ぷっくりとした形が可愛らしいキャンディポーチの作り方をご紹介します。
最後にはアレンジ例もご紹介していますので、ぜひ参考に作ってみてください。
もくじ
今回参考にした動画
今回は縫いナビ協力メディア『Baby&kids handmade』さんのこちらの動画を参考にさせていただきました。
ぜひご覧ください。
裏地付きキャンディポーチの作り方(12㎝ファスナーポーチ)
準備するもの
- 表生地 タテ35㎝×ヨコ30cm
- 裏生地 タテ35㎝×ヨコ30cm
- 12cmファスナー
- リボン
- 接着芯(表地が薄い生地の場合)
- チャコペン(フリクションでもOK)
- ほつれ止め
- まち針
- クリップ
- アイロン
- ミシン
- ハサミ
- 糸
今回使った生地
綿ポリ 交織 ダンガリー ギンガムチェック 50cm単位
商品番号 4520
使用した生地
5mm サーモンピンク
5mm イエロー
綿ポリ 交織 ダンガリー 無地 50cm単位
商品番号 4500
使用した生地
サーモンピンク
イエロー
早速キャンディポーチを作ってみよう
キャンディポーチを作るのには大きく分けて5つの工程があります。
- 生地を用意する
- ファスナーを縫いつける
- ファスナーの横を縫う
- 両脇を縫う
- リボンを付ける
この5つの工程について、ゆっくりみていきましょう。
1.生地を用意しよう
キャンディポーチ型紙
商品番号 10-028
表生地と裏生地ともに、タテ35cm×ヨコ30cmにカットします。
チェック柄は斜めにカットしてもかわいいですよ。
生地の表面にマスキングテープを貼っておくと表裏が分かりやすく便利です。
表生地が薄い生地の場合は、裏面に同じサイズにカットした接着芯を貼っておきます。
ここでは綿ポリダンガリーに接着芯を貼りましたが、少し厚くなりすぎてしまったように感じたので、綿ポリダンガリーの場合には接着芯は貼らなくて大丈夫です!
カットが出来たら、縫い始める前に両脇を1cmずつ裏面に折りアイロンをかけておきます。
2.ファスナーを縫い付けよう
生地が用意できたら、さっそくファスナー縫い付けていきましょう。
ファスナー用の押さえがある場合は取り替えましょう。
表生地とファスナーを縫い付ける
ファスナーの端を裏面に向かって三角に折り曲げ、手縫いで1針縫って固定しておきます。
チャコペンを使って、表生地とファスナーに中心の印を付けます。
印を付ける箇所を間違えないように気を付けてください。
生地を縦長に置いた状態で上下に印をつけましょう。
表生地の表とファスナーの表を中で合わせ、中心の印に合わせてクリップで固定します。
ミシンでファスナーがある部分だけを、縫い代0.5㎝で縫います。
途中でファスナーの引き手が引っかかるので、引き手の手前でミシンを止め、針を生地に刺したまま押さえ金を上げます。
引き手をずらしてから、押さえを下げて再び縫います。
これで片側だけファスナーが付きました。
反対側を縫います。
反対側の生地の表面と、ファスナーの表面を重ねます。
中心の印で合わせて、クリップで固定します。
先程と同様にファスナーがある部分だけ、ミシンで縫い代0.5㎝で縫います。
この時も途中でミシンを止め、ファスナーの引き手をずらして縫ってください。
裏生地を縫い付ける
裏生地に中心の印を付け、表面を下にして、ファスナーの裏側に重ねます。
中心の印で合わせて、クリップで固定します。
そのまま全体を引っくり返し、先程縫った縫い目と同じ所を縫います。
反対側も縫います。
反対側の端をファスナーの裏側に重ね、中心の印に合わせてクリップで固定します。
先程と同じように、そのまま全体を引っくり返し、縫い目と同じところを縫います。
これでファスナーが縫い付けられました。
3.ファスナーの横を縫う
ファスナー用の押さえ金を使っていた場合は基本押さえに戻しましょう。
ファスナーを中心にして、表生地と裏生地がそれぞれ中表になるように広げます。
表生地を縫う
ファスナーの横の表生地をまち針で固定し、縫い代1㎝で端からファスナーの縫い目まで縫います。
この時、最初に付けた両端の折り目は広げて縫います。
反対側も同じように縫います。
ファスナーの縫い目と完全に繋げなくて大丈夫ですよ。
裏生地を縫う
裏生地も、表生地と同じように縫っていきます。
ファスナーの横の裏生地をまち針で固定し、縫い代1㎝で端からファスナーの縫い目まで縫います。
縫ったところを広げてアイロンで抑えます。
4.両端を縫おう
表生地が表面になるよう筒状にひっくり返します。
ファスナーの周りをアイロンで抑え、整えます。
最初に両端に付けておいた折り目で折り、表生地と裏生地を一緒にまち針で固定します。
できるだけ折り目のギリギリを縫います。
ミシンのフリーアームに入る場合は、ぜひ活用してください。
5.リボンを付ける
リボンはあらかじめ20cmにカットして、端がほつれてくる場合はほつれ止めを塗っておきます。
端から5cmの箇所を絞り、リボンを固結びして留めます。
ファスナーを開き、ポーチを丸く整えて完成です!
キャンディポーチのアレンジ例
このままでも、とてもかわいいキャンディポーチですが、こちらは2箇所のアレンジを加えてみました。
- 両端にレースを縫い付ける
- タブを縫い付ける(肩紐などを掛けられるようになります)
良かったら参考にしてみてください。
1.両端にレースを縫い付ける
幅5cm以上の幅広レース 70cm
今回は8cmの幅広レースを使用しています。
生地をカットした後、端から6cmの箇所にレースを縫い付けます。
この時、上下1cmは縫わずに開けておきます。
「3.ファスナーの横を縫う」で表生地を縫う前に、レースだけ縫い代1cmで縫います。
次に表生地だけを縫いますが、レースも縫い込んでしまわないように注意してください。
これでレースの縫い付けが出来ました。
2.タブを縫い付ける
幅1cmのリボン 4cm(2本)
Dカン(1cm) 2個
お好みで肩紐やチェーン、持ち手など
タブは、リボン以外にもキャンディポーチと同じ生地で作ってもOKです。
リボン4cmを半分に折ります。
「3.ファスナーの横を縫う」の表生地を縫う時に、タブをファスナーのすぐ横に置き、表生地と一緒に縫い込みます。
最後にDカンを取り付けて、お好みで肩紐やチェーン、持ち手などを取り付けます。
ここでは肩紐を取り付けて、ポシェットにしてみました。
良かったら参考にしてみてくださいね。
今回使った生地
綿ポリ 交織 ダンガリー ギンガムチェック 50cm単位
商品番号 4520
使用した生地
5mm サーモンピンク
5mm イエロー
綿ポリ 交織 ダンガリー 無地 50cm単位
商品番号 4500
使用した生地
サーモンピンク
イエロー
型紙のダウンロードできません。
申し訳ございません。ただいま作成中でございます。
まだ少し先になりそうですが、表生地 タテ35㎝×ヨコ30cm、裏生地 タテ35㎝×ヨコ30cmに
カットすれば型紙不要で作っていただけます。ぜひ作ってみてくださいね。