サイズ 縦15cm 横18cm まち4cm
底がころんと丸くて可愛い、おしゃれなベビーポシェットをキルト生地を使って作りました。
ファスナーなしで簡単にサクッと作れるのでハンドメイド初心者さんにもおすすめです。
小さめのポシェットですがスマホや小物が入るので、大人のワンマイルコーデにピッタリな大きさです。
親子でもお揃いのベビーポシェットで可愛いリンクコーデもぜひ楽しんでみてください。
洋裁初心者の方にもわかりやすく、説明を細かくしています。
ぜひチャレンジしてみて下さいね。
もくじ
今回参考に参考にした動画
今回はBaby&Kidsさんの動画を参考にいたしました。
ぜひこちらの動画もご覧ください!
準備するもの
- 表生地 綿ポリ キルト
(他の生地でも作れますが、キルトや帆布以外は表生地の裏側に接着芯を貼るとしっかりとしたベビーポシェットになります。)
本体 20cm×17cm 2枚、ふた 18cm×15cm、側面 44cm×6cm - 裏生地 綿ポリ ダンガリー織ドット
本体 20cm×17cm 2枚、ふた 18cm×15cm、側面 44cm×6cm - 持ち手テープ 25mm幅×112cm
- Dカン 25mm×2個
- 移動カン 25mm×1個
- スナップ 1組
- チャコペン(フリクションでもOK)
- まち針(クリップでもOK)
- 目打ち
- ハサミ
- 定規・メジャー
- アイロン
- ミシン
- 糸
今回使った生地・副資材
綿ポリ 交織 ダンガリー キルト 50cm単位 106cm幅 【商用可能】
使用した生地
ペールラベンダー/106cm幅×50cm
商品番号 4500-quilt ¥924税込
綿ポリ 交織 ダンガリー 織ドット 50cm単位 110cm幅 【商用可能】
使用した生地
ペールラベンダー/110cm幅×50cm
商品番号 7000 ¥682税込
綿ポリダンガリーの淡い色味がドットの織り柄と相まってたまらなく可愛いです!生地の厚みも薄すぎず厚すぎずミシンで縫いやすくてオススメです。
使用した持ち手テープ
オフ白/25mm×2m
商品番号 aq-tape-25 ¥242税込
程よい厚みがあり、しっかりしていて縫いやすいです。
使用したDカン
ペールラベンダー/3個入×1セット
商品番号 original-dkan ¥220税込
淡い色合いとマットな色味がとってもオシャレです。
オリジナル 移動カン 25mm 36色 2個入 【商用可能】
使用した移動カン
ペールラベンダー/2個入×1セット
商品番号 original-idou-kan¥220税込
淡い色合いとマットな色味がとってもオシャレです。 Dカンともバッチリ合います。
仮止めクリップ ミニ 10個セット
商品番号 karidome-clip-mini\605税込
早速ベビーポシェットを作ってみよう
ベビーポシェットを作るのには大きく分けて8つの工程があります。
- 型紙を準備しよう
- 生地・持ち手テープを裁断しよう
- ふたを縫おう
- 本体と側面を合わせて縫おう
- ふたとDカンを本体に縫い合わせる
- 表に返してステッチをかけよう
- 移動カンをつけよう
- スナップをつけよう
この8つの工程についてゆっくりみていきましょう
1.型紙を準備しよう
まずはじめに、ベビーポシェットの型紙の準備をします。
今回のベビーポシェットの作り方はBaby&Kidsさんの動画を参考にいたしました。
ふたと本体の型紙を作っていきましょう。
側面は生地に直接線を引きます。
A4コピー用紙や方眼紙を使ってベビーポシェットの型紙を作ります。
ベビーポシェットの本体用18cm×15cmとふた用16cm×10cmの紙を準備します。
それぞれたて半分に折って曲線をかいていきます
本体とふたの曲線でかいた部分をそれぞれ、はさみで切り取るとベビーポシェットの型紙の完成です。
2.生地・持ち手テープを裁断しよう
ベビーポシェットの型紙の準備が出来たら今度は、生地と持ち手テープを裁断していきます。
準備するパーツ | 横×縦 | 準備する枚数 | |
ふた | 表生地 | 18cm×15cm | 1 |
裏生地 | 18cm×15cm | 1 | |
本体 | 表生地 | 20cm×17cm | 2 |
裏生地 | 20cm×17cm | 2 | |
側面 | 表生地 | 44cm×6cm | 1 |
