今回は「ハンドメイドベビー服enannaの80〜120センチサイズの男の子と女の子のパンツ」より表紙にもなっている裾結びショートパンツの作り方をご紹介します。
ちょこんとはねるうさぎの耳みたいな裾のリボン結びが可愛らしいショートパンツです。
本ではダブルガーゼで作っていましたが、今回は秋冬に向けて薄手のシャツコーデュロイで作ってみました。
普通のショートパンツに比べると少し手がかかりますが、手をかけたぶん可愛らしく仕上がりますので、ぜひ作ってみてください♪

もくじ
裾結びショートパンツを作るのに使用した本
準備するもの

- 生地(各サイズの必要な生地の長さは下の表をご参照ください)
- 2cmの織りゴム(40cm〜50cm程度)
- チャコペン(フリクションでもOK)
- マチ針(クリップでもOK)
- ハサミ
- 定規
- 糸
- アイロン
- ミシン
- 目打ち
- ハトロン紙
| サイズ | 80cm | 90cm | 100cm | 110cm | 120cm |
| 用尺 | 90cm | 90cm | 100cm | 100cm | 110cm |

ボルドーで100cmサイズを、四角いリボンのアレンジは120cmサイズで作っています。
洋裁本では余裕を持った用尺で記載されることが多いですが、120cmサイズも生地1mで作ることができましたよ!
裾結びショートパンツを作るのに使用した生地
今回は、こちらのシャツコーデュロイを使用して作っていきます。

コットン 21ウェール シャツコーデュロイ 50cm単位 【商用可能】
商品番号 8200 ¥968
使用したカラー:ボルドー、ココア

薄手のコーデュロイなので縫いやすく、ちょうどいいボリュームのリボン結びになりました。
あまり薄手のものではリボンのボリュームがなくなり、あまり厚手の生地ではリボン結びがしにくくなりますので、程よい厚みの生地がおすすめです。
早速、裾結びショートパンツを作ってみよう
裾結びショートパンツ作りをするのには、9つの工程があります。
- 型紙を写す
- 生地を裁断する
- 脇と股下を縫う
- 裾の見返しを縫う
- パンツに裾見返しをつける
- 股上を縫う
- ウエストに見返しをつける
- ウエストにゴムを通す
- 裾を結ぶ
この9つの工程についてゆっくりみていきましょう。


布端の処理に使う裏側のパーツを「見返し」といいます。

左側のココア色で作った四角いリボンのアレンジ方法もご紹介しています。
うさ耳タイプに比べると落ち着いた雰囲気のリボンに仕上がりますので、お好みで参考に作ってみてください。
1.型紙を写す
巻末の型紙を広げて、作りたいサイズの型紙を手芸用のハトロン紙または模造紙などの大きな紙に写しましょう。
前パンツ、後ろパンツ、前ウエスト見返し、後ろウエスト見返し、前裾見返し、後ろ裾見返しの6つのパーツを写します。


型紙を写す時は、外側の線だけでなく、裾のリボン部分に入っている合印(あいじるし)や矢印の布目線、ウエスト見返しの「わ」も忘れずに写しましょう。

全部書き写したら、線に沿ってハサミで切り取りましょう。
四角いリボンにアレンジする方法
四角いリボンにアレンジする方法をご紹介します。

リボンの幅のまままっすぐ延長し、うさ耳の先端から1.5cm短くします。
見返しも同じ四角い先端を写し取って使います。
あとの縫い方はうさ耳タイプと同じです。
長さはお好みでアレンジしてくださいね。
2.生地を裁断する

コーデュロイは毛並みの方向性があるので、上に向かってなでたときにさらさらする向きに置きます。型紙の上下が逆にならないように注意しましょう。
下に向かって撫でるとざらざらした触り心地です。

生地の両端の耳が合うように縦半分に折り、型紙をマチ針で固定します。
前後ウエスト見返しは、生地の折り目と型紙の「わ」の部分が合うように固定します。
型紙に写した矢印の布目線は生地の耳と平行に合わせましょう。

型紙には縫い代がついていないので、縫い代分外側にをチャコペンで線を引きます。
縫い代が指定されていないところは1cmです。
裾見返しの上端とウエスト見返しの下端は縫い代なし(写真青色部分)なので間違えないようにしましょう。

チャコペンで引いた線に沿って、裁断しましょう。


前後のパーツの形が似ているので、前のパーツにマスキングテープなどで印をつけておくと後の作業のときに迷わずに進むことができますよ!

