今回はマルイシオリジナル型紙「親子お揃いファーサコッシュ」の作り方をご紹介します。
ふわふわのファー生地を使用すると簡単シンプルなデザインでも秋冬の存在感抜群のかわいいサコッシュが完成しますよ!
ママの真似っこが大好きなおしゃれでおませなお子様もきっと喜ぶ親子お揃いファーサコッシュ、ぜひ作ってみてください♪
もくじ
準備するもの
- マルイシオリジナル型紙:親子お揃いファーサコッシュ
- 表生地 ファー50cm
- 裏生地 50cm
- 接着芯 50cm(裏地がハリのある生地の場合はなくてもOK)
- マグネットボタン 1個
- 25mmDカン 2個
- チェーン
- チャコペン
- クリップ(マチ針でもOK)
- 目打ち
- トンカチ
- ハサミ
- 定規
- 糸
- アイロン
- ミシン
ファーサコッシュを作るのに使った材料
今回は、こちらの型紙を使用して作っていきます。
商品番号 10-036
商品番号 83-st3338
表生地 :チョコレートオター
金属 Dカン 25mm アンティークゴールド 3個入 【商用可能】
商品番号 d-kan-25-1
商品番号 chain-120cm
早速、ファーサコッシュを作ってみよう
ファーバッグ作りをするのには、8つの工程があります。
- 型紙を用意する
- 裁断する
- 接着芯を貼る
- タブを作る
- 表本体を縫う
- 裏本体を縫う(マグネットボタンをつける)
- 表生地と裏生地を合わせて縫う
- 表に返して、返し口をとじる
それでは、一つ一つの工程をゆっくりみていきましょう。
1.型紙を用意する
型紙は生地のマルイシオリジナル型紙「親子お揃いファーサコッシュ」です。
商品番号 10-036
縫い代付きの型紙になっていますので、外側の線に沿ってカットして使用します。
本体(表・裏・接着芯共通)、タブの2つのパーツを切り取りましょう。
2.裁断する
裏生地を耳と垂直に折り、型紙の「わ」の部分を折り目に合わせて固定します。
縦の端のフリンジ状になっているところを「耳」と言います。
この型紙は縫い代込みです。型紙に沿って裁断しましょう。
残った部分でタブ2枚も裁断します。
接着芯も裏生地と同じように裁断しましょう。
表生地のファー生地は、パターンの「わ」の部分で上下対称になるようにチャコペンで型紙に沿って描きます。
ファー生地は半分に折って2枚重ねで綺麗に裁断するのは難しいので、先にチャコペンで描いて1枚ずつ裁断するのがおすすめです。
ファー生地の裏側からできるだけファーを切らないで生地だけを切るように裁断しましょう。
裁断しました。
ファーが厚いので、縫い代部分、周囲1cmずつの毛をハサミで刈っておくと縫いやすいですよ!
3.接着芯を貼る
裏生地とタブにしっかりタイプの接着芯を貼ります。
裏生地にハリがある生地を使用する場合は、接着芯は貼らなくてもOKです!
裏生地の裏側に接着芯をキラキラした糊のついた面を下にして置きます。
アイロンの中温で1箇所につき10秒程度、グッと上から押さえるようにして貼り付けます。
「10秒経ったら次の箇所に移動する」を繰り返して全面にしっかりと貼り付けましょう。
最後に浮いている箇所がないか表から確認して、ポコポコしている箇所があったらもう一度しっかりと貼り直します。
接着芯を貼る前に生地にアイロンをかけて平らにしておくと、きれいに貼ることができますよ!