裏生地 | 44cm×6cm | 1 | |
持ち手テープ | 25mm×6cm | 2 | |
25mm×100cm | 1 |
表を参考に生地を準備して、ふたと本体のパーツは型紙に合わせてカットしていきます。
本体は2枚重ねてカットしていくので、内側におもて面がくるように重ねましょう。
生地のウラ面に線を引いていきます。
本体は上から1cm、ふたは上から4cmのところにフリクションペンで線を引き、生地と型紙の中心を合わせて型紙をなぞっていきます。
この時、生地の左右下部分も1cmになっているか確認しましょう。
型紙を生地に写したら、線から1cm外側をはかって縫い代を赤線でつけていきます。
縫い代をつけたら、赤線のところをカットしていきましょう。
裏生地も同じように型紙を使って、裁断しましょう。
- 表生地で必要なパーツ
本体 2枚・ふた 1枚
側面 6cm×44cm 1枚
持ち手テープ6cm×2本・100cm×1本
- 裏生地で必要なパーツ
本体 2枚・ふた 1枚
側面 6cm×44cm 1枚
ふたと本体の上下中央に印をつけます。縫い合わせとするときに、布同士を合わせる際の目印になります。
3.ふたを縫おう
ミシンを使って、ベビーポシェットのパーツを組み合わせて縫っていきます。
まずは、ベビーポシェットのふたの表生地と裏生地を内側におもて面がくるように合わせます。
まち針をとめるときは、生地がゆがんだりずれたりしないよう、上の生地に比べて、下の生地は少なめにすくうとずれにくくなります。
赤い点線の上をミシンで縫っていきます。
縫い代は1cmです。縫い始めと縫い終わりは返し縫いをします。
生地の端をミシンの1cmのガイドに合わせながら縫うと、まっすぐきれいに縫うことが出来ます。
ミシンは縫い幅をできるだけ小さくして縫ってみてください。
縫い合わせでは2mmくらいの幅で縫うのがオススメです。
カーブの形をきれいに表現することができます。
カーブはゆっくりと縫いましょう。3〜5針ごとに布端がガイドに合うよう生地を少しずつずらしながら縫っていくとキレイに仕上がります。
ベビーポシェットのふたが縫えたら、カーブに沿って5mmくらいの深さの切り込みをいれます。
切り込みをいれたら、今度は生地を表側にひっくり返します。アイロンで形を整えましょう。
生地の端から5mm内側にミシンをかけていきす。
縫い幅を2.5mmくらいでミシンをかけると縫い目がはっきりと見えてきれいに仕上がります。この時も、カーブはゆっくり丁寧に縫いましょう。
4.本体と側面を合わせて縫おう
それでは、ベビーポシェットの本体と側面を合わせて縫っていきましょう。
本体のカーブに合わせるやすくするために、側面に切り込みを入れます。
矢印の内の切り込みは、1~1.5cmくらいの間隔で2〜3mmの深さになるように切り込みを入れましょう。
次に、ベビーポシェットの本体と側面を内側におもて面がくるように合わせて、まち針(クリップ)で留めていきます。両端⇒中心を固定します、その間のに留めていきます。側面に入れた切り込みが広がるように留めましょう。
側面を上にして縫い代は1cmで縫っていきます。
縫い始めと縫い終わりは返し縫いをします。
こちらもカーブはゆっくりと丁寧に縫いましょう。
ガイドに合わせながら目打ちを使って整えて縫うとキレイに仕上がります。
反対側も同じようにまち針で留めて、縫い代1cmで縫っていきます。
縫い始めと縫い終わりは返し縫いをしましょう。
ベビーポシェットの本体と側面が縫い合わせられたら、カーブに沿って5mmくらいの深さの切り込みをいれます。
切り込みを入れたらアイロンで形を整えましょう。
裏生地も同様に縫っていきます。
裏生地は縫い始めから2cmほど縫った直線部分に7〜8cmの返し口を1か所あけておきましょう。
返し口とはひっくり返す時の入り口のことです。閉じてしまうと、生地がひっくり返せませないので注意しましょう。
反対側も同じようにまち針で留めたら、縫い代1cmで縫っていきます。
こちらも縫い始めと縫い終わりは返し縫いをしましょう。
裏生地の本体と側面が縫い合わせられたら、表生地と同じようにカーブに沿って5mmくらいの深さの切り込みをいれていきましょう。
切り込みをいれたらアイロンで形を整えましょう。
5.ふたとDカンを本体に縫い合わせる
今度はふたとDカンを本体に縫い合わせていきましょう。
