出来上がりサイズ(持ち手を除く) 幅40㎝ 高さ30㎝ マチ5㎝
今回はハンドメイド初心者さんも簡単に作れる、アップリケ付きのレッスンバッグの作り方をご紹介します。ひと手間かかりますが、オリジナルのレッスンバッグが作れますよ!お子様と一緒に生地を選んで、楽しく作ってみてはいかがでしょうか?
※園や学校によってサイズが指定されている場合があるので、必ず確認しましょう。今回ご紹介するレッスンバッグは一般的な大きさになっています。
準備するもの
- 表側生地 生地幅×50㎝
- 裏側生地 生地幅×1m
- 切り替え生地 生地幅×50㎝
- アップリケ生地
- 接着芯(不織布・厚手タイプ)
- アクリル持ち手テープ 2.5㎝幅 76㎝
- 目打ち
- チャコペン(フリクションでもOK)
- まち針(クリップでもOK)
- アイロン
- ミシン
- ハサミ、糸
レッスンバッグを作るのに使った素材
綿ポリ 交織 ダンガリー 無地 全48色 #121-#129カラー 50cm単位 110cm幅 【商用可能】
表側生地:ペールグレー 50㎝
商品番号 4500-a ¥627税込
綿ポリ 交織 ダンガリー ストライプ 50cm単位 110cm幅 【商用可能】
切り替え、フリル生地:5㎜/ペールラベンダー 50㎝
商品番号 4510 ¥550税込
綿ポリ 交織 ダンガリー ギンガムチェック 50cm単位 110cm幅 【商用可能】
アップリケ生地:5㎜/みずいろ
商品番号 4520 ¥550税込
コットン 生成りキルト 1mカットクロス 【商用可能】
商品番号 3000-20-quilt ¥1,100税込
アクリル 持ち手 テープ 25mm 【商用可能】
ベージュ
商品番号 aq-tape-25 ¥242税込
早速レッスンバッグを作ってみよう
アップリケ付きのレッスンバッグを作るには大きく分けて8つの工程があります。
- 生地を裁断する
- アップリケを作る
- 表側生地を縫う
- 持ち手をつける
- 表側生地と内側生地をつなげる
- 本体を縫う
- マチを作る
- 返し口を閉じる
ポイントはアップリケはゆっくり縫い付けることと、丁寧にアイロンをかけることです。
この8つの工程についてゆっくりみていきましょう。
1.生地を裁断しよう
まずは型紙の用意をします。
上の図を見て生地に直接線を引いて裁断してもいいですが、方眼紙などで型紙を作っておくとまっすぐ線を引くことができるし、同じものを作るときにまた線を引く必要がないので便利です。
生地を裁断しました。持ち手テープは38㎝を2本用意しておきましょう。
2.アップリケを作ろう
ハートのアップリケの作り方をご紹介します。他の形は【アレンジ方法】に記載しています。
まずは方眼紙にハートを描き、ハサミで切り取り型紙を作ります。型紙に沿って生地を裁断します。一回り大きく接着芯も切っておきましょう。
接着芯をつける
接着芯をアップリケ生地の裏側に貼ります。
のりがアイロン台につくのを防ぐためにハギレ布を下にひきます。その上にアップリケ生地(裏向き)、接着芯の順に重ねます。接着芯はキラキラ、ザラザラしている面(のり面)を下向きにしましょう。
※向きを間違えるとアイロンに接着芯がくっついてしまうので注意です。
アイロンはドライ・中温に設定します。
あて布(ハンカチでもOK)をしてアイロンを上から押さえるように、10秒あててください。
温度が冷めたらはみ出ている接着芯を切ります。熱いうちに動かしてしまうと、剥がれやすくなるので気を付けましょう。
アップリケをつける
アップリケを表側生地1枚に貼り付けます。
表側生地の中心、下から3㎝のところに、アップリケを仮止めします。この時、スティックタイプの布用接着剤を使って仮止めするのがおすすめです。場所はお好みで変えて大丈夫です。
アイロンをかけるとしっかりつきます。次にアップリケの周りをジグザグミシンします。
ジグザグミシンの幅や長さはお好みで変更してください。縫う前にハギレで試し縫いするのがおすすめです。縫い目の長さを細かく(短く)するほど、縁取りがはっきりします。
ミシン糸を生地と違う色にすると、くっきり縁取りした感じになりますよ。生地と似た色にすると、多少縫い目がガタついても目立たないですよ!お好みで糸の色を決めてください。
針落ち位置が右側にきているのを確認します。
(今回はジグザグミシンを縫い目の幅3.6、長さ1.4に設定しました。)
スタートはアップリケの端から表側生地に落ちる部分に針を落とします。一針一針、ゆっくりと縫っていきましょう。
アップリケの端の表側生地とアップリケ生地を交互にジグザグ縫っていく感じになります。
向きを変える場合は針を刺したまま押さえを上げて、生地を回して向きを変えましょう。
最後まで縫えたら、裏向きにして糸端を結んでおきましょう。
アップリケが生地に付きました!
