お孫さんやお子さんの生まれて初めてのお祝い(初節句、お食い初め、宮参り、ハーフバースデー、誕生日など)に、いつもと違う装いを手作りでプレゼントしませんか?
首元と腰回りをスナップボタンで留めるので、気軽に着せてあげられると思います。
全力集中2.5時間、鼻歌まじり楽しみながら3.5時間で仕上がります。
*完成サイズ 着丈33cm 着物部分巾23cm 袴+紐部分33cm
もくじ
今回参考にした記事
作り方は異なりますが、
うろこのあれこれハンドメイドさん袴スタイの作り方【無料型紙】: うろこのあれこれハンドメイド (seesaa.net)
Baby&Kidsさんの動画を参考にさせていただきました。
こちらも併せてご覧ください。
準備するもの

- 生地A(着物表、着物襟)45cm x 30cm
- 生地B(着物裏、半襟)30cm x 30cm
- 生地C(袴、紐、重ね襟)110cm x 45cm
- 生地D(半幅帯)28cm x 5cm
- キルト芯 30cm x 30cm
- スナップボタン 2組
- ハサミ(裁断用、糸切り用、紙用)
- チャコペン(フリクションペン)
- まち針(クリップ)
- 手縫い針
- 糸
- 目打ち
- アイロン
- アイロン定規(あれば便利)
- A4用紙
- ものさし
- ミシン
今回使った素材

綿ポリ 交織 ダンガリー 織ドット 50cm単位 110cm幅 【商用可能】
商品番号 7000
¥605税込
イエロー
*さり気ないドットがいい感じです。

綿ポリ 交織 ダブルガーゼ 50cm単位 【商用可能】
商品番号 tc3250
¥660税込
オフ白
*肌触りが気持ちいいです。

サラッとした綿ポリバニラン 110cm幅 50cm単位 【商用可能】
商品番号 6500
¥550税込
ボルドー
ブラック
*サラサラして軽い袴に仕上がりました。
小さな子どもさんにも負担が少ないと思います。
作ってみよう
袴風スタイを作るには、大まかに4つの工程があります。
- 型紙を準備する
- 生地を裁断する
- 生地を縫う
1.着物部分を作る
*襟部分を作る
*表生地、裏生地、芯生地を縫い合わせる
2.袴部分を作る
3.着物部分と袴部分を縫い合わせる
4.リボンを作る - スナップボタンをつける
ひとつ、ひとつ、ゆっくり進めていきましょう
1 型紙を準備しよう
うろこのあれこれハンドメイドさんの型紙をダウンロードして印刷します。型紙はこちら➡️
線に沿って切り離します。

型紙が準備できました。
2 生地を裁断しよう
生地を裁断します。

縫い代は含まれています。
生地A | 横x縦(cm) | 枚数 |
①着物表側 | 30 x 30 | 1 |
②着物襟 | 30 x 6 | 1 |
③着物襟 | 20 x 6 | 1 |
生地B | 横x縦(cm) | 枚数 |
④着物裏側 | 30 x 30 | 1 |
⑤半襟 | 5 x 5 | 1 |
⑥半襟 | 8 x 5 | 2 |

生地C・D | 横x縦(cm) | 枚数 |
⑦袴 | 110 x 25 | 1 |
⑧紐 | 62 x 5 | 2 |
⑨重ね襟 | 30 x 5 | 1 |
⑩重ね襟 | 20 x 5 | 1 |
⑪リボン本体 | 25 x 15 | 1 |
⑫リボン中央 | 8 x 5 | 1 |
⑬半幅帯 | 30x 5 | 1 |