まずは、Dカンに持ち手テープ(6cm)を通します。
クリップでしっかりと留めて本体の側面部分の中心にDカンを通します。
持ち手テープの中心と本体側面の中心を合わせます。
厚みがあるのでクリップで留めるのがオススメです。
持ち手テープをクリップで留めたら、今度は表生地の本体とふたの中心を合わせていきましょう。
本体とふたのおもて面が内側になるように、クリップで留めます。
表生地本体と持ち手テープ・ふたの3点をずれないようにミシンで仮止めしていきます。
仮止めは布端から5mmを縫っていきましょう。
縫い始めと縫い終わりには必ず返し縫いをしてください。
持ち手テープのところは厚みがあるので、針が折れてしまわないように、1針ずつ手回しでゆっくりと縫います。
本体の縫い代部分は厚みが出てしまうので、必ず開いておきましょう。
ガイドに合わせながら縫ってきますが、ミシンの押え金の幅が5mmの場合は、押え金の端と布端を合わせると縫いやすいです。
仮止めが出来たら、次はふたと持ち手テープを表生地と裏生地に合わせて縫っていきます。
表生地を裏生地の中へ、生地が中表になるように入れます。
側面の縫い代は厚みが出ないように縫い代を開いた状態で、表生地と裏生地の縫い目を合わせます。
側面部分をクリップで留めたら、表生地と裏生地の本体の中心を合わせてクリップで留めましょう。
縫い代1cmで縫い合わせていきます。
こちらも持ち手テープ部分はゆっくりと1針ずつ丁寧に縫いましょう。厚みがあるので針が折れるのが心配な場合は1針ずつ手まわしで針を進めてもいいです。
ガイドに合わせて、側面の縫い代が開いているか(裏生地縫い代も)確認しながら目打ちで整えて縫うとキレイに仕上がります。縫い終わりは返し縫いをしましょう。
6.表に返してステッチ(抑えミシン)をかけよう
表生地と裏生地が縫い合わせられたら、おもてに返していきます。
返し口から表生地をひっくり返しましょう。焦らずにゆっくりと表生地を出していきましょう。
ひっくり返したら、返し口にアイロンをかけて返し口を閉じます。
手縫いでも、ミシンでも良いですが、今回はミシンで縫い合わせました。
返し口の縫い代を内側に1cm折り込んで布端をピッタリと合わせて留めてから、返し口をミシンで縫っていきましょう。
布端から1〜2mmをミシンで縫います。
布端のギリギリのところなので、ゆっくりと縫いましょう。
縫い始めと縫い終わりは返し縫いをしましょう。
返し口を閉じたら、裏生地を表生地の中に入れて布端をアイロンで整えましょう。
アイロンで整えたら、表生地と裏生地がずれないようにまち針で固定します。
固定ができたら布端から5mmの幅でステッチをかけます。この時も、縫い幅を2.5mmくらいでステッチをかけるときれいに仕上がります。
こちらも持ち手テープ部分はゆっくりと1針ずつ丁寧に縫いましょう。
7.移動カンをつけよう
いよいよ完成まであと少しです。
移動カンに持ち手テープを通していきます。
移動カンの奥から通して、下から入れてまん中を通って手前側に出します。
持ち手テープの端が4cmくらい出るようにしましょう。
持ち手テープの端から1cmを内側に折り込みます。持ち手テープの端を縫っていきます。
折り込んだところを2か所ミシンで縫っていきましょう。縫い始めと縫い終わりは返し縫いをします。この時折り込んだ持ち手テープに厚みがあるのでゆっくりと縫います。
2か所縫えたら、折り込んだ面を下にしてDカンに通します。
Dカンの内側から外側へ向かって通しましょう。
今度は、移動カンに通していきます。下から入れてまん中を通って反対側へ出しましょう。これで、持ち手テープが片側に通りました。
反対側のDカンには、外側から内側に向かって通していきます。
持ち手テープの端を先ほどと同じように4cmくらい出します。
端から1cmを内側に折り込んでミシンで2か所縫いましょう。
縫い始めと縫い終わりは返し縫いをします。
この時も折り込んだ持ち手テープに厚みがあるのでゆっくりと縫います。
8.プラスナップをつけよう
最後にプラスナップをつけて完成です。
まずは、ふたからプラスナップをつけていきます。
今回はふたの先から2cmのふた中心ところに1か所つけます。お好みで2か所につけてもいいです。
印をつけたら、おもて面からウラ面に向かってまっすぐに目打ちで穴をあけます。
本体にまで目打ちで穴を開けてしまわないように気をつけましょう!