フリルをつくる
フリルを付けない場合は次の工程【 3. 表側生地を縫おう 】に進んでください。
フリル生地の下端を三つ折りします。アイロン定規を使うと簡単に折り目をつけられます。まずは0.5㎝の線にあわせてアイロンで折り目をつけます。
さらに0.5㎝の線にあわせて折り目をつけます。自作のアイロン定規を作るのもおすすめです。
厚紙に0.5㎝間隔で線を引きます。(5㎝ぐらいまであると良いと思います)
穴あけパンチでアイロンの熱を逃がす穴をあけて出来上がりです。
三つ折りしたところを縫います。細いのでゆっくり縫い始めましょう。ミシンの縫い始めとおわりは必ず返しぬいをしましょう。
ギャザーを寄せる
ミシンの設定を縫い目を粗目に変更し、上糸調子を弱くします。
※粗目にする方法はお使いのミシンによって異なります
上糸・下糸を長めに引き出しておきます。
上端から0.5㎝・0.7㎝のところに粗ミシン2本を縫います。両側の糸端を長めにとっておき、返しぬいをしないでください。
生地を半分に折って中心に印をつけます。切り替え生地とフリル生地の中心と両端をまち針で留めます。
フリル生地をおさえながら上糸2本のみを一緒に引っ張り、ギャザーをよせます。中心から半分に分けてギャザーをよせると均等によせやすいです。
切り替え生地の長さにギャザーを合わせます。目打ちなどでギャザーを均等に寄せ、クリップ(又はまち針)でとめます。
アイロンでギャザーをおさえると次の工程で縫いやすくなります。
ミシンの縫い目の設定をもとに戻しておきましょう
端から0.5㎝内側を縫って、フリルをつけます。
目打ちを使ってギャザーを整えながら縫うとキレイにできると思います。
3. 表側生地を縫おう
アップリケ付き表側生地と切り替え生地(フリルが付いている方を上にして)を中表にして、縫い代1㎝で縫います。
2枚の生地の表と表を内側にして合わせることです。
布端から1㎝のところを縫うことです。ミシンのガイド線1㎝に合わせて縫いましょう。ミシンのガイド線がない場合は、針から1㎝のところにマスキングテープを貼っておくと便利です。
生地を開き、縫い代は表側生地の方に倒します。
押さえのミシンをします。
押さえミシンは縫い代をおさえるためにするので、この場合表側生地を縫います。
つなげた生地の切り替え生地側を上にして、もう1枚の表側生地と中表にして合わせ、縫い代1㎝で縫います。縫い代は表側生地の方に倒しておきましょう。
表側生地に押さえミシンをします。
4.持ち手テープつけよう
持ち手テープを中心から左右に5㎝のところに付けます。布端から1㎝はみ出して縫い付けましょう。持ち手テープがねじれないように注意してください。
上下とも持ち手を布端から0.5㎝のところを仮縫いします。
名前テープをつける場合はここで縫い付けましょう。アイロンで接着するタイプの名前テープでも外れないように縫い付けたほうがいいですよ!場所はお好みで決めてください。
内ポケットをつけよう
内ポケットを付けない場合は【 5.表側生地と内側生地をつなげよう 】に進んでください。
ポケット口以外の周りにジグザグミシンをします。(※別生地で作っています)
ミシンの機能に裁ち目かがりがある場合は、裁ち目かがりで布端を処理したほうがきれいでおすすめです。
ポケット口を1.5㎝→1.5㎝に三つ折りし、縫います。
周りを1.5㎝アイロンで折ります。
内側生地に縫い付けます。上から10㎝のところにポケットをまち針で留めます。
ポケット口が三角になるように縫いましょう。
5.表側生地と内側生地をつなげよう
表側生地と内側生地(キルト生地)を中表にして重ね、布端から1.5㎝のところを縫います。
縫う時に持ち手が中央側に少し動いてしまうので、まっすぐになるように調節して縫い進めます。キルト生地側から縫うと持ち手テープが見えにくいので、表側から縫いましょう。
先ほど縫った縫い目を左右に割ります。持ち手テープを内側生地の方に倒すと、割りやすいです。
6.本体を縫おう
表側生地・内側生地同士を合わせクリップ(又はまち針)で留めます。
生地の境目をピッタリと合わせるとキレイに仕上がります。
マチになる部分に印を付けます。4つ角に横2.5㎝縦1.5㎝の線を描きます。
印をつけた部分をハサミで切り取ります。
両脇から1㎝のところを縫います。中心から縫うと生地の境目がズレずに縫えますよ!返し口は10㎝ほどあけておきましょう。
※中表にして脇を縫う時、フリルがはみ出ないように端をそろえて縫ってください。
表に返して仕上げるので、返し口は縫わずに開けておいてください。
縫い代をアイロンで割り開きます。
返し口の部分は特にアイロンでしっかり跡をつけておくと、後の返し口を閉じる時にキレイにやりやすくなると思いいます。キルト生地は耳端が処理されているので、耳端部分を返し口にすると閉じる時、綿が飛び出ず簡単にできますよ。
7. マチを作る
マチ部分をつぶすようにして底と脇を合わせます。
横から見るとこのような状態になっています。
マチを縫い代1㎝で縫います。
4か所同様にマチを作りましょう。
返し口から表に返す
返し口から表にかえします。
マチ部分は中から指で押し出しましょう。
表に返せたらアイロンで形を整えます。
8.返し口を閉じよう
返し口をコの字とじで閉じます。内側で見えなくなるところなので、ミシンで縫ってもいいと思います。
内側生地を中に入れて形を整えます。
裏から見て表生地が少し見えるようにしてアイロンで形を整えると、キレイに仕上がります。
袋口を縫う
袋口まわりの内側0.5㎝をぐるりと1周縫います。
お疲れさまでした!アップリケ付きのレッスンバッグ完成です!
