たっぷりのギャザーとフリルで、着たときのかわいさは国宝級!
マルイシオリジナル型紙で作るエプロンワンピースの紹介です。
サイズは90~150サイズまで。選ぶ生地次第で、おままごとから特別な日の衣装まで、多用途に使えます。
ふんわり広がる綿ポリダンガリー
レース生地と合わせて
もくじ
準備するもの
・後ろベルトのゴム
- 型紙…バックリボンフリルエプロン
- 生地…100cm~(生地幅やサイズによります)
- ゴム…サイズによります。上記の表を参照ください。
その他、上記の材料と道具類を用意します。
バックリボンフリルエプロンの型紙
商品番号 5-007
エプロンにオススメの生地
綿ポリ 交織 ダンガリー 無地 全48色 #100-#120カラー 50cm単位 110cm幅 【商用可能】
商品番号 4500
使用カラー(イエロー、オフ白)
今回使用している生地はハリのある綿ポリダンガリーです。キャザーやフリルがしっかりしていてボリュームのある仕上がりになります。生地が重なって厚みが出る部分には、ミシン針は14号にするといいですよ。
綿ポリ 交織 ダンガリー ギンガムチェック 50cm単位 110cm幅 【商用可能】
商品番号 4520
使用カラー(イエロー)
イエローのエプロンは同じ色のギンガムチェックを一緒に使いました。
ギンガムの大きさも選べたり、ストライプ柄もあり、同色のさりげない生地合わせが可能です。
綿ポリ ハーフダンガリー 無地 50cm単位 110cm幅 【商用可能】
商品番号 new938-order-1
こちらは薄手の綿ポリです。たっぷりギャザーでも、ひだが美しく、落ち感のあるフォルムに仕上がります。本当にシワになりにくいので、洗濯してもキャザーやフリルが作りたてのふんわり感が維持します!アイロンは中温まで。
バックリボンフリルエプロンの制作の流れ
ざっと流れを把握しましょう
- 型紙を用意する
- 下準備(裁断、印つけ)
- 肩ひもを作る
- 見頃を作る
- スカートを作る
- 身頃とスカートをつなげる
- 後ひもをつける
では、ひとつひとつ進めていきましょう。
型紙を用意する
型紙は生地のマルイシオリジナルのバックリボンフリルエプロンです
バックリボンフリルエプロンの型紙
商品番号 5-007
数種類のサイズが記載された型紙なので、その上に紙をのせ、必要なサイズの線だけを書き写していきます。
紙は何でもいいですが、ハトロン紙はコピー用紙より透けて、トレーシングペーパーより丈夫なので、型紙を写すのにオススメです。
縫い代線のほかに、生地の方向の矢印や、印などを書き込みます。
内側の出来上がり線(縫い線)は写さなくても特に問題ありません。
書き写した縫い代線を紙用のハサミでカットします。
肩フリルは1枚仕立てと2枚仕立ての2種類があります。
ハリのある生地やレース生地は1枚仕立て、柔らかい生地は2枚仕立てで作ります。どちらか一方をお好みで選んでください。1枚仕立ての場合のパーツ名は”レースフリル”です。
下準備(裁断、印つけ、アイロン)
布を切る
生地を半分に折りたたんで、型紙を置いてください。
型紙の矢印と生地の方向をそろえて置きます。(布目線)
生地の折り目に「わ」の部分を当てます。
写真の後ひものように、同じパーツを2枚(左右対称1枚ずつ)切り取るときも、布が重なった状態で型紙を置き、同時に2枚切ります。
まち針で止めるか重りをのせて、ずれないように裁断します。
できるだけ布を動かさず、布を中心に体の方向を変えながら切りましょう。
反時計回りに切り進むと、生地が浮かずにきれいに切れます
「わ」の部分は切りません。
切りながら、マスキングテープやシールなどでパーツの上下、前後、表裏が分かるようにしておくと、ミスを防げます。
ロータリーカッターがあると便利です
印をつけます
印のあるところに、型紙ごと数ミリの切り込み(ノッチ)を入れます。
ノッチはギャザーを寄せると見つけづらくなるので、肩フリルと前スカートの上部の印は、ノッチにさらに色付けします。
肩ひもを作る
まず、肩フリルを2枚作る
肩フリルは2枚仕立てと1枚仕立ての2種類の作り方があります。
ハリのある生地やレース生地は1枚仕立て、柔らかい生地は2枚仕立てで作ります。どちらかお好みで選んでください。
1枚仕立ての場合(型紙パーツ名:レースフリル)
1cmの三つ折りにし、直線縫いします。
直線縫いの縫い幅は、布端と針板のガイド線を見て縫います。
針や布端の位置を調整して、幅を決めます
縫いはじめと縫い終わりは返し縫いをします。
カーブの部分は粗ミシンします。
粗ミシンの方法は次の2枚仕立てのところに詳しく書いてありますので、続けてご覧ください。
2枚仕立ての場合
肩フリルを半分に折ってアイロンをかけます。外側が表です。
ついでに、後ベルトも半分に折ってアイロンし、後中心(折り目のほう)に印を書き込みます。
