ウエストリボンをアイロンの折り目の通りに戻し、表に返します。
ウエストリボン全体を待ち針で留めていきます。この時に、ギャザーを寄せた生地端から15mmの荒いミシン目はウエストリボンよりも外側に見えています。

左側になる方に、タイマーを下げたりハンドタオルを下げたりできるように、ひもを挟んでみました。

表を見ながらミシンをかけていきます。

ギャザーを寄せた15mmのミシン糸をほどきます。リッパーがあれば便利ですが、なければ目打ちで糸を持ち上げてハサミで切っていきます。

5.裾を仕上げる
エプロン部分の裾を1cm、3.5cmの三つ折りにしてアイロンをかけます。

待ち針で留めて、ミシンをかけます。

完成です。
ウエスト60cmくらいだとリボン結びは小さくなったので、片結びで結んでみました。


今回は家にあったネックストラップのひもをウエストリボンに挟んでみましたが、共布でひもを作ってもいいと思います。余った布でポケットをつけても便利ですね。
別の生地で、ウエストリボンを304cm(3m4cm)と長くして作るとリボン結びも長くできました。
こちらのタイプはアレンジで、エプロンにポケットもつけています。

今回使用した生地

綿ポリ 交織 藍染風 ダンガリー 50cm単位 110cm幅
商品番号 8500 ¥605
使用した生地 織りのドット

綿ポリ 混紡 コードレーン 50cm単位
商品番号 m5301-a ¥715
使用した生地 ホワイト 、グレー
どちらもアイロンが効きやすく、縫いやすい生地でエプロンにおすすめです。
あまり厚手の生地を選ぶと、リボンが結びにくくなりますので注意してください。
今回、参考にした動画
海外YouTubeのHow to Sew an Apronを参考にしています。プリント柄でかわいいエプロンです。
カットするのは1枚だけです。
2か所でつなげるのは、体の真ん中に縫い目がこないようにするためです。