前後パンツと裾見返しのあき止まりと合印に2mmから3mm程度の切り込みを入れます。
切り込みを入れるのが心配な方は、チャコペンで印をつけてもOKです。

生地に2mmから3mm程度の切り込みを入れて、印をつけることを「ノッチ」といいます。
縫う時にノッチを合わせて縫っていきます。
3.脇と股下を縫う
生地の準備ができたら、さっそく縫っていきましょう。

前後パンツの脇をあき止まりまで、ジグザグミシンまたはロックミシンで端処理します。

前パンツと後ろパンツを表が内側になるように合わせて、脇をあき止まりまでマチ針で固定し、股下も固定します。

表と表を合わせて重ねることを、中表(なかおもて)といいます。

脇(あき止まりまで)と股下を布端から1cmのところを縫います。
股下の縫い代を2枚一緒にジグザグミシンまたはロックミシンで端処理しましょう。

布端から1cmのところを縫うことを「縫い代1cmで縫う」といいます。

脇のあき止まりの縫い代に切り込みを入れます。
縫ったミシン目を切らないようにギリギリのところまで切ります。

脇の縫い代をアイロンで割ります。

股下の縫い代は後ろパンツ側に倒します。
4.裾見返しを縫う

前裾見返しと後ろ裾見返しを中表に合わせて脇と股下をまち針で固定します。

脇(あき止まりまで)と股下を縫い代1cmで縫います。

脇のあき止まりに縫い目ギリギリまで切り込みを入れます。

脇と股下の縫い代をアイロンで割ります。

裾見返しの上端をジグザグミシンまたはロックミシンで端処理します。
5.パンツに裾見返しをつける

パンツと裾見返しを中表に合わせてマチ針で固定します。
まず、脇と股下の縫い目、合印を固定してから間も止めていきます。

縫い代1cmでミシンで縫います。

切り込みを入れたあき止まりの部分がズレやすいので、あき止まりから縫いはじめます。
ひっくり返したときに穴が開かないように切り込みのギリギリまでしっかり縫い込みましょう。

リボンの先端の余分な縫い代を切り落とし、カーブも1cm間隔で切り込みを入れます。

四角いリボンにアレンジした場合も、角を切り落としましょう。

アイロンで縫い代を見返し側に折ります。

見返しをひっくり返します。

リボンの先は、目打ちなどのとがったもので整えましょう。

カーブ目打ち ¥990

角を整えたり、ギャザーを押さえながら縫うときなどにも1本あると便利ですよ!

ひっくり返したら、もう一度アイロンで整えます。

コーデュロイは毛並みがあるのでアイロンで強く押さえると縫い代が表から浮き出てテカって見えてしまいます。(アタリが出ると言います。)
当て布をするとアタリが出にくくなります。

あき止まりを1cm程度、何度か返し縫いをして補強します。

裾見返しの端をパンツにマチ針で固定します。
表側のパンツがシワにならないように注意しながら止めましょう。

裾見返しの端から5mmのところをミシンで縫います。


濃い色のコーデュロイを縫うと、ミシンの押さえの跡がテカって表に響きやすくなります。(これもアタリが出ると言います)
「テフロン押さえ」を使うとアタリが出にくくなります。
もう片方も同じように作業しましょう。
6.股上を縫う
左右のパンツを中表に合わせます。
1本は表向き、もう1本は裏返しにして、裏返しにしたパンツの中に表向きのパンツを入れます。

2枚のパンツの股上をぴったり合わせて、マチ針で固定します。
まず、股上と股下の十字に交差する部分を固定し、次に上端を合わせます。
最後に間も止めていきましょう。


交差する部分は、縫い代を前後に分けると段差が少なくなるので縫いやすいですよ!