目打ちで穴が開けられたら、ふたのおもて面には『ヘッド』を差し込みます。
次にふたのウラ面に『ゲンコ』をはめ込みます。
手でまっすぐに力を入れて、パチンと音がするまで留めましょう。
ふたのプラスナップがつけおわったら、本体にもプラスナップをつけていきましょう。
本体も同じように目打ちで穴を開けます。
今回は本体の端から5cmの中心ところにつけます。こちらもおもて面からウラ面に向かってまっすぐに目打ちで穴をあけましょう。この時も本体の反対側の生地にまで目打ちを通さないように注意します。
本体のおもて面には『バネ』、ウラ面には『ヘッド』をはめ込みます。
同様に手でまっすぐに力を入れて、パチンと音がするまで留めましょう。
プラスナップは手でつけられる100円ショップのプラスチックスナップがお手頃で便利です。
マジックテープを使う場合
マジックテープを使う場合は『3.ふたを縫おう』の工程の前にマジックテープをつけておきましょう。
今回は2cm幅で長さ4cmのマジックテープを使用しています。
両面テープをつける場合はミシンの針に両面テープがついてベタベタになってしまわないように、小さめにカットして貼り付けましょう。
本体は表生地のおもて面の上から6.5cmには『フック(オス)』を、ふたは裏生地のおもて面の下から2.5㎝のところに『ループ(メス)』のマジックテープを合わせます。
100円ショップなどで売っている布用強力両面テープや裁縫じょうずなどで、仮止めしてから縫うとずれにくくなるのでオススメです。
マジックテープの縫い付けが終わったら
『3.ふたを縫おう』の工程へ進みましょう。
リボンでアレンジ
ベビーポシェットのふたにリボンをつけてみました。
100円ショップなどで売っている、リボンをつけています。
ふたの中心にリボンがくるようにしましょう。高さはお好みの位置でOKです。ふたの中心ではなく右か左に寄せて斜めにつけてもかわいいです。
リボンの種類もたくさんあるのでお好みのリボンでおしゃれにアレンジしてみて下さいね。
今回使った生地・副資材
綿ポリ 交織 ダンガリー キルト 50cm単位 106cm幅 【商用可能】
使用した生地
ペールラベンダー/106cm幅×50cm
商品番号 4500-quilt ¥924税込
綿ポリ 交織 ダンガリー 織ドット 50cm単位 110cm幅 【商用可能】
使用した生地
ペールラベンダー/110cm幅×50cm
商品番号 7000 ¥682税込
使用した持ち手テープ
オフ白/25mm×2m
商品番号 aq-tape-25 ¥242税込
使用したDカン
ペールラベンダー/3個入×1セット
商品番号 original-dkan ¥220税込
オリジナル 移動カン 25mm 36色 2個入 【商用可能】
使用した移動カン
ペールラベンダー/2個入×1セット
商品番号 original-idou-kan¥220税込
仮止めクリップ ミニ 10個セット
商品番号 karidome-clip-mini\605税込
縫いナビには、ハンドメイド初心者さんに向けた型紙や作り方、生地の選び方など様々な記事が載っています。
他にもいろいろなハギレを活用した作り方などを紹介しているので、ぜひご覧になってみて下さい。
最後までご覧いただきありがとうございました☺︎
綿ポリダンガリーのキルトなので、生地がしっかりしていてカーブなどの丸みもキレイに仕上がります!無地で落ち着いた色合いなので、柄物との相性も抜群です!