生地①(着物表側)を縦半分に折り、型紙を置いて裁断します。

生地⑥(着物裏側)とキルト芯も同じようにして裁断します。
3 縫っていこう
着物部分を作ろう
⑴半襟を作ります

生地⑦(半襟)を三角に折り、線を引きます。

生地⑧を縦半分にし、わ側に印をつけます。
生地⑦と⑧の印を合わせて⑧を開き、まち針で留めます。

三角の生地に重なっている生地⑧の中央線を縫います。
⑧を折り戻します。

反対側も同じようにして縫います。

半襟ができました。
⑵着物襟と重ね襟を作ります

生地⑪⑫(重ね襟)を横半分にアイロンで折ります。

生地②③(着物襟)の上下を1cmずつ アイロンで折ります。

半襟中央5mm下と着物表側の中央を合わせて、まち針で留めます。

半襟の上に重ね襟⑫、着物襟③を5mm程ずらして置き、両布端から2mmを縫います。

ミシンの種類によって押さえ金が違うので、自分なりの目印を作るといいですよ。

半襟の反対側に重ね襟⑪、着物襟②を 置いて布端から2mmを縫います。

左右対称になれば、7cmにこだわらなくていいよ。
襟部分ができました。
(3)着物部分を縫い合わせます

着物表側と裏側を中表に合わせ、その下にキルト芯を置きます。

中表とは、生地と生地の表同士が重なるように合わせることです。
写真のように、折り紙の表(柄面)を重ねて裏(白い面)が外側から見えている状態です。

まち針で留め、縫い代7mmで縫い合わせます。

はみ出ている襟を切取ります。
カーブ部分に切り込みを入れます。

下側からひっくり返し、カーブの強い所は目打ちを使います。
ひっくり返したら、アイロンで整えます。
(4)半幅帯を付けます

生地⑬(半幅帯)を横半分に折ります。
着物表に半幅帯の「わ」を上にして置き、「わ」から1cm内側を縫います。
袴部分を作ろう
袴のヒダを作ります。

生地⑨(袴)裏面の両端を1cm、さらに1cmに折り、折り目から2mm内側を縫います。

下側を1cm、さらに1.5cmに折り、 折り目から2mm内側を縫います。

上側を中心から左右それぞれ5ヶ所にアイロンで折り目をつけます。
上側を中心から左右それぞれ 9ヶ所に2mmほどの切れ目を入れます。

アイロンで折り目をつけた折山の2mm内側を10cm縫います。(左右それぞれ5ヶ所)

縫った折山を端から順に折り畳み、まち針で留めていきます。
ヒダ部分がずれないように、布端から5mmを仮縫いします。
反対側も同じようにしてヒダを作ります。

右側と左側では、ヒダの向きが反対(左右対称)になるよ。
袴に紐をつけます。

生地⑩(紐用)の下側を1cm、アイロンで折り目をつけます。(2枚)

袴と紐1枚を中表に合わせてまち針で留め、縫い代7mmで縫い合わせます。

袴の裏側にもう1枚の紐を置き、まち針で留めます。
縫い代1cmでぐるりと縫います。

縫い合わせた紐の角をカットします。(4ヶ所)
紐部分をひっくり返します。

袴部分ができました。
着物部分と袴部分を合わせよう

着物部分の中心と紐部分の中心から待ち針で留めて、布端から2mmをぐるっと一周縫います。


後ろ側の紐がズレていないか確認してから縫ってね。
リボンを作ろう

リボン仕上りイメージです。
リボン本体を作ります。

生地④(リボン本体)の両端を中心線をまたいで1cmほど重ね、布端から5mmを縫います。

リボンを横半分に折り、布端から1cmを縫います。
縫い代をアイロンで割ります。

ひっくり返して三つ折りにし、まち針で留めます。
リボン本体ができました。
次に、リボン中央を作ります。

生地⑤(リボン中央)を縦2.5cm巾に折ります。

リボン本体の中心に中央布を巻き付けます。
布端を少し折り込みまち針で留めて手縫いでまつります。

袴紐の好みの位置に縫いつけます。

安全ピンを使えば好きな所に付けられて、いろいろな雰囲気が楽しめるよ。
4 スナップボタンをつけよう

首元と紐にスナップボタンをつけます。
型紙の首元ボタン付け位置にチャコペンで印をつけ、目打ちで穴をあけます。
スナップボタンをはめ込みます。

首元部分の下側にスナップボタン凹をつけるよ。
紐はお孫さんやお子さんの体に合わせてボタンをつけます。
紐に2ヶ所ほど付ければ、サイズ調節がしやすいと思います。

完成です!
今回使った素材

綿ポリ 交織 ダンガリー 織ドット 50cm単位 110cm幅 【商用可能】
商品番号 7000
¥605税込
イエロー
*さり気ないドットがいい感じです。

綿ポリ 交織 ダブルガーゼ 50cm単位 【商用可能】
商品番号 tc3250
¥660税込
オフ白
*肌触りが気持ちいいです。

サラッとした綿ポリバニラン 110cm幅 50cm単位 【商用可能】
商品番号 6500
¥550税込
ボルドー
ブラック
*サラサラして軽い袴に仕上がりました。
小さな子どもさんにも負担が少ないと思います。
重ね襟と着物襟は、短い生地から使うよ。