布端から1cmのところをミシンで縫います。
縫い代は2枚一緒にジグザグミシンまたはロックミシンで端処理しましょう。
7.ウエストに見返しをつける

前後見返しを中表に合わせて脇をまち針で固定します。

片側にゴム通し口を開けて、両脇を縫い代1cmで縫います。
ゴム通し口は、上から1.3cmと下から0.8cmを縫って間は開けておきます。

アイロンで縫い代を割っておきます。コロコロオープナーでもOKです。

ゴム通し口の2mm外側をぐるりとミシンで縫って補強しておきます。

ウエスト見返しの下端をジグザグミシンまたはロックミシンで端処理します。
横幅の長い方が下側です。

パンツとウエスト見返しの上端を中表に合わせてマチ針で固定します。
前パンツと前見返し、後ろパンツと後ろ見返しを合わせるようにしましょう。
横幅が長い方が後ろ側です。

縫い代1cmでぐるりと一周縫います。

ウエスト見返しを裏側にアイロンで整えます。

表生地が裏側に1mm出るように整えるときれいに仕上がります。
洋裁本などでは「1mm控える」と書かれることが多いです。

見返しをパンツにまち針で固定します。

見返しの下端から5mmのところと上の縫い目から2mmのところを縫います。
8.ウエストにゴムを通す
2cm幅のゴムを用意します。
ゴムの長さはお子さんのウエストに合わせて調整してあげてください。
ゴムの強さにも寄りますが、それぞれのサイズの目安はこちらです。
| サイズ | 80cm | 90cm | 100cm | 110cm | 120cm |
| ゴムの長さ | 41cm | 43cm | 45cm | 47cm | 49cm |

裏側のゴム通し口からゴムを通します。
ゴムの端が中に入ってしまわないように、クリップなどをつけておくと安心です。

ゴムの端と端を2cmくらい重ねて、N字型に縫います。
力がかかる部分なので、ほどけてこないように返し縫いを何度もしておきましょう。
9. 裾を結ぶ

裾のリボンを結んで整えます。

完成です!
子供でも自分でお着替えができるように前印にさくらんぼ のアイロンシールを貼りました。
アイロンで貼るだけなので簡単で、キラキラのゴールドがポイントにもなります。

こちらの記事を参考に同じようなタイプのうさ耳リボンのヘアゴムも作りました。
お洋服とおそろいのヘアゴムは、ハンドメイドならではの楽しみですね♪

ぴょこんとはねるうさ耳リボンがかわいらしいです!
プティマインのお洋服と合わせてコーディネートしました。
enannaさんのパターンは、かわいらしいポイントもありながら普段のカジュアルなコーディネートと合わせやすく、着回しのきくデザインがお気に入りです。
ぜひ作ってみてくださいね♪
裾結びショートパンツを作るのに使用した生地
今回は、こちらのシャツコーデュロイを使用して作りました。

コットン 21ウェール シャツコーデュロイ 50cm単位 【商用可能】
商品番号 8200 ¥968
使用したカラー:ボルドー、ココア

薄手のコーデュロイなので縫いやすく、ちょうどいいボリュームのリボン結びになりました。
ボルドーで100cmサイズをココア色で120cmサイズの四角いリボンアレンジを作りました。
どちらも落ち着いた色味で秋冬のコーディネートにしっくり馴染みそうです。
写真の色味は茶色く写っていたり、明るめに加工しているものありますので、実際の色味はマルイシさんのショップからご確認ください。












































オーソドックスなデザインからリボンなどの少し凝ったデザインまで、普段に着やすいお洋服が多く載っています。
スカートが好きな時期のお子さんでもこの本に載っているようなかわいい要素があるパンツならお気に入りの1着になりますね!