肩フリルにギャザーを寄せる
ギャザーは、上糸を弱くし、大きめの針目で2本ミシンをかけます。(粗ミシン)
1本目は縫い代の中間、2本目は出来上がり線(縫い線)のすぐ外側にかけます。
出来上がり線は書き込んでいませんが、布端から1cmのところなので、1本目は0.5cmあたり、2本目は1.2cmにかけます。
縫い始め、縫い終わりは返し縫いしないで、糸は長めに残しておきます。
下糸2本を一緒に引くと、ギャザーが寄ります。
肩ひもに肩フリルをつける
肩ひもの印と肩フリルの印を合わせてまち針をし、ギャザーを調節します。
右肩ひもも左肩ひもも同様に進めます。
調節したギャザーをアイロンで潰すと縫いやすくなります。
縫い代0.5cmで直線縫いします。(仮止め)
ギャザー用のミシン設定を解除し、縫い始めと縫い終わりは返し縫いをしましょう。
もう1枚の肩ひもでフリルを挟んで中表に、縫い代1cmで縫います。
手のひらを合わせるように生地の表同士を内側で合わせることを中表といいます。
肩フリルを外側に出して、折り目にアイロンをかけ、ステッチをかけます。
ステッチとは
折り目を落ち着かせるときなどにかける直線縫いのことで、端から0.1~0.3cmほどのところを縫います。
下の写真を参考に、肩ひものフリルのついていないほうを1cm幅で内側に折り込みます。
ステッチをかけます。
左右同様に縫って肩ひもの完成です。
外側に出ている粗ミシンの糸はほどいておきます。
身頃を作る
前身頃に肩ひもをつける
赤線の部分を中表で合わせます。
前身頃の角から1cm離して肩ひもを仮止めします。
見返しを前身頃と中表で合わせます。
赤い点線を縫い代1cmの幅で縫います。
フリルを巻き込まないように避けながら、前身頃と見返しのみ縫うようにします。
カーブと角に切り込みを入れ、表に返します。
前身頃に後ベルトをつける
前身頃と見返しの脇を開き、後ろベルトと中表に合わせます。
ベルトの折り目に沿って形を整えます。
お好みでステッチをかけます。なくてもOK。
スカートを作る
①前スカートと後スカートの両脇を中表で直線縫いし、2枚一緒に縫い代にジグザグミシンをかけます。
②レイヤーの両脇と裾の3辺を1cmの3つ折りで縫います。
③前スカート部分とレイヤーを重ね、キャザーを寄せます。(粗ミシン)
肩フリルと同様に、ミシンの設定を変更しましょう。
後スカートにはギャザーは寄せません。
後スカートは避けて縫います
糸を引いて、ギャザーを前身頃の幅まで寄せます。
身頃とスカートをつなげる
印を合わせてまち針で止めます。
最初は後ベルト部分のみ縫います。
前スカートのほうはまだ縫いません。
後ベルトにゴムを通す
サイズごとの指定の長さのゴムを用意します。
前見返しと前身頃の隙間からゴムを入れ込みます。
ゴムの端を1cm残して、脇の縫い目の上に1本、その0.5cm横に1本直線縫いします。
出口のほうも同様に、ゴム端を1cm出して縫いつけます。
後ベルトにだけゴムが通り、後スカートがつながった状態です。
前スカートと前身頃を縫い合わせる
前スカート側を縫い代1cm幅で直線縫いし、ウエスト1周の縫い代にジグザグミシンをかけます。
後ベルトにはゴムが通っていて縫いにくいですが、部分的にゴムを伸ばしながら、少しずつ縫い進めます。
縫い終わったら、縫い代の外側に出ている粗ミシンの糸をほどきます。縫い代の中にある糸は無理にほどかなくて大丈夫です。
後ひもをつける
後ひもを2本つくる
写真のとおりにアイロンで折ったら、ステッチをかけます。
折っていない1辺にはかけません。
肩ひもと後ひもを仮止めする
赤丸の部分の作業をします。
肩ひもを1cm重ねて0.5cm幅で仮止めします。
その上に後ひもを重ねて0.5cm幅で仮止めします。
生地が重なって厚くなってくるので、ゆっくり針を進めます。
厚みがあるせいでミシン目が飛んでしまう場合は、縫うスピードを落としたり、針や糸を厚地用に替えるなど工夫してみてください。
後ベルトと縫い合わせる
印をつけておいた後ろベルトの後ろ中心に合わせ、ゴムを避けて0.5cm幅で縫います。
縫い目で折り返して形を整え、ステッチします。
完成
裾を1cmの3つ折りにして、完成です。
エプロンに使いやすい生地
綿ポリ 交織 ダンガリー 無地 全48色 #100-#120カラー 50cm単位 110cm幅 【商用可能】
商品番号 4500
使用カラー(イエロー、オフ白)
綿ポリ 交織 ダンガリー ギンガムチェック 50cm単位 110cm幅 【商用可能】
商品番号 4520
使用カラー(イエロー)
綿ポリ ハーフダンガリー 無地 50cm単位 110cm幅 【商用可能】
商品番号 new938-order-1
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