裏地がハリのある生地で、接着芯を貼らない場合も、マグネットボタン付け位置に2cm角の接着芯を貼るのがおすすめです。
左のミニサイズは接着芯なし(マグネット部分のみ貼付)、右側のノーマルサイズは裏生地全面に接着芯を貼って作っています。
右側は裏地がしっかりしているのに対して、左側はくたっとしていますね。
接着芯を貼っていないほうは、マグネットボタンを開閉する際に裏地がついてきて少し開けにくい感じがあります。
お好みですが、裏地に綿ポリダンガリーや薄地の生地を使用する場合は接着芯を貼った方が使いやすそうです。
4.タブを作る
タブの両端を中心に向かって裏側にアイロンで折ります。
布端から5mmのところをミシンで縫います。
タブをDカンに通して半分に折り、縫い代5mmで縫って仮止めします。
布端から5mmのところを縫うことを縫い代5mmで縫うと言います。
ミシンのガイド線に合わせて縫いましょう。
5.表本体を縫う
表生地を中表に半分に折り、両端をクリップで固定します。
縫い代1cmで縫いましょう。
6.裏本体を縫う
裏本体を縫う
裏生地を中表に合わせてマチ針で固定します。
返し口を10cmから13cm程度あけて、縫い代1cmで縫います。
ノーマルサイズで裏生地に接着芯を貼った場合は、13cm程度あけると返しやすいです。
縫い代をアイロンで開きます。
マグネットボタンをつける
中心の布端から2cmのところにマグネットボタンの裏側のパーツを合わせて穴にチャコペンで印をつけます。
印をつけたところを折り、ハサミで切り込みを入れます。
切り込みに表からマグネットボタンの表パーツを差し込みます。
裏生地の裏側からマグネットボタンの裏側パーツを足に差し込み、木槌などで足を倒します。
足を倒した後はこのような状態になります。
反対側も同じようにマグネットボタンをつけます。
タブを仮止めする
裏生地の表側にタブの中心を脇の縫い目に合わせて固定します。
縫い代5mmで縫って仮止めします。
7.表生地と裏生地を合わせて縫う
裏生地を表に返して、表生地の中に入れます。
表生地と裏生地の両脇の縫い目と縫い目を合わせて、クリップまたはマチ針で表生地と裏生地を中表に固定します。
縫い代1cmでぐるりと一周、縫いましょう。
裏生地の裏側を上に向けて内側を覗き込むように縫うと縫いやすいですよ!
8.ひっくり返して返し口を閉じる
返し口からひっくり返します。
返し口をコの字綴じで閉じます。
縫い終わりは玉止めをしたら縫い目の間から針を中に入れて、外に出したらギリギリのところでカットしましょう。
縫い込まれてしまったファーは、目打ちなどで引っ張り出して整えましょう。
\完成です/
ノーマルサイズとミニサイズのサイズ感の違いはこちらです。
重ねても置いても、極厚のファーがとってもかわいいですね♪
4歳98cmの子供にミニサイズを持たせてみました。
小さい子供ってバッグ好きですよね。
お気に入りのおもちゃやおやつを入れるマイバッグがママとお揃いのおしゃれなファーバッグだったら大喜びしますよ!
荷物の多い小学生女子には大きい方のサイズでも。
姉妹お揃いにしてもかわいいです♪
大人が持つとこれくらいのサイズ感です。
大きすぎず小さすぎず、ファーバッグを持つと一気に冬っぽいコーディネートになりますね♪
\バッグの中身公開/
ノーマルサイズは、二つ折りのお財布、キーケース、スマホ、タオルハンカチなど、ちょっとしたお出かけに必要なものがぴったり収まります!
入れてみました。
マグネットボタン付きなので自転車に乗るときなどにも安心です!
ミニサイズはお財布を抜いて、スマホ、キーケース、タオルハンカチを入れています。
お子様のサコッシュとしてだけでなく、大人の方のスマホサコッシュとしてもお使いいただけるサイズ感です!
ぜひお好みのサイズで作ってみてください♪
ファーバッグを作るのに使った材料
商品番号 10-036
金属 Dカン 25mm アンティークゴールド 3個入 【商用可能】
商品番号 d-kan-25-1
商品番号 chain-120cm
ふわふわでずっとすりすりしていたくなるフェイクファーです。