今回は裏側にはフリルを付けませんでしたが、お好みでつけてもいいと思います。
マチが付いているので、絵本はもちろん小学生のお道具箱もピッタリ入るサイズです。
アレンジ方法
アップリケの形を変える
アップリケを好きなモチーフの形に変えればアレンジ無限大です!
お花の形をモチーフにしてみました。綿ポリはリバティとも相性がいいのでおすすめです!
ワンポイントでとっても可愛くなりますよ♪
使用した素材
綿ポリ 交織 ダンガリー 無地 50cm単位
表側生地:ピンク 50㎝
商品番号 4500 ¥550税込
綿ポリ ウィンドウチェック 50cm単位 112cm幅
切り替え、フリル生地:ピンク 50㎝
商品番号 8000-29 ¥550税込
コットン 生成りキルト 1mカットクロス 【商用可能】
商品番号 3000-20-quilt ¥1,100税込
アクリル 持ち手 テープ 25mm 【商用可能】
ピンク
商品番号 aq-tape-25 ¥242税込
アップリケの形は自分で書く他に、好きな形のイラストを印刷して型紙を作る方法もあります。
※複雑な形になると、周りをジグザグミシンしにくくなるので注意です!
荒技ですが、パソコンやタブレットにアップリケにしたいイラストを表示して、画面の上に紙を置いて線をなぞると、印刷をせずにモチーフを写せますよ!
※画面的に良くない気もするので、自己責任でお願いします…
フリルなしで作る
フリルなし・星形のアップリケで作ってみました。シンプルな形にアップリケのワンポイントが映えますね!シンプル好きな子や、男の子にもピッタリだと思います。
使用した素材
綿ポリ 交織 ダンガリー 無地 全48色 #121-#129カラー 50cm単位 110cm幅 【商用可能】
表側生地:ペールグレー 50㎝
商品番号 4500-a ¥627税込
綿ポリ ウィンドウチェック 50cm単位 112cm幅
切り替え生地:ネイビー50㎝
商品番号 8000-29 ¥550税込
綿ポリ 交織 ダンガリー ギンガムチェック 50cm単位 110cm幅 【商用可能】
アップリケ生地:12㎜/ダークグレー 50㎝
商品番号 4520 ¥550税込
綿ポリ 交織 ダンガリー キルト 50cm単位 106cm幅 【商用可能】
内側生地:ネイビー 1m
商品番号 4500-quilt ¥847税込
アクリル 持ち手 テープ 25mm 【商用可能】
ネイビー
商品番号 aq-tape-25 ¥242税込
お子様の好きな形のアップリケで、世界で1つだけのレッスンバッグを作ってみてください♪
今回使った素材
綿ポリ 交織 ダンガリー 無地 50cm単位
ピンク
商品番号 4500 ¥550税込
綿ポリ 交織 ダンガリー 無地 全48色 #121-#129カラー 50cm単位 110cm幅 【商用可能】
ペールラベンダー
ペールグレー
商品番号 4500-a ¥627税込
綿ポリ 交織 ダンガリー ストライプ 50cm単位 110cm幅 【商用可能】
5㎜/ペールラベンダー
商品番号 4510 ¥550税込
綿ポリ 交織 ダンガリー ギンガムチェック 50cm単位 110cm幅 【商用可能】
5㎜/みずいろ
12㎜/ダークグレー
商品番号 4520 ¥550税込
コットン 生成りキルト 1mカットクロス 【商用可能】
商品番号 3000-20-quilt ¥1,100税込
綿ポリ 交織 ダンガリー キルト 50cm単位 106cm幅 【商用可能】
ネイビー 1m
商品番号 4500-quilt ¥847税込
アクリル 持ち手 テープ 25mm 【商用可能】
ベージュ
ピンク
ネイビー
商品番号 aq-tape-25 ¥242税込
アイロンを滑らせないでぎゅっと押さえるときれいに貼ることができます。